お片付け24時片付けコラム

2022.12.16

断捨離は誰でもできるものじゃない!断捨離のテクニックを身につけ快適に過ごすメソッド

片付けに関連するキーワードとして外せない、この「断捨離」。そもそも断捨離とは、片付けに関する言葉として誕生したのではありません。言葉の語源は、ヨーガにおける思想にあるもの。断行(だんぎょう)、捨行(しゃぎょう)、離行(りぎょう)と言います。外から入ってくる物を断ち、不要な物は捨てる。そしてその物に執着していた心が離れるとき、人は自由かつ身軽になれる。この考え方が、物の断捨離の思想として有名になっています。

今回は断捨離について学んでいきましょう。

断捨離はできる人とできない人がいる

片付けの一端を担う断捨離ができる人というのは、実は多くありません。物を少なく持ちながら、身軽に暮らすというミニマリズムの考え方があります。ですが自身の暮らしに合った断捨離を行い、ミニマリストになれる人は少ないのです。ミニマリストに憧れて家にある物を片っ端から手放した、なんて記事が一時期たくさんありました。ですがその後、多くの方は「ミニマリストに憧れて、必要な物を見定めないで手放してしまい買い直した」との発言が続出したのです。

片付けにおける断捨離という行為は、要る物と不要物をきちんと仕分けること。不要物は手放して、要る物を余白の空いたスペースに残すことを言います。

ではなぜ必要な物を見定めることが難しいのか、その理由を次でお話しします。

断捨離の前に、部屋のスペースを把握できていない

そもそも部屋のスペースがどれほどあって、収納場所の容量がわかっていたら断捨離は必要ありません。ではなぜ断捨離が必要になるのか。部屋の広さや収納の全体のイメージが精密にイメージできていないからです。

断捨離を行う場合、部屋には収納スペースに入りきらない物が溢れている状態になるでしょう。その物を、片付けをすることでどのように収納し、飾りたいのかにより、今後の作業のスピードは格段に変わります。

断捨離のコツがわかっていない

断捨離はただ使わない物を捨てればいいと考える方が多いでしょう。ですが、断捨離にはコツがあります。コツというのは、不要と判断した物の共通点を見つけることです。これによって、作業の質もまるで変わってきます。

片付けた後の部屋のイメージができると、断捨離をして手放した物の共通点が見えて来ます。例えば、飾らないのに雑貨が多い。または、読み終えた本が山積みになっていて本棚に入らないなど。どんなところに自分がお金をかけて物を購入しているのかが分かってきたらしめたものです。この理解が得られると、自分が何の物を増やす傾向にあるかがわかってきます

その上で、物を1つずつ見定めていきましょう。使用頻度を優先して要る物と要らない物を分別していくと作業が捗ります。

断捨離は捨てる、だけではないことを知らない

断捨離というと自ら手放し、最後はゴミになってしまうと考える方が非常に多いです。ですが、中にはリサイクルショップに持ち込むことで、必要とする誰かのもとで使ってもらえることがあります。物に対する愛着がある方には、不要物はゴミとして捨てるよりかは、リサイクルショップに持ち込んでみると心穏やかに手放すことができます。

リサイクルショップでは買い取ってくれる物の規定があるので、まずはリサイクルショップなど買取屋のホームページをチェックしましょう。リサイクルショップなら、売れれば現金となって戻ってきます。今その時の自分に必要な資金にするもよし、貯金するもよし。今後の生活がよりよく過ごしやすくなる形に投資できると理想的です。また、身内や知人に欲しいという人がいるなら譲るなど、誰かに使ってもらうことも断捨離の考え方の1つです。

断捨離に必要なのはテクニック

断捨離にできる人とできない人がいるのは、断捨離自体がテクニックのいるものだからです。このテクニックを理解している人は断捨離がスムーズにできますし、そうでなければ時間を要します。

断捨離のテクニックは、片付けた後の部屋のイメージがきちんとできていることが最大の秘訣です。部屋のイメージの中にある物は要る物。イメージにないものは不要な物という考え方です。

断捨離をして部屋を片付けた後のイメージの作り方については以下の通りです。

・家の間取りを紙に書き起こす
・友人や知人に話す
・気になる家具や雑貨の写真を集めて部屋に置いたイメージをつくる

家の間取りを紙に書き起こす

家の設計図のような物です。家全体の断捨離を行うときは、なるべく1部屋単位で行いましょう。途中でイメージすることに疲れてしまい、精密なイメージが作れなくなるからです。

家具を置いていない状態の部屋に、何を置き何を捨て省くのか。そう考えることで、実際に自分の身の周りにある物を把握できます。またこの作業で、自分にとって重要度の高い物のジャンルを絞ることができます。この作業は自分の心と向き合う作業と似通う部分があるので、疲れやすいです。無理せず、少しずつ丁寧に行うようにしましょう。

友人や知人に話す

「こんな部屋にしたい」「こんな部屋に住みたいな」などの意見を口にすると、言葉にする、発言するという2つのアウトプットによってイメージが格段に速く作り上げられます。また友人や知人に「こうしたいんだけど、どうしたらいいかな?」と相談するのもベストです。自分には想像できなかったアイデアをもらえたりするので、視野が広がり断捨離や片付けの考え方がより柔軟になるでしょう。

気になる家具や雑貨の写真を集めて部屋に置いたイメージをつくる

現に部屋に家具があるなら、その配置を写真に撮って間取り図に並べてみるとイメージがしやすくなります。新しい家具を新調し、収納を増やすなど検討しているなら、インターネットからイメージ画像を印刷して並べてみましょう。その際、サイズの寸法を考慮するのを忘れないように気を付けてください。

断捨離をプロに依頼するなら『お片付け24時』

関東を拠点に活動する片付け業者のお片付け24時。相談を受けたその日に対応できるよう努めています。また依頼者の指定日時があれば柔軟に対応することも可能です。片付けにはテクニックが必要という話をしましたが、片付け業者こそ、片付けのノウハウを持ったプロの集団です。5年連続5000件以上の片付け依頼を受ける中で、断捨離ができずに困っている依頼者を何人もフォロー。その際「親しみやすく親切にわからないことにも答えてくれた」など嬉しいお言葉も寄せられています。

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