お片付け24時片付けコラム

2022.12.21

ゴミ屋敷の定義とは?ゴミ屋敷になる経緯と対処しなければならない理由とは

「ゴミ屋敷とはどんな状態のこと?」「もしかしてうちの家って、すでにゴミ屋敷かも」

ゴミ屋敷とは明確な定義があるわけではありませんが、一般的にゴミで足の踏み場もない状態を意味します。本記事では、ゴミ屋敷の定義や起きうるリスク、対処が必要な理由を解説。

最後まで読めばゴミ屋敷になる原因や経緯、対処法が理解できるでしょう!

ゴミ屋敷とは?定義を詳しく解説

ゴミ屋敷とは何か、まずは定義を理解しておきましょう。多少ゴミが溜まっていたり、家事ができていない程度の家はゴミ屋敷とはいえません。明確に定義があるわけではありませんが、一般的にゴミ屋敷とは以下の条件に当てはまる家屋を意味します。

  1. 床が見えないほどゴミが散乱している
  2. 食べかけの食器・容器があちこちにある
  3. 部屋・家から悪臭がする
  4. 害虫・害獣の発生源となっている
  5. 室内だけでなく庭・敷地外までゴミがある

自分の家がゴミ屋敷か気になる方や、近くにゴミ屋敷らしきものがあるが、対応して良いか迷う方は参考にしましょう。

床が見えないほどゴミが散乱している

ゴミ屋敷は床が見えないほどゴミが溜まっているケースが多いです。寝る場所のみ確保されており、それ以外はゴミで埋め尽くされています。生活のゴミを捨てず、室内にそのまま放置することが原因です。

食べかけの食器・容器があちこちにある

ゴミ屋敷に住んでいても、最低限の食事はしなければなりません。しかし、食後の食器や容器を片付ける気力がない人が多く、そのまま放置してしまいます。結果的に食べかけの食料や汚れた食器・容器が溜まっていきます。

部屋・家から悪臭がする

前述の食べかけの容器や食器が原因となり、部屋の中に悪臭が立ちこめるようになります。また、その他の家庭ゴミも然るべき処理がされていないため、時間が経つと悪臭を放つでしょう。家の中が臭い、または屋外にも臭いが漏れ出すようになってしまいます。結果的に、近隣から苦情が来ることもあるでしょう。

害虫・害獣の発生源となっている

ゴミ屋敷はゴキブリなどの害虫、ネズミの温床となりやすいです。食べかけの食材をエサにでき、またゴミが積み重なっているため、住みつきやすい環境となっています。害虫や害獣は近隣住宅にも影響があるため、保健所への通報や行政からの指導が入る可能性もあるでしょう。

室内だけでなく庭・敷地外までゴミがある

溜まっていくゴミは、室内に収まらなくなってきます。結果的に、部屋の中から廊下へ、玄関や庭へと広がっていくでしょう。ゴミが置かれている範囲がどんどん広がり、収拾がつかない状態になっているなら、ゴミ屋敷といえます。

なぜゴミ屋敷になってしまうのか?

どうしてゴミ屋敷ができあがってしまうのでしょうか?簡単に経緯を解説します。

  1. 何らかの事情で片付けが不可能となる
  2. ゴミ捨て・整理ができなくなる
  3. 家の中にゴミが溜まっていく
  4. 個人での片付けが難しい状態となる
  5. 生活ゴミで悪臭・害虫が発生し始める
  6. 室内に置けないゴミを廊下や玄関、庭に置き始める

最初のうちは片付けができない程度ですが、徐々にものが増えすぎて、個人での片付けが困難になることが原因です。大事なのは、ゴミ屋敷になる前に食い止めること、ゴミ屋敷になってしまった後はプロに助けを求めることです。

何らかの事情で片付けが不可能となる

ゴミ屋敷の原因は、怪我や病気、高齢により片付けができなくなることです。そのほか、精神的な病気や障害が原因で、ものが捨てられなくなることもあります。

ゴミ捨て・整理ができなくなる

何らかの要因によりゴミを捨てたり、片付けることができなくなります。この時点で助けが入ればゴミ屋敷化を食い止められますが、本人も気付かぬうちにゴミ屋敷化が進行するケースが多いです。

家の中にゴミが溜まっていく

室内にゴミが溜まり始めますが、本人は「今後のゴミの日に出そう」程度の認識です。結果的にゴミの日が来ても、「次でいいや」となってしまい、ずるずるゴミ捨てができなくなります。

個人での片付けが難しい状態となる

初期の状態なら、ゴミの日に全てゴミを捨てて、整理整頓できます。しかし、ゴミが溜まりすぎてしまうと、個人での運び出しが難しいでしょう。特に住民が高齢であれば体力的に重量のあるゴミが運べません。

生活ゴミで悪臭・害虫が発生し始める

ゴミが溜まると掃除もできなくなるため、生活ゴミも溜まり始めます。また無気力状態に陥っている場合は、食器や食べ物の容器もそのままにし始めるでしょう。害虫や害獣が繁殖しやすい環境となってしまい、結果的に悪臭・害虫の発生源となります。

室内に置けないゴミを廊下や玄関、庭に置き始める

室内に置けないゴミは、徐々に廊下などに広がっていきます。寝るスペース以外はゴミに溢れている状態になるケースもあります。一軒家の場合は庭に、または敷地を超えて家の前にゴミを置いているケースもあるでしょう。

ゴミ屋敷の整理が必須な理由

どうしてゴミ屋敷への対処が必要なのでしょうか?その理由は5つあります。

  1. 精神・衛生的に問題がある
  2. ゴミの倒壊による怪我・死亡リスク
  3. 火事の際の延焼リスク
  4. 近隣への迷惑となってしまう
  5. 実害がある場合は訴訟対象となるケースもある

自分のためにも、そして近隣のためにも対処が必要です。

精神・衛生的に問題がある

ゴミが溜まった環境は、精神的にも影響を与えます。うつがひどくなってしまうケースもあるでしょう。また衛生的でない環境が、身体の健康を害するリスクもあります。

ゴミの倒壊による怪我・死亡リスク

家の中に積み上がったゴミが倒れ、怪我をするリスクがあります。地震が起きた際にゴミが倒れてきて、埋もれて死亡するリスクもあるでしょう。

火事の際の延焼リスク

ゴミは燃えやすいため、火災の原因または延焼の要因となる可能性もあります。あまりにゴミが溜まっていると消防署から注意が入ることもあります。

近隣への迷惑となってしまう

ゴミ屋敷は悪臭や害虫の発生源となるため、近隣にも迷惑となります。また家の敷地外にゴミがはみ出していれば、近所からも苦情が来るでしょう。

実害がある場合は訴訟対象となるケースもある

ゴミ屋敷によって何らかの実害が発生すると、害を受けた人から訴訟を受けることもあります。退去命令が出たり、損害賠償を請求されるリスクがあるため、早急にゴミ屋敷を片付けたほうが良いでしょう。

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ゴミ屋敷とは何かが理解できたら、自分の状況も冷静に見られるはずです。自宅がゴミ屋敷、または予備軍だと感じた場合は、早急に対処しましょう。自分で片付けできない場合は、プロの手を借りるのがおすすめです。

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