「遺品の片付けってどの業者に依頼したらいいの?」
遺品整理については人に聞きにくいことも多く、困ってしまいますよね。
結論から言うと、遺品整理は主に以下の業者に依頼することができます。
ただし、遺品整理の業者選びには注意点もあります。
遺品整理を依頼できる業者にはサービス内容や料金相場に違いがあります。
そのため安易な業者選びをしてしまうと、相場以上の料金を請求されたり、過剰なサービスを受けて予算オーバーしてしまったりと、必要以上の出費となるかもしれません。
そこでこの記事では、
- 遺品の片付けができる業者の種類や料金相場
- 【ケース別】選ぶべき業者の種類
- 遺品の片付けを安く行う方法
などについて、お片付け24時が詳しく解説していきます。
遺品の片付けを依頼できる主な業者の種類と料金相場
遺品の片付けを依頼できる主な業者の種類は、以下の4種類です。
- 遺品整理業者
- 不用品回収業者
- ゴミ屋敷・空き家の片付け業者
- 家事代行業者
ここでは、それぞれの業者について特徴や料金相場について解説していきます。
(1)遺品整理業者:料金相場15~50万円(3LDKの場合)
主な作業 |
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料金の決定方法 | 部屋の間取りや家財の量で変わる |
遺品整理業者は、遺品整理に関する作業を一括して任せられる片付け業者です。
ゴミや不用品の処分はもちろん、その前段階となる家財の必要・不要の仕分けも行ってくれます。
遺品の供養は無料で行っている業者も多く、処分するものを「遺品」として大切に扱ってくれることが特徴です。
(2)不用品回収業者:料金相場10~15万円(3LDKの場合)
主な作業 |
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料金の決定方法 | ゴミ・不用品の量で変わる |
不用品回収業者は、ゴミ・不用品の回収と処分に特化した業者です。
そのため家財の仕分けなどは自分で行う必要がありますが、利用料金が比較的安いのが特徴です。
またスピーディーな対応ができる業者が多く、申し込みから1~3日以内に不用品を回収してくれるケースもあります。
(3)ゴミ屋敷・空き家の片付け業者:料金相場15~50万円(3LDKの場合)
主な作業 |
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料金の決定方法 | 部屋の間取りや家財の量で変わる |
人が住んでいない空き家や、ゴミが溢れかえってしまったいわゆる「ゴミ屋敷」に特化した業者です。
なかには、ゴミ・不用品の処分だけでなく、その後の土地や家屋の再活用について相談に乗ってくれる業者もあります。
古くなった家屋の状態に配慮しながら作業してくれるため、遺品整理が遅れてしまったときや、手が付けられない状態の部屋を片付けたいときにおすすめです。
(4)家事代行業者:料金相場 2,000円〜6,000円/1時間
主な作業 |
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料金の決定方法 | 作業時間で変わる |
スタッフが自宅を訪問し、整理整頓や清掃などの一般的な家事を代行するサービスです。遺品整理専門の業者ではないため、大規模な遺品整理には利用できませんが、故人の寝室の片付けや生活ゴミの分別など、部分的な依頼には対応しています。
他の業者とは違い、利用料金が部屋の間取りや家財の量ではなく、作業時間で決まる点には注意が必要です。
【ケース別】遺品の片付けを依頼するべき業者
遺品の片付けを依頼できる業者の種類について理解したところで、「自分はどの業者に依頼するべきなのだろう?」と悩んでしまいますよね。そこでここからは、ケース別に選ぶべき業者の種類を解説していきます。
(1)【費用をかけてもすべて任せたい場合】遺品整理業者
遺品の仕分けやゴミの分別、貴重品のピックアップなどの細かい仕事から、不用品の搬出・処分、部屋の清掃まで遺品整理をすべて任せたいときは遺品整理業者がおすすめです。
他の業者に比べて利用料金は高額になってしまうものの、
- 立ち合い不要で作業を進めてくれるケースもある
- オプションサービスが豊富で、状況に合わせた片付けを依頼できる
など、「とにかく遺品整理の負担をなくしたい」というニーズに対応してくれます。
(2)【とにかく早く・安く作業してほしい場合】不用品回収業者
今すぐ遺品を処分してほしい、できるだけ安く遺品を片付けたいという人におすすめなのが不用品回収業者です。
24時間365日通して受付対応している業者や、不用品の即日回収を行っている業者もあり、スピーディーに不用品を回収してくれます。
また、料金設定は回収するゴミ・不用品の量で決まるため、部屋が広くても処分する物品が少なければ安くなるという特徴があります。
(3)【部屋の状態が悪い場合】ゴミ屋敷・空き家の片付け業者
ゴミが溜まってしまっている、家屋の傷みが激しいなど、部屋の状態が悪い場合は、一般的な遺品整理業者ではなく専門のゴミ屋敷・空き家の片付け業者に依頼しましょう。ゴミや不用品の処分や貴重品のピックアップ、室内の簡易清掃などの作業を家屋の状態に配慮しながら行ってくれます。
知識がない状態で状態が悪い家を片付けるのは効率が悪く、またケガなどのリスクも高まります。
部屋の状態が悪いケースでは、遺品の片付けも専門業者に任せるのが良いでしょう。
(4)【同居など片付けるエリアが狭い場合】家事代行業者
「同居していた人が亡くなったので、その人の寝室だけ片付けたい」など、片付けるエリアが狭いケースでは、家事代行業者の利用がおすすめです。
他の業者とは違い時間単位で契約ができるため、より低コストで遺品整理を行うことができます。
ただし、家事代行業者は本来遺品整理向けのサービスではありません。
業者によっては遺品整理に対応していないケースもあるため、必ず契約前に確認を取りましょう。
遺品の片付けを安く行う3つの方法
ここまで読んだ人のなかには、遺品の片付けを「もう少し安くできないかな」と感じている人もいるでしょう。ここからは、遺品整理をより安く行う方法について解説していきます。
(1)不用品を売却する
不用品を事前に買い取り専門店やリサイクルショップ、フリマアプリなどで売却することで、遺品整理にかかる費用負担を軽減することができるでしょう。
例えば、以下のような物品は特に高額で買い取られるケースが多いため、捨てずに売却するのがおすすめです。
ほかにも
- コレクターズアイテム
- 高級ウイスキー(未開封)
- アウトドア用品
など、遺品のなかには売れないように思えても市場価値の高い物品がありますよ。
(2)片付けや分別を自分で行う
片付け・分別・処分等を自分たちで行い、遺品の総量を減らしましょう。
「遺品の片付けを依頼できる主な業者の種類と料金相場」の章でふれた通り、一般的に遺品整理にかかる費用は、遺品の量が少ないほど安くなります。
そのため、例えば
- 2階部分は自分たちで片付けて、主な生活スペースだった1階部分のみ業者に依頼する
- 生活ゴミなど自分たちで捨てられる物は捨て、負担の大きい家具家電の処分のみ業者に依頼する
などの工夫することで、業者の利用料金を安くすることができるケースがあります。
(3)オプションサービスを減らす
遺品の片付けを行っている業者のなかには、以下のようなオプションサービスを行っている業者があります。
- ハウスクリーニング
- 部屋の消毒・除菌
- 遺品の供養・お焚き上げ
- 害虫駆除など
どれも便利なサービスですが、オプション料金がかかるケースもあるため、見積もり時に必ず確認をしましょう。
不要なオプションサービスはつけず、できる作業は自分で行うことが遺品整理を安く行うポイントです。
まとめ
遺品の片付けを依頼できる業者は、主に
- 遺品整理業者
- 不用品回収業者
- ゴミ屋敷・空き家の片付け業者
- 家事代行業者
の4種類です。
それぞれにサービス内容や料金の特徴があるため、自分の状況やサポートしてほしい内容などに合わせて最適な業者を選びましょう。
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