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2025.1.27

ゴミ屋敷・汚部屋の違いは?片付けのプロが教えるリスクと対処法

「汚部屋とゴミ屋敷の違いって…?私の部屋は、まだ自力で片付けられる?」
「汚部屋やゴミ屋敷にしたって誰にも迷惑かけないじゃん、どんなリスクがあるの?」

実は、部屋の散らかり具合には段階があり、軽度な「汚部屋」から深刻な「ゴミ屋敷」まで、その状態は様々です。

本記事では、片付けのプロフェッショナルとして多くの現場に携わってきた経験から、汚部屋とゴミ屋敷の違いや、それぞれの状態がもたらすリスク、そして具体的な対処についてご説明します。

ゴミ屋敷と汚部屋の違いを5段階レベルで徹底解説

ゴミ屋敷と汚部屋の違いを5段階レベルで徹底解説

部屋の散らかり具合は、一概に「汚い・きれい」と二分できるものではありません。

そこで、実際の現場経験に基づいて、5段階のレベル分けで詳しく解説していきます。

このレベル分けを知ることで、あなたやご家族の生活環境が今どのような状態にあるのか、客観的に把握することができます。

1. レベル1:部屋が散らかっている状態

レベル1は、日常的な生活の中で起こりうる程度の散らかった状態です。

洗濯物が畳まれずにソファーに置きっぱなしになっていたり、書類や雑誌が机の上に広がっているような状態がこれにあたります。

この段階では、まだ「汚部屋」と呼べるほどの深刻さではなく、2〜3時間程度の片付けで元の状態に戻すことができます。

2. レベル2:床にものが積み重なっている状態

床にものが積み重なり始めると、「汚部屋」の初期段階、もしくは「ゴミ屋敷」への移行期と考えられます。

使用済みの衣類や空き箱、書類などが床に直置きされ、積み重なっている状態です。

この段階では、掃除機をかけることも難しくなり、埃の蓄積や衛生面での問題が出始めます。

休日1日かけての片付けが必要になってくる状態といえます。

3. レベル3:歩行が困難な状態

部屋の中を歩くのに迷路のようにものを避けて通らなければならない状態は、明確な「ゴミ屋敷」の兆候です。

床一面にものが広がり、わずかな通路のみが確保されている状況なので生活にも支障が出ています。

この段階になると、トイレやお風呂が使いにくくなったり、部屋での転倒のリスクも高まります。

歩行が困難なレベルに達していると自力での片付けが困難なので、専門業者への相談を検討すべきです。

4. レベル4:悪臭や害虫が発生している状態

生活ゴミの放置や腐敗物の蓄積により、部屋から悪臭が漂い始めた状態は、深刻な「ゴミ屋敷」の段階です。

ゴキブリやネズミなどの害虫・害獣が発生し、その糞害による健康被害も懸念されます。

この段階では、カビや細菌の繁殖により室内の空気環境が著しく悪化しており、居住者の健康に直接的な影響を及ぼす可能性が高くなっています。

専門業者による緊急的な介入が必要で、害虫駆除と並行した徹底的な清掃が必要です。

ゴミ屋敷に発生しやすい害虫とその対処法は、ゴミ屋敷で虫を見つけたら?発生する害虫の種類と放置してはいけない理由をご覧ください。

5. レベル5:住居外部まで影響が及んでいる状態

最も深刻なレベル5は、問題が住居の外部にまで波及している状態です。

悪臭が階下や隣室に漏れ出し、害虫が他の住戸に移動するなど、近隣住民への被害が発生している段階です。

このレベルになると管理会社に隣家から通報が入る場合が多く、最悪の場合は強制退去を求められる可能性もあるでしょう。

このように「汚部屋」は放置すると確実に「ゴミ屋敷」へと進行していきます。

些細な散らかりから始まり、徐々に状況が悪化していくため、早期発見・早期対応が非常に重要です。

ゴミ屋敷の異臭の原因、リスクについてはゴミ屋敷から異臭がする…自力での応急処置とプロに依頼するメリットをご覧ください。

ゴミ屋敷・汚部屋が及ぼす深刻な影響とリスク

ゴミ屋敷・汚部屋が及ぼす深刻な影響とリスク

ゴミ屋敷や汚部屋の状態が続くと、居住者本人だけでなく、周囲にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。

以下では、特に注意が必要な5つの重大なリスクについて詳しく解説します。

リスク1. 火災発生のリスク

大量の可燃物が室内に積み重なった状態は、火災が発生した際に急速な延焼を引き起こす危険性が極めて高くなります。

特に配線周りにゴミが堆積していると、ショートによる発火の可能性があり危険です。

たばこの不始末と合わせて、火災の主要な原因となっているので、ゴミ屋敷に住んでいる方は特に火災に注意しなければなりません。

火災はあなただけの問題でなく、近隣の方にも影響を及ぼす可能性があるリスクなので、早急に対応しましょう。

リスク2. 健康被害と衛生問題

換気不足の密閉空間では、堆積したホコリやカビの胞子が空気中を浮遊し、呼吸器系疾患を引き起こす可能性があります。

汚部屋やゴミ屋敷が原因で喘息になったりするケースもあるので、マメな換気は欠かせません。

また、害虫やネズミが運ぶ病原菌による感染症のリスクも高まります。

長期的な居住により、気づかないうちに深刻な健康被害が進行している可能性があるため、特に注意が必要です。

リスク3. 害虫・ネズミの繁殖

害虫やネズミの繁殖は、物件の価値を著しく低下させる深刻な問題となります。

当社が対応した事例では、壁一面にゴキブリの糞が付着していた物件もあり、駆除後も建材の交換が必要になるケースがありました。

さらに、害虫やネズミは隣接する住居にも移動するため、建物全体の環境衛生を脅かす原因となります。

一度繁殖が始まると完全な駆除が困難になるため、早期発見・早期対応が極めて重要です。

リスク4. 近隣トラブルと法的問題

ゴミ屋敷の状態が続くと、必然的に近隣住民との軋轢が生じてきます。

悪臭の問題はもちろんのこと、敷地境界線までゴミが積み上げられることによる境界争いなど、様々なトラブルの火種となります。

最悪の場合、法的措置を講じられる可能性もあり、賃貸物件では契約解除事由となることもあります。

リスク5. 精神的ストレスと社会的孤立

ゴミ屋敷に住み続けることは、居住者の精神衛生にも大きな影響を及ぼします。

人を家に招けない状況が続くことで社会的な孤立を深め、それがさらなるストレスを生み、片付けへの意欲を失わせるという悪循環に陥りやすくなります。

この状態が続くと、うつ病などの精神疾患を引き起こすリスクも高まり、専門家による介入が必要になるケースすらあるでしょう。

ゴミ屋敷・汚部屋になる原因と心理的背景

ゴミ屋敷・汚部屋になる原因と心理的背景

ゴミ屋敷や汚部屋は、単なる「怠け」や「だらしなさ」が原因ではありません。

まずはあなたがどうして部屋を汚くしてしまうのか、その原因や心理的な背景を把握して解決策を探しましょう。

1. 心理的な背景と生活習慣の乱れ

ものを捨てることへの不安や執着が、溜め込みの原因となることがあります。

「いつか使うかもしれない」「もったいない」という考えが、不要なものを手放せない状況を作り出します。

あなたの親が「もったいない」が口癖であったり、ものを捨てて怒られた経験があるのかもしれません。

また、生活リズムの乱れにより、整理整頓の習慣が失われてどんどん部屋が散らかっていく人も多いです。

生活習慣が乱れると自律神経にも悪影響を生じ、落ち込みや抑うつ症状のようなものが現れて片付けができなくなっていきます。

2. 精神疾患との関連(ADHD・うつ病など)

ADHDの方は、ものの管理や整理が苦手な傾向にあり、知らず知らずのうちにものが溜まっていきやすい特徴があります。

片付けを始めても気が散ってしまい、片付けを完了させられない方も多いです。

うつ病の場合は、日常的な片付けの意欲が低下し、徐々に部屋の状態が悪化していくことがあります。

このような場合は医療機関との連携を図りながら、症状の改善から着手しなければなりません。

ゴミ屋敷と病気の関係性については、ゴミ屋敷の原因は病気かも?よくある病気の種類と解決策をご覧ください。

3. 高齢化による身体機能の低下

加齢に伴う体力や筋力の低下により、日常的な掃除や片付けが困難になってくることがあります。

特に、重いものを持ち上げたり、しゃがんでの作業が難しくなることで、徐々にモノが溜まっていく傾向にあります。

また、視力の低下により、細かな整理が難しくなることも、状況悪化の一因です。

実際に筆者の祖母も目が悪くなるごとにホコリが視認できなくなり掃除をしなくなっていきました。

4. 仕事や育児による時間不足

長時間労働や不規則な勤務体系により、家事に充てる時間が慢性的に不足している状況も見られます。

特に、育児と仕事の両立では、必要最低限の家事で精一杯となり、整理整頓まで手が回らなくなることがあります。

休日も疲労回復に充てざるを得ず、片付けの優先順位が下がっていくケースが多いです。

5. 片付けのスキル不足による悪循環

ものの適切な分類方法や収納のコツを知らないために、効率的な片付けができない場合があります。

また、一度片付けても長続きしない原因として、収納スペースの使い方やものの配置に関する基本的なスキルが不足していることが挙げられます。

この状況が続くと、「片付けても無駄」という諦めの気持ちが生まれ、どんどん状況が悪化していくケースが多いでしょう。

その他部屋を汚くしてしまう原因については、汚部屋の原因は病気?性格?見分け方や良くある病気の種類と特徴で紹介しています。

【実は女性に多い】ゴミ屋敷・汚部屋に陥りやすい女性の特徴と対策

【実は女性に多い】ゴミ屋敷・汚部屋に陥りやすい女性の特徴と対策

実際の現場対応から、ゴミ屋敷・汚部屋の問題は女性に多く見られる傾向があります。

その背景には、女性特有の生活パターンや心理的特徴が関係しています。

1. 女性特有の収集癖の傾向

女性は「思い出」や「感情的な価値」を大切にする傾向が強く、使用頻度の低いものでも手放せなくなりやすい特徴があります。

特にアパレル用品や雑貨類、手作り品など、感情的な愛着のあるものが溜まりやすくなります。

また、セール品やお買い得品への関心が高く、「いつか使うかもしれない」という期待から、不要なものまで保管してしまうケースが多く見られます。

2. 一人暮らしで陥りやすい状況

一人暮らしの女性は、外部からの目が届きにくく、部屋の状態が徐々に悪化していきやすい環境にあります。

特に、防犯上の理由からカーテンを閉め切りがちになり、それが換気不足やものの溜め込みを加速させる要因となっています。

また、重いものの処分や大掃除などの力仕事を一人で行うことが難しく、必要な片付けが先送りになりがちです。

3. 仕事と家事の両立による時間不足

フルタイムで働く女性の多くは、仕事と家事の両立に追われ、整理整頓に時間を割くことが困難な状況に陥りやすくなっています。

特に残業や不規則な勤務がある場合、帰宅後の疲労から「とりあえず置いておく」が癖になり、徐々に部屋が汚くなってしまうのです。

また、休日も家事や身の回りの用事で埋まってしまい、本格的な片付けに取り組む余裕が持てない状況が続きます。

4. 感情的な価値付けによる溜め込み

女性はものに対して感情的な価値付けをする傾向が強く、特に思い出の品や贈り物に強い愛着を持ちやすい特徴があります。

「あの時の記念」「誰々からもらった大切なもの」という感情的な理由で、実用性や必要性を超えて保管を続けてしまうケースが多く見られます。

もう使わないのに感情が邪魔して捨てられないという心理から、部屋が汚部屋やゴミ屋敷医になってしまうでしょう。

5. 女性向け片付けサポートの活用法

近年では、女性特有の悩みに寄り添った片付けサービスや収納アドバイザーなど、専門的なサポート体制が整ってきています。

これらのサービスでは、単なるものの整理だけでなく、心理面のケアや生活習慣の改善まで含めた総合的なアプローチが可能です。

また、同性スタッフによる対応で、デリケートな私物の整理なども安心して依頼することができます。

弊社でも女性からのゴミ屋敷の片付けのご依頼には、女性スタッフの派遣が可能です。

ナプキンが散らかっていて恥ずかしいなどのお悩みを持つ方でも、気軽にご相談ください。

女性に多い汚部屋の原因や対策は、一人暮らし女性は汚部屋率が高い?原因となる心理や行動と片付け方で解説しています。

ゴミ屋敷・汚部屋を自力で片付けるか業者に依頼するかの判断基準

ゴミ屋敷・汚部屋を自力で片付けるか業者に依頼するかの判断基準

ゴミ屋敷・汚部屋の片付けを自力でしたいと考えている方もいるでしょう。

しかし、多くの場合は自力での片付けが難しい場合が多いです。

どのようなケースで自力での片付けが可能なのかを説明します。

1. 自力での片付けが可能なケース

軽度の汚部屋であれば、自力で片付けることが可能です。

部屋の中に衣類や本など、乾いたゴミが散らかっている状態であれば自力で片付けられるでしょう。

乾いたゴミは生ゴミ等よりも片付けが簡単で、その後の清掃作業も簡単な拭き掃除で終わるからです。

ただし、ゴミが足首の高さよりも上まで蓄積しているような状態、ゴミの量が多すぎて部屋と部屋の移動が難しいような状態の場合は自力での片付けはまず不可能です。

2. 即座に業者依頼が必要な状況

速やかに片付けの専門業者へ依頼した方が良いのは、以下のような部屋の状態です。

  • 生活ゴミの蓄積により悪臭が発生している
  • 害虫や害獣の発生が確認されている場
  • ものの山が崩れる危険性がある
  • 床が見えないほどゴミが堆積している
  • カビや菌の発生が見られる場合

上記に当てはまる場合は汚部屋のレベルは超えており、ゴミ屋敷の中でもかなり重度の状態です。

片付けによる事故や健康リスクがあるので、専門的な装備がない方の掃除はおすすめできません。

3. 緊急性がある状態とは

特に以下のような状況は、早急な対応が必要な緊急事態と考えられます。

  • 積み上がったものが崩れ落ちそう
  • 室内で喫煙しており、周りの可燃物が積み重なっている
  • 子供やペットと暮らしている
  • 悪臭や害虫で近隣からクレームが入っている

このような状態を放置すると、生命に関わる事故が起こりかねません。

また、ゴミ屋敷のような不衛生な環境は子供やペットなどに深刻な健康被害を与えるリスクがあるため、放置せずすぐにでも業者を呼んで片付けをしましょう。

そのまま放置すると、子供やペットと暮らせなくなる可能性があります。

さらに、悪臭や害虫で近隣からクレームが入っている場合も、すぐに業者へ連絡をしましょう。

放置しておくと管理会社から退去通告をされたり、隣人の気性によっては怒鳴り込まれるなどの深刻なトラブルになる可能性があります。

ゴミ屋敷にペットと暮らす危険性は、ペットがいるゴミ屋敷は危険!早急に片付けるべき8つの理由と解決法で紹介しています。

4. 部屋の広さによる判断の違い

汚部屋やゴミ屋敷の間取りが広ければ広いほど、自分での片付けは難しくなります。

1K程度ならゴミ屋敷でも片付けられる可能性がありますが、それ以上の間取りではゴミが多すぎて個人でゴミを捨てて、掃除まで済ませるのは難しいです。

そもそも汚部屋やゴミ屋敷にしてしまう人は片付けが苦手な方が多いので、専門業者へ依頼して一度部屋をリセットした方が良いでしょう。

5. 健康状態による判断基準

あなた自身の健康状態によっては、業者に依頼して徹底的に汚部屋やゴミ屋敷を片付けるべきです。

  • 慢性的に咳が出るなど、呼吸器に症状が出ている
  • 高齢や持病があり、長時間片付け作業ができない
  • 家に帰るとアレルギー症状が出る
  • 精神疾患の疑いがある

上記に当てはまる方は、一刻も早く不衛生な環境を改善して健康を取り戻す必要があります。

ゴミ屋敷に住んでいる方の呼吸器疾患は非常に多く、その部屋に住み続けている限り症状は改善しません。

また、年齢や持病がある方もそのままゴミ屋敷を放置すると健康被害を受けるリスクが高いので、業者へ依頼して早急に部屋をきれいにしましょう。

なお、身体的な症状だけでなく精神的な症状にも注意が必要です。

ゴミ屋敷は精神にも悪影響を及ぼすとされており、部屋が汚いことでさらに症状が悪化するリスクがあります。

ゴミ屋敷・汚部屋の間取り別料金相場

ゴミ屋敷・汚部屋の間取り別料金相場

ゴミ屋敷や汚部屋の片付けにかかる費用は、間取りや物量、作業の難易度によって大きく変動します。

ここでは、実際の実績に基づいた料金相場をご紹介します。

1. ワンルーム・1Kの料金

ワンルームや1Kのゴミ屋敷を片付ける際の一般的な相場は、5万円〜です。

汚部屋の場合は2万円程度で片付けられる場合もあるでしょう。

ただし、ワンルームであってもゴミの量が著しく多い場合などは費用が10万円を超えるケースもあります。

なお、便利屋サービス21では最低料金1.65万円から汚部屋・ゴミ屋敷の片付けに対応しています。

費用にはゴミの処分や簡易清掃も含まれているので、ぜひ一度ゴミ屋敷や汚部屋についてのご相談をお寄せください。

2. 2DK・3DKの料金

より広い間取りになると、それに応じて作業量も増加します。

2DKや3DKのゴミ屋敷の片付け費用は10〜30万円が相場です。

部屋が広くなるほどゴミの量も増え、作業人員が必要になるため費用は高くなります。

なお、ゴミ屋敷の状態がかなりひどい場合は特殊清掃が必要になるため、費用が50万円以上になるケースもあります。

広いゴミ屋敷・汚部屋の片付けを依頼する際は必ず業者に見積もりを依頼し、必要な費用を把握してから作業してもらいましょう。

3. 一戸建ての料金と注意点

状態 間取り 費用相場(税込) 作業人数 作業時間
ゴミ屋敷 3LDK・4DK 17万円〜50万円 3〜7名 5〜12時間
重度のゴミ屋敷 4LDK・5K 40万円〜80万円 4〜10名 6〜15時間

庭付き一戸建ての場合は間取りが広く、2階からゴミや家具の運び出しが発生することもあり、費用が跳ね上がります。

また、屋外の片付けや草刈りなども必要となるため、上記の費用にさらに追加料金が発生することがあります。

正確な費用については、必ず現地での見積もりが必要です。

一軒家の片付け相場については、一軒家の片付け費用の相場と3つの節約術|プロ依頼と自力対応を比較をご覧ください。

ゴミ屋敷・汚部屋のお金がない方向けの対策方法

ゴミ屋敷・汚部屋のお金がない方向けの対策方法

「ゴミ屋敷や汚部屋の片付けをしたいけどお金がない」と悩む方に向けて、なるべく費用を抑える方法や助成金について解説します。

1. 市区町村の支援制度の活用方法

多くの自治体では、一定の条件を満たす方への支援制度を設けています。

高齢者で施設へ入所することを条件に、現在住んでいる家の片付けを補助してもらえる制度などを利用しましょう。

また、障害をお持ちの方は、障害福祉サービスの家事援助を活用できる場合があります。

なお、所有するゴミ屋敷が空き家で今後売却や賃貸の予定がある方は、空き家バンクへの登録で片付けの助成金を受けられる可能性があるので登録を検討してみましょう。

2. 生活保護受給者向けサービス

生活保護を受給されている方向けに、特別な支援制度が用意されているケースがあります。特に施設入所が決まっている場合、退去に伴う片付け費用の補助を受けられる自治体が多いです。

ただしこれらの支援を受けるためには、福祉事務所への事前相談と、一定の条件を満たす必要があります。

自治体の窓口やケースワーカーに相談して、ゴミ屋敷の片付けに対しての補助があるか聞いてみましょう。

3. 買取可能なものの現金化

部屋に眠っている貴金属や、状態の良い家電製品、ブランド品などは、リサイクルショップでの買取が可能です。

これらの売却代金を片付け費用の一部に充てることで、ゴミ屋敷・汚部屋の片付け費用を抑えることができます。

多くの片付け業者では同時に不用品買取サービスも実施しているので、片付けと査定を同時に受けると良いでしょう。

4. 分割払い可能な業者の利用

最近では、クレジットカード払いや分割払いに対応している片付け業者も増えています。

一度に大きな支出が難しい場合は、月々の支払いを分散させることで、支払いの負担を減らせます。

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なお、当社でも柔軟な支払いプランを用意しており、お客様の状況に応じた支払い方法をご提案可能です。

頭金0円、最大60回までの分割払いが可能なプランなので、ぜひご相談ください。

5. 自力でできる範囲の片付けを実施

片付け業者を呼ぶ前に自力でできる範囲の片付けを実施すれば、片付け費用を抑えられる可能性があります。

片付け業者へ依頼する作業量が減るほど、費用は下がるからです。

明らかなゴミの分別や、不要品の仕分けなど、比較的簡単な作業だけ済ませておきましょう。

お金がない方向けのゴミ屋敷の片付け方法は、お金がない人でもゴミ屋敷を片付ける裏技6選!節約しながら家を綺麗にも参考にしてください。

ゴミ屋敷・汚部屋を自力で片付ける具体的手順

ゴミ屋敷・汚部屋を自力で片付ける具体的手順

専門業者に依頼せず自力での片付けに挑戦される方のために、効果的な手順とポイントを説明します。

ステップ1. 事前準備と必要な道具を揃える

片付けを効率的に進めるためには、最初の準備が大切です。

まずは作業に必要な道具として、以下のような道具を集めておきましょう。

  • 厚手のゴム手袋
  • マスク
  • 防塵ゴーグル
  • 作業着
  • 大型ゴミ袋

また、分別作業を円滑に行うため、あらかじめ居住地域のゴミ分別ルールを確認し、収集日程も把握しておくことが重要です。

ステップ2. 可能なら害虫駆除を先にしておく

部屋の状態によっては、事前の害虫駆除が作業効率を大きく左右します。

作業中にゴキブリが動き回ると虫が苦手な方は都度手が止まり、作業効率が下がってしまうからです。

特にゴキブリの発生が確認される場合、まずは燻煙剤による駆除を実施することをおすすめします。

ただし、ものが多すぎて燻煙剤が効果的に行き渡らない場合は、片付けと並行して害虫対策を進める必要があります。

ステップ3.部屋中のゴミをひたすら収集・捨てる

初期段階では、明らかなゴミの撤去から始めることで、作業スペースを確保します。

生ゴミや使用済みの容器類など、迷わず処分できるものから着手すると疲れにくく、片付けが苦手な方でもある程度ゴミを処分できます。

この際一度に全てを片付けようとせず、区画を分けて少しずつ進めることで、途中で挫折してしまうリスクを下げられるでしょう。

まずは玄関、次はリビングなどセクション分けしながら、ゴミをひたすら捨てていきましょう。

ステップ4.ゴミがなくなった部屋を掃除する

ゴミの撤去が完了したら、床や壁の清掃を行います。

長期間の放置により、表面に付着した汚れや臭いの除去には洗浄と十分な換気が必要です。

特に床や壁のカビは健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、しっかりと除去してください。

なお、清掃作業中は必ずマスクをしてカビやホコリを吸い込まないように注意しましょう。

ステップ5.リバウンドしないための整理整頓を行う

最後に、今後の再発を防ぐための収納環境を整えます。

使用頻度の高いものは手の届きやすい場所に配置し、取り出しやすく戻しやすい環境を作りましょう。

特に、ものを取り出す際に他のものを動かす必要がある状況は、元の場所に戻さない原因となるため、収納場所の配置はよく考えてください。

また、日常的に使用するものは低い位置に、季節物などは上段に配置するなど、使用頻度に応じて仕分けをすると散らかりにくい部屋作りができます。

ゴミ屋敷・汚部屋に二度と戻らないための予防策

ミ屋敷・汚部屋に二度と戻らないための予防策

一度片付けを完了しても、適切な予防策を講じなければ同じ状況に戻ってしまう可能性があります。

ここでは、汚部屋・ゴミ屋敷の再発を防ぐための具体的な方法をご説明します。

1. 掃除やゴミ出しの習慣作りをする

日常的な清掃習慣を確立することが、ゴミ屋敷化の予防に最も効果的です。

毎日決まった時間に5分程度の簡単な掃除を行うことから始め、徐々に習慣化していきましょう。

特にゴミ出しについては、収集日を守ることを最優先とし、「溜めない」を基本原則として徹底することが重要です。

壁にカレンダーを貼ってゴミを出すのを習慣化したり、アラームをかけておくのもおすすめです。

2.動線を考えた収納術を実践する

日常的な生活動線を意識した収納計画を立てることで、ものが自然と定位置に戻る環境を作ることができます。

玄関からリビングまで、またリビング内での移動を妨げない収納配置を心がけましょう。

使用頻度の高いものは手の届きやすい場所に、季節物などの使用頻度の低いものは収納ボックスにまとめて保管するなど、メリハリのある収納方法を実践しましょう。

3. ムダな買い物を防ぐ対策をする

オンラインショッピングは便利な反面、時としてムダな買い物を招く原因となります。

ECサイトに登録されているクレジットカード情報を削除し、購入の際に都度カード情報を入力する手間を作ることで、衝動買いを抑制することができます。

また、キャッシュレス決済から現金決済への切り替えも効果的です。

実際に財布から現金を取り出して支払うことで支出を実感として捉えることができ、不必要な買い物を防ぐことができます。

4. 心理カウンセリングの活用

ものの溜め込みには、しばしば心理的な要因が関係しています。

買い物依存や不安障害などの問題がある場合は、専門家によるカウンセリングを受けることで、根本的な原因に対処できます。

当社では、心理カウンセラーの資格を持つスタッフが、片付けのアドバイスと併せて心理面のサポートも提供しています。

片付けの際にアドバイスもできますので、ご希望者の方は見積もり時にお申し付けください。

5. 家族・支援者との関係づくり

孤立は、ゴミ屋敷化の大きな要因の一つです。

定期的に家族や友人と交流を持ち、必要に応じて支援を求められる関係性を築くことが重要です。

積極的に友人や家族に連絡を取ったり、出かけて友人を作るように心がけましょう。

また地域のコミュニティ活動への参加や、同じような悩みを持つ方々との交流会への参加も、孤立を防ぐ効果的な方法となります。

また汚部屋やゴミ屋敷に戻らないためにも、周囲とのつながりを作ることにも挑戦してみてください。

ゴミ屋敷・汚部屋のお片付け24時の対応事例

埼玉県所沢市の保育士が住む散らかったワンルーム

【埼玉県所沢市】「心機一転、片付いたきれいな部屋で暮らしたい」保育士のワンルームにたまった不用品を回収

今回は保育士の方から、ワンルームがゴミ屋敷になってしまったので助けて欲しいとのご依頼をいただきました。

保育士の仕事のハードさから片付けの気力が失われ、部屋が汚部屋からゴミ屋敷になって行ってしまったお客様。

「きれいなお部屋で、心機一転やり直したい」とのことで、すぐに見積もりへ伺いました。

お客様のお部屋を拝見したところ、生ゴミ等はまだ少なく状態も軽度でしたので3名で1時間の作業で片付けが完了するとお見積り。

費用は5万円ということで了承いただき、後日伺って作業を開始しました。

ゴミ屋敷片付けに慣れたスタッフ3名での作業でしたので、みる見る不用品やゴミを回収でき、1時間ぴったりで作業が完了。

お客様が「部屋がきれいになってすごく嬉しいです!今後はこの部屋でまた頑張ります!」と笑顔になり、スタッフ一同もほっといたしました。

まとめ:ゴミ屋敷・汚部屋でお困りの方はお片付け24時へご相談ください

まとめ:ゴミ屋敷・汚部屋でお困りの方はお片付け24時へご相談ください

ゴミ屋敷や汚部屋の問題は、決して個人の怠慢や不注意だけが原因ではありません。

様々な生活環境の変化や心理的な要因が複雑に絡み合って発生する深刻な問題です。

重要なのは、単なる片付けにとどまらず、再発防止のための生活改善サポートまでを含めた総合的なアプローチです。

お片付け24時では、経験豊富なスタッフが親身になってご相談に応じます。心理カウンセラーの資格を持つスタッフも在籍しており、物理的な片付けだけでなく、心理面でのサポートも提供可能です。

ゴミ屋敷や汚部屋でお悩みの方、または、そのご家族の方は、一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。

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