「片付けを後回しにしていたらあっという間にゴミ屋敷になってしまった」
「部屋が散らかっているので、何となくその辺の袋にゴミを入れていたらひどい悪臭がするようになった」
そんなことはありませんか?
男性に比べて物が多く、身体や髪の手入れも行わなければならない女性の部屋は意外とゴミ屋敷になりやすいものなのです。
今回は女性のゴミ屋敷の特徴とその解決方法について解説します。
また、ゴミ屋敷を解消する方法についても説明していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
男性とは異なる女性のゴミ屋敷の特徴とは?
女性のゴミ屋敷には男性とは決定的に異なる部分がいくつもあります。
具体的にその特徴をいくつかご紹介しましょう。
服やコスメなどが大量に溢れている
女性のファッションは種類も多く、テイストやアイテムの幅が広いのが特徴です。
また、服に合わせて靴やバッグなどを合わせ、メイクも変えるという人も少なくありません。
そのため、どうしても服飾品やコスメの数が増えてしまいがちです。
そんな女性の部屋がゴミ屋敷になってしまうと、何がどこにあるのか分からなくなり、似たようなものを新たに買い込んでしまう原因となってしまうのです。
さらに、化粧水や乳液などはガラス製、メイク用品は金属・プラスチック・ガラスなどの素材が複数使われているなど、分別に困ることも多く、そのまま何となく溜まってしまうことも多くなっています。
雑誌や推しグッズなどが多い
最近の雑誌は付録がついていることが多く、それを目当てに購入する女性は少なくありません。
また、推しのグッズなども通販で購入する場合が多くなっています。
グッズが増えると同時に、段ボールや梱包材も出てしまうことになります。
部屋が散らかっているといつの間にか忘れられてしまい、他の物の下敷きになってしまいかねません。
また、読み終わった雑誌や段ボールは資源ゴミですので、一般の燃えるゴミとは回収日が異なるのが一般的です。
ある程度たまるまで部屋に置いておくことが多く、そのうちに忘れてしまってそのままになっていることもあります。
食べ残しやお菓子の袋などが散乱している
コンビニなどでお弁当を買うとき、パスタやドリア・サラダなどを買う女性は多いですよね。
しかし、これらは容器にソースやドレッシングなどが残りやすく、湿った状態で食べ終わることがほとんどです。
一般的なのり弁なども女性には量が多かったり、ダイエットのためにご飯を1/3程度残したりすることもあります。
また、お弁当などと一緒にお菓子やスイーツなども買ってしまうことも少なくありません。
クッキーやポテトチップなどは食べる時にかけらが落ちやすいものです。
時には途中まで食べて、後でまた食べようとして忘れてしまうことも多いでしょう。
スイーツ類はカップや包装紙にクリームなどが付きやすく、こちらもきれいに洗って捨てる人は少ないと考えられます。
食べ物は虫などのエサになりやすいだけでなく、カビが生えたり腐敗したりして悪臭が出やすくなります。
トイレや風呂場などが酷く汚れている
女性の場合、トイレや風呂・洗面所などが汚れやすい傾向があります。
トイレでは生理用品やおりものシートなどを一定期間置いておくことが多いですが、捨て損ねて放置されることもあるかもしれません。
風呂や洗面所ではメイク落としや洗顔料・シャンプーやコンディショナーなど使用するアイテムが複数あります。
髪を洗えば排水口に絡んだり詰まったりして水が流れなくなってしまうことも。
もっとひどくなると浴槽にゴミを置いてしまい、シャワーだけで済ますようになり、そのうちそのシャワーさえも使えなくなることも珍しくないのです。
賞味期限切れの食材が冷蔵庫の中身などに大量にある
普段はお弁当やお惣菜・外食などで済ませていても、時間がある時に急に「料理をしてみようかな…」と思うことがありますよね。
食材のほかに調味料なども購入しますが、余ったものは当然冷蔵庫などにしまっておくことになります。
しかし、野菜や肉はもちろんですが、調味料などにも賞味期限というものがあります。
そのうち使うからと取っておいて、そのうち忘れてしまうことも多いのではないでしょうか。
こちらも物が増えていくと、奥の方に押し込められたものは見えなくなってしまうので、使われずに期限が過ぎてしまうことは良くあります。
ドレッシングなどは期限が大幅に過ぎてしまうと分離してしまうので、「開けたらすごい臭いがするかも…」と考えると捨てられずにそのままになってしまいがちです。
下着やナプキン類が多い
普段からあまり家事をしない場合、洗濯もおろそかになりがちです。
ゴミ屋敷で暮らす女性は下着を洗うのが面倒で、ナプキンやおりものシートを交換して同じものを履き続けることが少なくないようです。
使用済みのナプキンやシートはゴミとなり、袋などにまとめられて放置されたりします。
経血(生理で流れ出たもの)で汚れてしまった下着なども一緒にまとめられていることもあるかもしれません。
回収に出さなければそのまま溜まり続けることになります。
ゴミ屋敷ではどんな生活をしているのかもっと知りたい方はこちらも参考にしてください。
ゴミ屋敷の生活とは?どうやって暮らしてるの?解消できない理由とは?
女性部屋がゴミ屋敷になりやすい理由
なぜ女性の部屋はゴミ屋敷になりやすいのでしょうか?
ここではその代表的な理由をご紹介します。
片付けや家事が苦手だから
意外と多いのは「もともと片付けや家事が苦手だったから」というものです。
女性は身ぎれいにしていても、家事が得意とは限りません。
特に実家暮らしが長く、洗濯や掃除を母親に任せきりにしていたという人は要注意です。
片付けや家事は、実際にやってスキルを上げなければ上達しません。
「やったことがないから」「やり方が分からないから」などと言い訳をしたり、とりあえずやってみてもうまく行かずに諦めてしまうことも多いようです。
仕事が忙しくストレスがたまっているから
仕事に慣れていなかったり、忙しすぎて時間がなかったりする場合もゴミ屋敷になりやすいものです。
「家に帰ってもぐったりして何もする気が起きない」「片付けをする時間がない」「ストレスを発散するために買い物してしまう」といったことはよくあります。
特にストレスがたまると買い物に走る人は要注意です。
酷くなると「買い物依存症」になりやすくなります。
買い物依存症は精神疾患のひとつですので、注意してください。
物が捨てられないから
女性は物に対する思い入れが強い傾向があります。
思い出の品や気に入った服など、もう使わないことが分かっていてもどうしても捨てられないという場合が多いのです。
また、いつか使えるかもしれないからと、ブランド品を購入した時の包装用紙バッグや可愛らしい箱や空き缶なども捨てずに取っておくことも少なくありません。
衝動買いが多いから
意外と多いのが「物への一目惚れ」です。
自分の持っているアイテムに合うかどうかよりも、目の前の商品が気に入ったからとパッと買ってしまうことが良くあります。
女性の服の流行は早く、毎シーズンそのようなことを繰り返しているとあっという間に物であふれてしまうでしょう。
また、推しのグッズに新しいものが出ると買ってしまうという人も多いようです。
Tシャツやマグカップなどの実用品でも、「使うのがもったいないから」と使わずにそのままになり、結局ほかの物に紛れて存在を忘れてしまったりしがちです。
面倒なことはしたくないから
中には最初から片付ける気が全くないという女性もいます。
とりあえず生活できればそれでいいと思っているため、部屋がゴミ屋敷でも気にならないのです。
このような場合は、誰かが家に来ることになったり、親に怒られたりしない限りそのままになりやすい傾向があります。
病気などが原因の場合も
毎日何となく気分がふさぎこみがちでやる気が出なかったり、片付ける意思はあっても要領よくできなかったりする場合は、精神的な病気や発達障害などの場合もあります。
自分ではなかなか気が付かないことがありますので、おかしいなと思ったら病院を受診してみてください。
ゴミ屋敷になりやすい心理的な病についてはこちらも参考にしてください。
ゴミ屋敷になってしまう心理とは?治療すればゴミ屋敷は解決に近づく?
ナプキンの放置はこんなに危険!
使用済みナプキンは清掃職員でも注意を払う必要がある危険な物です。
その理由についてご説明します。
生理の経血は血だけではない
生理で体から出るのは血液だけではありません。
整理は厚くなった子宮内膜がはがれ落ちていくもので、血液はそれに混じっているものです。
つまり、体液や体の組織の一部が流れ出ていると考えるべきなのです。
ドロッとしたものが出ることがありますが、これは量が多くて酵素の働きが追い付かずにサラサラにならないだけで異常ではありません。
感染症にかかる可能性がある
血液や体液が空気に触れると、すぐに雑菌(大腸菌・黄色ブドウ球菌・カビ・ウイルスなど)が繁殖します。
黄色ブドウ球菌といえば食中毒を起こすことで知られていますよね。
放置したナプキンを触って手を洗わずにいると、感染症を引き起こす恐れがあります。
例えばヘルペスなどを患っている時に、触れた手を口に当てることで感染することも珍しくありません。
酷い悪臭がする
経血は酸化や雑菌の繁殖によって独特の臭いが発生します。
鉄が錆びたような臭いや酸っぱい臭いなど様々ですが、カビだらけになってしまったような状態であれば、部屋中に悪臭が充満してしまうこともあります。
放置すると虫が湧くこともある
使用済みナプキンを長期間放置したままにしておくと虫が湧いてしまうことがあります。
血液や体液は栄養分が多く、ハエなどの虫を引き付ける臭いがあるからです。
これは、動物などの死骸に虫が湧くのと同じ理由なのです。
ハエが卵を産み付けるとその幼虫であるウジが大量に発生することにもなりかねません。
衛生面でも見た目にも良くないので、気を付けたいところです。
ゴミ屋敷を解消するにはどうすればいい?
自分でゴミ屋敷の片付けができるかどうかはゴミの量や片付ける時間が確保できるかどうかなどによって異なりますが、いくつか方法がありますのでご紹介しましょう。
ゴミ出しを忘れないようにする
まず、ゴミは少量でも回収日に出すようにしてください。
特に生ゴミ(弁当の容器・お菓子の袋など)は傷みやすいので、燃えるゴミの日を忘れないように注意しましょう。
できれば前日の夜までにまとめて、玄関に置いておくのが理想です。
(アパートやマンションでは外に置くと注意されることがあります)
なお、使用済みナプキンは衛生面を考え、燃えるゴミに出すのが基本です。
汚れた面を内側にして畳むか丸めて、テープのついた包装かトイレットペーパーなどに包んでください。
黒または黒の半透明のゴミ袋も売られていますので、そういったものを利用し、ゴミ袋の中に入れて出せば回収する人も安心です。
ゴミの分別をしやすくする
ゴミの分別は自治体によって異なりますので、引っ越したばかりなどでは戸惑うことも多いのではないでしょうか。
また、リサイクルなどに熱心だったり焼却炉が小さかったりすると分別方法が非常に細かいという場合もあります。
そこで、分別で困らないように良く出るゴミ用のゴミ箱をあらかじめ用意しておくと安心です。
段ボールでも構いませんので、ビニール袋をかぶせて箱に何を捨てるか記載すれば迷わないのでゴミ捨てがぐっと楽になりますよ。
短時間でも「片付けタイム」を作る
朝起きた後や寝る前など、5分でいいのでゴミを集めて捨てる「片付けタイム」を設定しましょう。
たった5分で何ができるのかと思う人もいるかもしれませんが、「ゴミはゴミ箱に捨てる」という習慣をつけることが大切です。
この習慣が身に付くと、ゴミをその辺に放置することが無くなりますので、部屋をいつでもきれいな状態に保つことができるようになります。
布ナプキン・月経カップに変える
使い捨てのナプキンを放置しがちな場合は、布ナプキンや月経カップに変えてみるのもおすすめです。
布ナプキンは洗って何度でも使えます。
使い捨てナプキンに比べてやや使用時間が短い場合があるものの、肌に優しく利用する人が増えてきています。
月経カップは膣の中にセットして経血を溜めておくものですが、普段はトイレに行ったときに取り出して中身を捨ててから装着しなおせばいいので、複数個持ち歩く必要はありません。
使用後は消毒が必要ですが、お風呂やプールにも入れるため試してみるのもいいでしょう。
ゴミ屋敷清掃業者に依頼する
「自分では無理だ」と思う場合は、思い切って業者に依頼して一気にリセットしてもらうのがおすすめです。
これだけは残して欲しいといった要望だけ伝えれば、あとは待っているだけできれいになります。
使用済みナプキンや下着が出てきたらどうしよう…と思う人もいるかもしれませんが、業者は慣れていますので心配は不要です。
女性でも安心!ゴミ屋敷の片付けなら「お片付け24時」
お片付け24時のお問い合わせは、現在女性の方が多くなっています(女性58%・男性42%)。
女性のお部屋も数多く片付けを行っていますので、安心してお問い合わせ・ご相談ください。
お片付け24時は年中無休・24時間対応で、お問い合わせも依頼もお受けしています。
ご相談や見積りは無料、キャンセル料もかかりません。
お問い合わせいただいたその日に片付けを行うことも可能です。
一括での支払いが難しいという場合は、現金の分割払いや後払い制度をご利用ください。
クレジットカードがない・限度額がいっぱいという場合でもお支払いが可能で頭金も不要です。
ぜひお気軽にご相談ください。
お片付け24時の実績紹介
横浜在住のお客様より、「消防設備点検前に急いで片付けをして欲しい」という依頼がありました。
就職と同時に一人暮らしを始めて12年経ちますが、昨年昇進して仕事が忙しくなり、動悸やめまいがするようになったそうです。
うつ病と診断されて現在は休職中ですが、何もする気が起きずに部屋は汚くなる一方とのことでした。
そんな中で週末に消防設備点検が行われることになり、急いで部屋を片付けなければならなくなりました。
予算内で即日対応が可能な業者を調べていて、女性からの依頼実績が豊富で口コミでの評判が良く、頭金不要で分割払いが利用できるお片付け24時にご依頼いただきました。
お部屋はひざくらいまでゴミがあり、歩くのも大変な状態。
ゴミを処分した後で、キッチン・浴室・トイレの清掃を行い、見違えるほどきれいになったのを見て、お客様はとても喜んでくださいました。
詳しくはこちらをご覧ください。
【分割払い事例】神奈川県横浜市鶴見区のゴミ屋敷の片付けと清掃
まとめ:物がたまる前に片付けることが大切!
ゴミ屋敷と言っても状態はさまざまです。
ゴミが多い・カビや臭いが酷いという部屋は自分で片付けるのは難しくなってしまいます。
普段からこまめに片付け、ゴミを回収に出すことを習慣化することによって、仮に業者に依頼することになっても短時間で済ませることができるようになります。
定期的にクローゼットの中などを確認し、使わないものや似たようなものが複数ある場合は売ったり捨てたりして物がたまる前に処分するように心がけてくださいね。