「汚部屋を少しずつでもいいから片付けたい」
「汚部屋を片付けてきれいな部屋で生活したい」
汚部屋で生活している方の中には、今後こそ汚部屋をきれいに片付けて「まともな部屋で快適に生活したい…!」と考えている方も多いのではないでしょうか?
ただ、汚部屋の片付けを勢いに任せて進めるのはNG。
正しい片付け方やポイントを押さえておかないと、途中で挫折してしまいかねません。
この記事では、汚部屋を少しずつでもいいから片付けたいと考えている方向けに、以下の情報をまとめています。
- 汚部屋の片付けは「少しずつ」と「一気に」どちらで進めるべきなのか
- 汚部屋を少しずつ片付けるときの具体的な方法・進め方
- 汚部屋の片付けが挫折してしまいやすい理由
- 汚部屋の片付けを少しずつでも進めるためのポイント
- 片付けた部屋を汚部屋にしないためのコツ
この記事を読むことで、汚部屋を少しずつ片付けるときの進め方や挫折しないためのポイントを把握できるようになるので、ぜひご覧ください。
目次
汚部屋の片付けは「少しずつ」と「一気に」どちらがおすすめ?
汚部屋を片付ける方法には「少しずつ片付ける方法」と「一気に片付ける方法」がありますが、どの方法が適しているかは人それぞれ。
それぞれの片付け方に適している人の特徴を解説します。
汚部屋を少しずつ片付けるのが適している人の特徴
以下の特徴に当てはまる人は、一気に片付けるよりも少しずつ片付ける方が適しています。
- 部屋にゴミが散らばってはいるが積み上がってはいない
- 計画的にコツコツものごとを進めるのが得意
- 家族や友人などまわりのサポートを受けられる
部屋にゴミが散らばってはいるものの積み上がっている状態でないのであれば、汚部屋としてのレベルは低め。
毎日少しずつでも片付けを進められるのであれば、きれいにすることは可能です。
少しずつ汚部屋をきれいにするには計画性と継続力も必要になるので、ものごとを計画的にコツコツと進められるタイプの人にも向いています。
また、「一人だと挫折してしまいそう…」という人でも、家族や友人、近所の人などまわりのサポートを受けられるのであれば片付けられるはずです。
汚部屋を一気に片付けるのが適している人の特徴
以下の特徴に当てはまる人は、少しずつよりも一気に片付ける方が適しています。
- ゴミが積み上がっていて部屋の床が見えない
- 気分屋で継続が苦手
- 部屋の退去日が迫っている
ゴミが積み上がっていて部屋の床が見えないレベルの汚部屋は、時間がかかりすぎて挫折する可能性が高いので少しずつ片付けるのには不向き。
汚部屋に住み続けるリスクを考えると、少しずつではなく一気に片付けるべきです。
また、気分屋で継続するのが苦手な人は、モチベーションが高まっているタイミングで一気に片付けるのがおすすめ。
予想外のトラブルで計画通りにいかない可能性もあるので、引っ越しで部屋の退去日が決まっている場合も一気に片付ける方法が適しています。
汚部屋を少しずつ片付けるときの3つの方法
汚部屋を少しずつ片付ける方法には3つの進め方があり、それぞれ片付け方が異なります。
適切な方法で片付けを進めるためにも、それぞれの片付けの方の特徴を押さえておかなくてはいけません。
メリットに触れながら、それぞれの進め方を解説します。
時間を決めて片付ける
ものごとを継続するにはなるべくハードルを低く設定することが大切ですが、そこでおすすめなのが時間を決めて片付ける方法です。
「毎日21時からの30分間は片付けの時間にする」「毎日1時間は片付けの時間にあてる」など、時間を決めて汚部屋の片付けに取り組みましょう。
この方法の場合、どれだけ片付いたかではなく、どれだけの時間片付けに取り組んだかが重要になるので、片付けに対する心理的なハードルが低くなり、取り組みやすくなります。
ただし、人の集中力が継続する時間は3時間ほどとされているので、片付けの時間はあまり長く設定しすぎないよう注意してください。
場所を決めて片付ける
「少しずつでもいいから片付けたいけど、やる気に左右されてしまいがち」という方におすすめなのが、場所を決めて片付ける方法です。
全体的にまんべんなく片付けようとすると、どれくらい片付いたかがわかりづらく、モチベーションが低下してしまいます。
一方、場所を決めて集中的に取り組めば、範囲は狭くなりますが、片付いているのがハッキリわかるようになるのでモチベーションは低下しません。
少しずつ部屋が片付いていくことでモチベーションが高まり、片付けることが楽しくなっていくので、やる気に左右されがちな人はぜひ取り入れてみてください。
種類を決めて片付ける
「ゴミを分別するのが苦手」「いちいち分別するのはめんどくさい」と感じる方には、時間や場所ではなく種類を決めて片付ける方法がおすすめです。
例えば、「今日はペットボトルを片付けよう」「まずは空き缶から片付けよう」というように、特定の種類のゴミをまとめて片付けるようにすれば分別する必要はありません。
部屋全体を片付けることになるので体力はいりますが、「これって何ゴミだっけ?」と悩んで手が止まるのを防げるので、スムーズに進めやすいといったメリットもあります。
部屋全体を片付けるのが負担に感じる場合は、範囲と種類を決めて片付けるという方法もおすすめです。
汚部屋の片付けを少しずつ始めるも途中で挫折してしまう理由
汚部屋の片付けでは、少しずつ時間をかけて進めているにも関わらず途中で挫折してしまうようなケースも珍しくありません。
その主な理由について解説します。
ものを捨てられない
ものを捨てられない人の場合、汚部屋を片付けるための一歩目を踏み出すことができずに挫折してしまいがちです。
ものを処分できない理由はさまざまですが、主な理由としては以下のようなものがあげられます。
- もったいなくて処分できない
- いつか使えるかもと感じて捨てられない
- 人からもらったものだから処分するのを躊躇してしまう
- 思い出の品だから捨てるのが忍びない
思い出のつまったものを無理に処分する必要はありませんが、「高かったから」「もう売ってないから」など、もったいないという理由でとっているものは躊躇せずに処分しましょう。
一年以上使っていないものは今後も使わない可能性が高いので、思い切って処分するべきです。
また、人からもらったものであっても必要ないものは捨てるべきなので、しばらく使っていないのであれば処分するようにしてください。
ものの捨て方を把握していない
ゴミの分別方法や処分方法を把握していないと、その都度調べることになるため時間と手間がかかります。
ゴミの回収日を把握していない場合も同様です。
誤った方法で分別したり違う回収日に出したりすると回収してもらえないことがありますが、それが汚部屋の片付けで挫折する理由の一つになることも。
また、粗大ゴミは事前に申し込みが必要になるなど手続きが煩雑化しているため、調べたり手続きを進めたりするのを面倒だと感じやすく、挫折のきっかけになる可能性があります。
片付けを習慣化できない
汚部屋の片付けは想像しているよりもずっと大変です。
ゴミが積み上がっておらず、部屋の床が見えるレベルの汚部屋でも、きれいに片付けるにはかなりの時間がかかります。
いくら計画性や継続力がある人であっても、きれいになっていることを実感できなければモチベーションを保てません。
モチベーションを保つことができないと片付けを習慣化するのは難しく、次第に片付ける機会や時間が減っていき、挫折してしまうようになります。
汚部屋の片付けを少しずつでも進めたいときのポイント
汚部屋の片付けを途中で挫折しないためには、挫折しないためのポイントを押さえながら掃除を進めていくことが大切です。
汚部屋の片付けを少しずつでも進めたいときに把握しておくべき4つのポイントを解説します。
汚部屋に住むデメリットやリスクを理解する
汚部屋の片付けを少しずつでも進めるためには、メリットだけでなくデメリットやリスクも理解し、危機感をもたなくてはいけません。
汚部屋に住み続ける主なデメリットやリスクは以下のとおりです。
- 火災の原因になる
- 病気のリスクが高まる
- 心の不調の原因になる
- 近隣住民とのトラブルにつながる
部屋の掃除をサボることでたまるホコリはトラッキング火災の原因になりますし、たまったゴミは火災が広がる要因になります。
ホコリやカビは呼吸器系の呼吸器疾患を引き起こし、ネズミやゴキブリなどの害獣・害虫を呼び寄せることも。
汚れた部屋は体の不調だけでなく心の不調の原因にもなるため、注意しなければいけません。
また、部屋から溢れ出たゴミや悪臭によって、近隣住民とのトラブルに発展する可能性もあります。
汚部屋を放置するとさまざまなデメリットやリスクにさらされることになるため、そのことを理解して一日も早く片付けを始めることが大切です。
片付けの基本を把握する
片付けは、基本に沿って進めるだけで驚くほど簡単に進められるようになります。
部屋が汚部屋化している人は片付けの基本を把握できていない傾向があるため、基本を理解するところから始めるのがおすすめ。
汚部屋を片付け始める前に把握しておきたい片付けの基本は以下の3つです。
- ものを全部出す
- いるものといらないものに分ける
- いるものだけしまう
基本はこの順番で進めていきますが、汚部屋の場合、すでにものが溢れている状態なので、まずはいるものといらないものを分けるところから始めましょう。
しばらく使っていないものや必要でないものはどんどん処分して、本当に必要なものだけ収納するようにしてください。
このサイクルを意識することで、汚部屋をスムーズに片付けられるようになります。
準備してから片付けを始める
たびたび手が止まるようでは片付けを思うように進めることはできませんし、モチベーションも低下してしまいます。
そうならないためにも、以下の準備を進めた上で片付け始めるようにしましょう。
- 片付けに必要なものを準備する
- ゴミの処分方法を確認しておく
- ゴミの回収日をチェックする
汚部屋を片付ける際に必要になる主なアイテムは以下のとおりです。
- 自治体指定のゴミ袋
- 手袋
- マスク
- 掃除道具一式
- ビニール紐
- ガムテープ
- 殺虫剤(燻煙式とスプレー式の両方)
ゴミの処分方法と回収日は自治体のホームページで確認できます。
ホームページを見てもよくわからない場合は、担当の部署に電話して確認するようにしましょう。
使っていないものは積極的に処分する
汚部屋の片付けでは、使っていないものを積極的に処分する意識が大切になります。
捨てるべきかどうかその都度迷っていると、頻繁に手が止まり、モチベーションも低下するので、以下の基準を参考に、本当に必要でないもの以外はなるべく処分するようにしてください。
- 1年以上使っていないもの
- 壊れたり汚れたりしているもの
- 紙類
- 今の自分に必要でないもの
1年以上使っていない使用頻度が低いアイテムは、今後も使わない可能性が高いので処分するようにしてください。
壊れたり汚れたりしているものも同様で、持っていても使えないので捨てるようにしましょう。
雑誌や新聞紙、箱などの紙類はゴキブリなどの害虫を引き寄せるため、保管しておくのはおすすめできません。
どうしても判断に迷うアイテムは、「今の自分に本当に必要か」を基準に、捨てるべきかどうかを考えましょう。
これらを意識するだけで、スムーズに処分できるようになるはずです。
片付けた部屋をまた汚部屋にしないことも重要
きれいになった部屋を汚部屋にしないためのコツは、以下のとおりです。
- ゴミやものを溜め込まない
- 片付けや掃除の時間を設ける
- 収納場所や収納ルールを決める
- ゴミの出し方や回収日を確認できるようにしておく
汚部屋にならないためには、ゴミやものを溜め込まないことが大前提になります。
「一つ買ったら一つ捨てる」「収納場所を決めてから買う」など、ものを購入するときのルールを決めておき、片付けや掃除の時間に関するルールも決めておきましょう。
また、収納場所や収納のルールを決めておくのもおすすめです。
ものの定位置を決め、使った後は定位置に片付けるよう意識すると部屋が散らかりづらくなります。
ゴミやものを溜め込まないためには、出し方や回収日をいつでも確認できるようにしておくことも大切です。
自体のホームページでは、ゴミの出し方や回収日をまとめたパンフレットをダウンロードできるようになっているので、印刷して目立つところに貼っておくことをおすすめします。
一気に汚部屋を片付けたいときはプロに頼むのが最短ルート!
ゴミやものが積み重なって床が見えないレベルの汚部屋は、少しずつ片付けるのに向いていません。
片付けても終わりが見えず、挫折する可能性が高いので、プロに依頼して一気に片付けるのがおすすめ。
汚部屋片付けの専門家であるプロに依頼するメリットは以下のとおりです。
- 床が見えないレベルの汚部屋を短期間で片付けられる
- 清掃まで依頼できる
- 依頼人は何もしなくていいので挫折する心配がない
プロに依頼する場合、費用はかかりますが、挫折することなく確実に片付けられます。
ゴミの分別や粗大ごみの回収にも対応してもらえるので、本気で汚部屋をきれいにしたい方は、プロの専門業者への依頼を検討してみてください。
汚部屋の片付けでお悩みならお片付け24時にご相談ください!
ゴミやものが散らばっている程度の汚部屋は、自力で少しずつ片付けられる可能性がある汚部屋です。
ただ、挫折してしまう可能性もあるので、「汚部屋の片付けを少しずつでも進めたいときのポイント」を意識しながら片付けに取り組むようにしてください。
一方、ゴミやものが積み上がっていて部屋の床が見えないレベルの汚部屋は、自力で片付けるのが難しい汚部屋です。
少しずつ片付け始めたとしても途中で挫折する可能性が高いので、プロに任せることを検討しましょう。
汚部屋の片付けのプロである「お片付け24時」では、部屋の床が見えないレベルの汚部屋でも短期間できれいにします。
汚部屋の片付けとあわせて清掃や不用品回収をご依頼いただくことも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
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