お片付け24時片付けコラム

2023.2.27

アパートのゴミ屋敷を放置するとどうなる?アパートのゴミ屋敷のリスクを解説

近年、アパートの一室をゴミ屋敷化してしまう人が増えています。アパートのゴミ屋敷は放置すると悪臭や床の腐食などを引き起こし、隣人からクレームを入れられることも少なくありません。また最悪の場合、大家や管理会社から強制退去を命じられることもあります。

そこで本記事では、アパートのゴミ屋敷を放置するとどうなるのか、解説していきます。自宅がゴミ屋敷になっている人や、家族がゴミ屋敷に住んでいるといった人はぜひ参考にしてください。業者に依頼し、早めに片付けるのがおすすめです。

アパートの一室がゴミ屋敷になる理由

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そもそも、なぜアパートの一室がゴミ屋敷になってしまうのでしょうか。アパートは一軒家に比べて、ゴミ屋敷の発生率が高いとされています。まずはその理由について見ていきましょう。

高齢の単身世帯が多い

ワンルームのアパートは、高齢の単身世帯が住む場合が多いです。特に60代以上の単身世帯となると、仕事もなく家族もおらず、精神的に孤独を感じていることがしばしば。セルフネグレクトに陥り、ゴミ屋敷を形成してしまう場合があります。

生活リズムが不規則

夜勤をしている人や無職で夜型の人など、不規則な生活リズムもゴミ屋敷の一因です。基本的に、アパートのゴミ出しは朝。しかしその時間に不在だと、ゴミが出せず部屋にどんどん溜まっていってしまいます。

一軒家に比べて内部が見えにくい

アパートは一軒家に比べて内部が見えにくいため、ゴミ屋敷になっていても気づかれにくいという特徴があります。そのためゴミ屋敷の家主にも「見られている」「恥ずかしい」といった感覚が沸きにくく、ゴミ屋敷を悪化させてしまうのです。

隣人意識がない

一軒家と違い、アパートでは町内会といった住民組織がない場合がほとんどです。そのため隣人意識が薄れがち。「お隣さんに迷惑をかけてしまう」という意識を持ちにくく、ゴミ屋敷を形成してしまうのです。

アパートのゴミ屋敷に対する大家や管理会社の対応

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ではアパートのゴミ屋敷を放置すると、大家や管理会社はどういった対応を取るのでしょうか。簡単に説明すると、以下のとおりです。

1.隣人からの報告を受ける

2.大家や管理会社がゴミ屋敷の家主に警告

3.内容証明郵便が送られてくる

4.明け渡しの訴訟を起こされる

5.強制退去

6.原状回復費用を請求される

では詳しく見ていきましょう。

隣人からの報告を受ける

アパートのゴミ屋敷は、多くの場合隣人からの通報(クレーム)を受けて発覚します。具体的には悪臭やコバエ、シミといった被害を訴えられる場合が多いです。特に夏場は悪臭やコバエが発生しやすく、こうしたクレームも出やすいでしょう。

大家や管理会社がゴミ屋敷の家主に警告

次に大家や管理会社が、ゴミ屋敷の家主に直接警告に来ます。警告の内容は「近隣に迷惑がかかっているので、部屋を片付けてください。」というもの。まだこの段階では、訴訟を起こされたり強制的に契約を解除されたりすることはありません。

ただしゆくゆくは法的手段に出られる可能性が高いため、この時点で業者に依頼してでも部屋を片付けることをおすすめします。

内容証明郵便が送られてくる

何度か警告をしてもゴミ屋敷に変化がない場合、内容証明郵便という書面が届きます。この郵便には、「○月○日までに部屋を片付けないと、契約解除に向けて法的手段に出ます。」といった内容が記載されています。これが、大家や管理会社からの最後の警告だと考えましょう。

この郵便を送って来たということは、訴訟の準備をしているということです。

明け渡しの訴訟を起こされる

内容証明郵便を無視した場合、大家側が諦めなければそのまま訴訟を起こされます。通常、大家や管理会社の一存で勝手に契約を解除したり強制退去を命じることはできません。しかし訴訟を起こし、強制退去させるだけの正当な理由があると認められれば、そのアパートには住み続けられなくなってしまいます。

実際、過去には以下の条件で明け渡し請求が認められた事例があります。

・2年以上にわたり常識の範囲を超える量のゴミを放置していた

・家主や管理会社から何度も注意したにもかかわらず無視した

・ゴミの放置は衛生面だけでなく火災の原因にもなり得るため、近隣住民の生活もおびやかすものである

そこに長く住んでいるからといって、今後も住み続けられるとは限りません。

強制退去

訴訟で大家側の主張が認められれば、いよいよ強制退去となります。判決が出たあとは、こちらが控訴しない限り強制退去をまぬがれる手はありません。引っ越し費用はもちろん自費で、次の家を探さなければならないのです。ゴミ屋敷の場合、大量のゴミの処分費用もかかります。

原状回復費用を請求される

ゴミ屋敷を去ったあと、大家や管理会社は次の家主を探すために部屋をクリーニングします。このとき、元々ゴミ屋敷だった部屋は非常に掃除が大変です。たとえばジュースや調味料がこぼれて床が腐食していたり、水回りに落としきれないカビや黒ずみが付着していたりすることもしばしば。

通常よりも原状回復に費用がかかるため、敷金を払っていても追加で原状回復費用を請求される場合があります。かかった費用全額とまではいかないまでも、一部の負担を求められることは間違いないと考えておきましょう。自分の引っ越し費用だけでなく、こうした費用まで負担しなければならないため出費がかさみます。

アパートのゴミ屋敷は早急に片付けよう

アパートのゴミ屋敷は、強制退去を命じられる前に片付けるのがベストです。もしご自身で片付けるのが難しい場合は、ぜひお片付け24時にご相談ください。お片付け24時はこれまで多くのゴミ屋敷に対応してきた、実績のある片付け会社です。

不用品の回収はもちろん、買取りやリサイクル、ハウスクリーニングにも網羅的に対応いたします。不用品回収とハウスクリーニングをセットにしてご依頼いただくと、料金がお得です。また即日または当日のご要望にもお応えします。詳しくはこちらから気軽にお問い合わせください。

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