お片付け24時コラム

2022.10.10

アパートの退去でかかる原状回復費用の相場って?汚いとどうして高くなるの?

アパートを退去するとき、一番もめるのが原状回復の費用ではないでしょうか。
最近ではハウスクリーニング代をあらかじめ支払うという特約が付いていることが多いですが、実際のところ、原状回復にいくらかかっているのか分からないという方も少なくないと思います。
今回は原状回復費用の相場と、部屋が汚いとどうして費用が高くなるのかをご説明します。

アパートの原状回復費用は退去時のチェックで決まる

アパートを退去するときは最後に管理会社の人と一緒にチェックをします。この時にしっかり話をしないと、高額な原状回復費用の支払いを押し付けられる可能性が出てきてしまいます。

アパートを退去するときの原状回復とは

原状回復とは、部屋を次の人に貸すためにきれいな状態に戻すことを言います。ただし、どの程度まできれいにするかは管理会社や大家さんによって判断が異なることは良くあります。
しかし、その基準があいまいだったためにトラブルになることが多く、国土交通省が原状回復に関するガイドラインを作成しました。このガイドラインによって、どのような汚損(汚れや傷など)がだれの責任なのかが明確になり、建物の持ち主と入居者のどちらがお金を出して元に戻すのか判断しやすくなっています。
入居者が負担しなければならない原状回復費用(退去費用とも呼ばれます)は、入居者の過失や故意によってできた傷や汚れを元に戻す場合です。例えば掃除を怠って部屋にカビが生えてしまった、うっかり物を落として床に穴をあけてしまった、などということが挙げられます。入居者は借りた部屋をきれいに使うことが前提になっているからです。
入居するときにチェック表などを渡される時がありますが、これは入居時にすでに汚れや傷などがあった場合、退去するときに自分が汚したものではないと証明するための書類です。後でもめ事が起こらないよう忘れずに提出しておきましょう。

原状回復の内容は退去のチェック時によく確認しよう

退去するときには、荷物を全て運び出した状態で管理会社や大家さんの立ち合いのもとチェックが行われます。この時、床や壁だけでなくキッチンやトイレなどの汚れや破損がないかどうかを見ることになります。
ハウスクリーニング費用を支払うという契約になっている場合は、多少の汚れであればその料金で支払うことが可能なのであまり神経質になることはありません。しかし、特殊な薬剤を使わなければ落ちないような汚れであったり、壁や床の一部が変色したりしてその部分だけを貼りかえることができなかったりする場合には追加で料金が発生することになります。
ですので、このチェックの時になぜその費用が発生するのかをよく聞いておく必要があるでしょう。納得がいかない場合にはきちんと相手に伝えることも大切です。
これを怠ると、後でびっくりするような金額を請求されてしまう場合があります。

アパートの退去時の費用の相場と金額が高くなるケース

ここでは一般的なアパートの退去時に支払う原状回復費用の相場と、よくある費用が高くなるケースをご紹介します。

広さ別の退去費用の相場

最初に一般的な間取りと退去費用の相場を見ていきましょう。この金額は、部屋が特別汚いといったことがない場合のものなので、状況によって大きく異なります。また、実際に原状回復を行う業者(建物の持ち主が依頼する業者)によっても費用は変わりますので、あくまで目安として考えてください。

間取りタイプ 費用
ワンルーム、1K 15,000~30,000円
1DK、1LDK 20,000~40,000円
2DK、2LDK 30,000~50,000円
3DK、3LDK 50,000~80,000円
4DK、4LDK 90,000円~

汚いのは一部なのに?原状回復費用が高くなるケースとは

ガイドラインには、入居者の負担を必要以上に重くしないように配慮することと書かれています。しかし、中にはやむを得ない場合も存在し、追加で費用が発生することがありますので注意が必要です。ここでは壁や床について考えてみましょう。

◆壁のシミ・カビ・落書き・ひっかき傷

汚れが壁や床の一部だった場合、ガイドラインに照らし合わせればその部分だけを直せばいいことになります。しかし、壁紙(クロス)の一部を張り替えると、そこだけ色が合わなくなってしまうことは良くあることではないでしょうか。このような場合はその壁の一面を張り替えて、入居者に費用を請求するのは仕方ないことだと記載されています。
壁紙の張り替えの相場は1㎡あたり800~1,500円となっています。仮に幅2.7mで高さが2.4mの壁一面を張り替えた場合、面積は6.48㎡ですので5,000~10,000円程度かかる計算です。

◆床のシミ・カビ・落書き・ひっかき傷

床材も壁紙と考え方は同じです。汚れが床材に染み込んでしまっていたりクリーニングでは落とせない汚れだったりした場合、床材そのものを張り替える必要があります。
畳・クッションフロア・カーペットなどは一部であっても一部屋分の交換が必要になります。この3つの中でよく使われるのはクッションフロアですが、費用は1㎡あたり2,500~4,000円ほどになります。トイレや脱衣室では面積は広くないものの、居室に使われている時は6畳の部屋(約10㎡)で25,000~40,000円となります。
フローリングの場合は基本的にその部分のみを張り替えればいいことになっていますが、汚れが数か所にわたっている場合は全体の張り替えが必要で、費用は1㎡あたり10,000円程度です。

◆タバコのヤニ・臭い、ペットによる臭い

タバコのヤニによる天井や壁紙の汚れは全額入居者の負担になります。これはガイドラインにも記載されていることなので、自分できれいに掃除をしない限り必ず支払わなければなりません。
タバコやペットの臭いも入居者の責任となりますが、臭いは簡単に除去できるものではないため、天井・壁・床などを全て張り替える必要が出てくる場合があります。これはペット可の物件でも同じです。

詳しくは国土交通省の『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』を参考にしてください。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000020.html

事前にきれいにしておくことで費用を抑えよう

今回は部屋をきれいに使えば払わずに済むのに、汚い場合はぐっと高くなってしまう場合があることをお話ししてきました。しかし、ハウスクリーニングで済ませるのか張り替えが必要なのかといった判断は管理会社や大家さんごとに違いがあることを忘れてはいけません。立ち合い時のチェックが大切なのはそのためです。いずれにしても、立ち合い日までに部屋をきれいにしておくことは費用を抑えるという点からみても大事だと言えるでしょう。

自分ではどうすることもできないような汚い部屋や、掃除をしたくても時間がない場合は業者に依頼することを考えてみるのもいいかもしれません。

お片付け24時ではアパートを退去する際のハウスクリーニングの他に、粗大ゴミや不用品の回収も行っています。退去日が迫っているのに掃除や片付けが間に合わないという方も安心してご依頼ください。

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