お片付け24時片付けコラム

2022.11.5

片付けられないのは更年期のせい?不調と向きあいながら片付けるポイント3つ

「片付けをしたいのに、なかなか行動に移せない」という人は少なくないでしょう。その日の体調や気分によって、片付けができる日とできない日があるのは当然です。

しかし、「いつまでも、片付ける気力がわいてこない」「少しずつ散らかっていく部屋が嫌なのに、気持ちばかり焦って片付けられない」「これまではできていたのに、なぜ片付けできないのかわからない」といったことが続くときは、更年期の影響かもしれません。

お片付け24時では、様々な年齢や状況の方から片付けについてのご相談やご依頼を頂戴してきました。中には、自分ではどうすることもできない更年期による気持ちの落ち込みについてのお話もうかがっています。今回は、更年期に無理をしない片付けについて、くわしくご紹介します。

40代はターニングポイント。生活も体も変化する

40代はターニングポイント。生活も体も変化する
40代は、一般的に様々なターニングポイントを迎える時期です。そのため、大きな片付けをしたいタイミングでもあるでしょう。

子どもを育てている家庭では、子どもの玩具や絵本を処分して、「子ども部屋」から「勉強部屋」への移行を終えたいところではないでしょうか。制服や学校用品を整え、普段着にもこだわりが出てくるため衣類整理も必要です。

また、自分や配偶者の働き方が変わったり体型が変化したりと、大人の衣類整理もしたいところです。リモートワークやオンライン会議に対応した部屋に改造したいという人も多いのではないでしょうか。

心身の変化はコントロールできない

しかし、40代は心身のターニングポイントでもあります。単純に体力が落ちてきたり疲れが溜まったりということもありますが、更年期の不調が出始める人も多いでしょう。

「片付けようという気持ちもノウハウもあるのに、なぜか体が動かない」
「散らかった部屋を見ると、気持ちばかり焦って落ちこんでしまう」
「家族から指摘されるのではないかと、いつもビクビクしている」

仕事や育児で忙しいという場合もありますが、時間はあるのに動けないという場合は更年期が原因の可能性があるのです。

そもそも更年期とは?

そもそも更年期とは?

女性の体は、40歳を過ぎると閉経のための準備を始めます。準備期間から閉経後数年の約10年間を更年期と呼び、不調が大きいケースを更年期障害と呼ぶのです。

更年期には、頭痛やめまい、ふらつき、ホットフラッシュ、手足のこわばりなど体の症状だけでなく、不安や焦り、イライラ、うつ状態など精神的な症状も現れます。「なんとなく調子が悪いけれど、病院に行くほどでもない」とやり過ごすうちに、じわじわと体力や気力が奪われていることも多いでしょう。

今までできていたはずのことができないという思いは大きなストレスとなり、さらに落ちこんでしまいます。眠っても休養しても思うように回復せず、なぜ動けないのかと自分を責めてしまう人も少なくありません。

更年期の辛さは、たとえ1つ1つの症状が軽くても「毎日続く」「いつまで続くのかわからない」ところにあるのです。

更年期と片付けは相性が悪い

冒頭で述べたように、40代は片付けたいことが増える時期です。しかし、更年期は、片付けに向いている時期とはいえません。

元気なときには気づきにくいことですが、片付けには「気力」が必要です。

思い出のつまった子どもの衣類や絵本、気に入っていた自分の洋服やアクセサリー、「どれを残して、どれを捨てるのか」1つ1つ判断しなければなりません。また、処分を決意してからも、廃棄するのか、大切にしてくれる人に譲るのか、業者に依頼をするのかなどの選択や手続きが続きます。介護や不幸による実家の整理など、途方に暮れる出来事が割り込んでくることもあるでしょう。

ただでさえ落ちこみやすい時期に、感情が揺さぶられるような片付けを進めることは難しいのだと自覚することが大切です。

更年期の片付けポイントは3つ

更年期の片付けポイントは3つ

体が思うように動かず、気持ちも不安定、それでも片付けなければならないときは「完璧を目指さない」ようにしましょう。

ポイント1.整理できない思い出は、後回し

思い出に浸ることは悪いことではありません。それだけ楽しいことや嬉しいことがあったという証拠なのですから、堂々と残しておきましょう。納得できないまま捨ててしまうと、精神的な不安が増幅されてしまうこともあります。手放せると思ったタイミングで手放せばよいのです。

ポイント2.収納は、生活がしやすいように

パズルのようにきっちりと収める必要はありません。取り出しやすさを考えるなら、少し隙間があるほうが使いやすいでしょう。また、よく使う物は「背伸びしたりかがんだりせずに済む、使う場面に近い場所」を心がけるだけで、出しっぱなし防止に役立ちます。「生活感のない空間」ではなく「生活しやすい空間」を目標にしましょう。

ポイント3.ネガティブな要因を取り除く

「今日中に片付けなくちゃ」「ひとりで全部やらなくちゃ」と追い込んでしまうのは厳禁です。気持ちばかり焦って落ちこんで、なおさら片付けができなくなってしまいます。ネガティブな気持ちにならないように、期限を設けず「できるときに、できる分だけ」片付けるのがポイントです。

片付けのプロ「お片付け24時」に相談する

片付けのプロ「お片付け24時」に相談する

転居や退去、同居の開始や解消、介護準備など、期限がある片付けは、第三者に頼るという判断も必要です。とはいえ、親戚や友人には見られたくないものや口を出されたくないこともあるでしょう。身近な第三者ではなく、専門の業者の利用がおすすめです。

プロに頼むメリットは、納得するための相談ができるという点が大きいでしょう。部屋がきれいになるのはもちろん、「今は整理できない思い出の品は、ひとつにまとめておいてほしい」「可能なものはリサイクルに回して欲しい」といったこだわりにも対応してもらえます。また、片付けのコツや方法についても相談できるため、今後のネガティブ要因を減らすこともできるのです。

元気なときには思い切った片付けもできますが、弱っているときにはかえって負担になってしまいます。更年期には更年期に適した片付けがあることを知ることで、少しでもネガティブな気持ちを取り除き、時には第三者の手も借りて、気楽に過ごしていきましょう。

お片付け24時は、お客様のお気持ちに寄り添った清掃や片付けが可能です。ご相談・お見積もり作成は全て無料です。キャンセル料もいただいておりません。また、弊社独自の分割払い・後払いのご利用で無理なくお支払いいただけます。片付けでお悩みなら、ぜひ「お片付け24時」までお気軽にご相談ください。

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