「家が汚部屋化して、玄関までゴチャゴチャになってしまっている」
「汚部屋を掃除したいけど、どこから手をつければ良いの?」
玄関は日々の出入りに欠かせないスペースですが、その分、靴や傘が散らかったり、ちょっとしたものを放置しがちな場所でもあります。
玄関がもので溢れていると、日々の生活効率が下がるだけでなく、災害時の避難を妨げる大きなリスクにもなるため、放置するのは賢明ではありません。
逆に言えば玄関さえ整えば、ゴミ出しの動線がスムーズになり、家全体の片付けも今より楽にできるようになります。
この記事では、汚部屋化しやすい玄関の共通点を探りながら、心理学的にも理にかなった玄関から始める掃除法をご紹介します。
目次
汚部屋の玄関にある共通点

お片付け24時のスタッフもさまざまなお部屋の片付けへ伺いますが、汚部屋には共通の特徴があります。
まずは汚部屋の玄関の5つの共通点を紹介します。
①靴をたたきに出しっぱなしにしている
汚部屋の玄関はたたきが雑多に散らかっていることが多いです。
靴を脱いでそのまま放置していたり、使わない靴までたたきに出たりしていることが多いでしょう。
特に面倒なことを後回しにしやすい人の家に多いパターンで、靴を靴箱へしまう行為を面倒と感じてしまうため、靴を収納できません。
家族が多いとたたきが靴でゴチャゴチャになっている家も多く、足の踏み場がない状態になっていることもあります。
②出し損ねたゴミ袋や段ボールを放置している
次に多いのが、玄関付近に出し損ねたゴミ袋や段ボールが放置されている状態です。
ゴミをまとめるまでは良いのですが、ゴミ出しを忘れてしまったり、つい面倒で「来週でいいや」となっており、玄関がゴミ捨て場のような状態になってしまいます。
生活が夜型のリズムになっていたり、ゴミ捨てに行くのをついつい忘れてしまったりする人が住む汚部屋に多い玄関の特徴です。
③人数以上の傘が置いてある
玄関に傘が大量に置いてある玄関もよく見かけます。
一般的に傘は家族の人数+予備が1〜2本もっていることが多いのですが、汚部屋の場合は家族の人数以上の傘が雑多に散らかっています。
傘をもって行き忘れて出先で買ったものが溜まったり、壊れた傘を処分せずに溜めていった結果、傘の数が増えてしまうのです。
さらに、傘立てがないので壁に立てかけられたり、倒れたりしており、玄関を一気に汚い印象にしている家も多いでしょう。
④通販の箱が未開封で積んである
買い物が好きで汚部屋になっている人の玄関は、通販の箱が積まれていることがあります。
通販で欲しいものを気軽に買ったはいいものの、開封するのが面倒で、とりあえず玄関に放置しています。
これは、汚部屋になりやすい人が部屋の容量を考えずに買い物をする、あるいは「買う行為自体が好きなだけ」なのが原因です。
せっかくものを買っても収納できないから面倒で放置する、買った時点で満足しているので、購入品自体には興味がないという心理から、玄関に買ったものを放置していってしまいます。
⑤カバンや服などが玄関に置いてある
玄関にカバンや靴などを放置しているお家もあります。
帰宅して玄関にカバンや上着を置いて、そのまま放置してしまう家に多いパターンです。
疲れ切って帰宅した後に片付けをする気力がなく、翌日まで放置して、また玄関でカバンと上着を拾って出勤している方もいるでしょう。
このタイプの人は玄関に「とりあえず」なんでも置いてしまう傾向があり、すぐに使わないものが徐々に玄関に蓄積していって、玄関が散らかっていきます。
汚部屋掃除を玄関から始めるべき理由

「汚部屋を掃除するぞ」と思っても、部屋が汚すぎてどこから始めれば良いかわからない人もいると思います。
結論から言えば、汚部屋を片付けるにはまず玄関から始めましょう。
なぜ玄関が汚部屋掃除のスタート地点に向いているのか解説します。
理由1:玄関は不用品の搬出経路になる
玄関は家の入り口であり、不用品を搬出する際の大事な経路です。
一軒家であれば玄関以外にも窓から物を排出できますが、集合住宅の場合は玄関から不用品やゴミを捨てることになります。
そのため、片付けで出た不用品を効率よく捨てるためにも、まずは搬出経路の要の玄関をキレイにすべきです。
また、玄関は災害や事故発生時の避難経路の役割もします。
玄関に大量にものがある状態では、地震で倒壊してドアが開かなかったり、火事の火が燃え移って避難経路が塞がれるリスクもあります。
掃除のためにも、日頃の防災対策としても玄関は常にキレイにしておきましょう。
理由2:比較的面積が狭く掃除しやすい
玄関は部屋の中でも比較的面積が狭く、掃除しやすい場所です。
家が汚部屋になっている人は、あまり掃除が得意でなかったり、きっちり片付けのために取れる時間が少ない人が多いです。
このような人がいきなり物が溢れているリビング、子供部屋などを掃除するのは現実的ではありません。
一方で玄関であれば面積が狭く、収納も限られるので、掃除が苦手でも苦痛を感じにくく、また短時間で掃除が完了します。
短時間で楽に片付けを始められる場所としても、玄関から汚部屋掃除を始めましょう。
理由3:玄関がきれいだと部屋への意識が変わる
汚部屋掃除の際に玄関から始めるべきなのは、玄関掃除をしたあとのモチベーションアップ効果があるからです。
部屋の片付けや掃除が苦手な方でも、玄関をピカピカにすると「もっと他の部屋もキレイにしよう」とやる気が湧いてきます。
心理学で「一貫性の法則」という心理傾向があり、それによると『人は自分が決めた行動や考え方に一貫性を求める傾向がある』というものです。
つまり、玄関がピカピカな状態になれば、心理学的に「片付けたい」という意欲が高まるということです。
一度騙されたと思って玄関を掃除してみてください。
急にやる気が出て、他の部屋もキレイにしたくなる自分に気づくはずです。
汚部屋の片付けの順番については、汚部屋の片付けはどこから始めるのが正解?失敗しない片付け方を解説!で紹介しています。
汚部屋を脱出!玄関の掃除方法

「玄関掃除が大事なのはわかったけど、具体的にはどうやって掃除したらいいの?」という質問に答えます。
玄関掃除はたったの5ステップと複雑なものではありません。
以下に紹介する5つの手順に沿って、玄関をキレイにしましょう。
STEP1:廊下・玄関の外など作業スペースを確保する
初めのステップとして、廊下や玄関の外などに作業スペースを確保しましょう。
玄関掃除をする際に、シューズボックスやたたきにおいてある物を一時的に避難させておく場所が必要です。
一軒家であれば玄関の外側、お庭などを作業スペースとして活用しても良いでしょう。
集合住宅の場合は共用部分に私物は置けないので、玄関に一番近い廊下を片付けて、スペースを確保してください。
STEP2:玄関にある物を作業スペースへ移動させる
次に玄関のたたき、靴箱にあるものを作業スペースへ移動させます。
玄関に置いてあるものを把握することで断捨離しやすくし、かつ玄関を空にして、掃除しやすくするためです。
とにかく玄関に何もない状態を目指して、靴や傘、その他の小物まですべて移動させましょう。
なお、「移動させるついでに仕分けしよう」などと考えると、かえって効率が悪くなるので、まずは移動だけに集中してください。
STEP3:空になった棚・たたきを掃除する
玄関を空にしたら、まずは掃除をしましょう。
玄関は外から帰ってきて靴を脱ぐ場所なので、土や砂、ホコリなどが溜まりやすい場所です。
掃除の基本は『上から下』です。
具体的には靴箱の扉を開いて棚の上のホコリをはたき落とし、同様に飾り棚の上も乾いた布などで拭きます。
たたきにホコリなどの乾いたゴミが貯まるので、最後に掃除機をかけて吸い取りましょう。
玄関に姿見がある場合は、ガラス用の洗剤などを使ってピカピカに磨くとさらに玄関の印象もアップします。
STEP4:玄関の物を断捨離する
次に、移動させた玄関の物を『必要・不要・保留』の3つに仕分けましょう。
ゴミ袋や段ボールを3つ用意して仕分けをすると、「何をどう仕分けしたっけ?」と混乱する心配がありません。
あくまで目安ですが、必要なものと不要なものの判別のルールを紹介します。
| 必要なものの例 | ・家族の人数分の傘 ・毎日履く靴 ・来シーズン履く予定がある靴 ・お気に入りの靴 ・よく使うサングラス ・防災バッグ ・マスク類 |
| 不要なものの例 | ・空の靴箱 ・壊れた傘 ・汚れた靴 ・1年以上使っていない靴など ・余っているエコバッグ |
基本的に「毎日使うもの」「1年以内に使うもの」は残して、その他は処分するのがおすすめです。
ただ、高級な靴や思い出が詰まった傘などは捨てにくいと思うので、そういったものは一旦「保留ボックス」へ入れて残しても構いません。
この機会に壊れた傘や靴、使っていないものを処分して、玄関をスッキリさせましょう。
STEP5:必要な物を棚などへ戻す
仕分けが終わったら不要なものはゴミに出し、必要なものを棚などへ戻していきましょう。
散らかりにくい収納のコツは、「よく使うものを取り出しやすい場所へ置く」を徹底するだけです。
たとえば、毎日履く靴は靴箱の一番取りやすい場所へ入れて、使用頻度の低いものは上の棚にしまうのがおすすめです。
また、傘などを収納する場所がない場合は、扉に貼り付けられる収納を使うと、見た目もスッキリします。

引用:傘立て マグネットタイプ ホワイト tower タワー(ホワイト): ホーム&キッチン | ロフトネットストア
玄関だけでなくお部屋も片付ける気力が湧いてきたら、汚部屋を自力で片付けたい!片付けの手順と成功のコツを完全解説を参考に片付けにも取り組んでみましょう。
玄関を汚さないために徹底すべきルール

「玄関をせっかくキレイにしたのに、毎日出入りしているうちに散らかる…」というお悩みがある場合は、玄関の使い方のルールを決めましょう。
この3つのルールを守るだけで、玄関がいつもピカピカになり、気分良くお出かけできます。
ルール①たたきに出す靴は人数分と決める
玄関スペースをキレイに見せるには、平面部分に余計なものを置かないのが一番です。
玄関のたたきは靴、使った傘などをごちゃごちゃ置きがちですが、それが玄関が汚く見える原因です。
対策としては「人数分しか靴を出さない」というルールを決めましょう。
一人暮らしなら1足、2人なら2足と靴を出す数を制限すれば、たたきが散らかりにくくなります。
家族にもこのルールを伝えて、不要な靴は靴箱へしまってもらうように協力してもらいましょう。
ルール②傘の数は家族の人数+1〜2本に留める
汚部屋に住んでいる人の玄関には、大量の傘が散らばっているケースも多いと紹介しました。
不意の雨で傘を買って家に在庫が増えてしまい、それを適当に置いていると、また玄関が汚い状態になってしまいます。
これを防ぐためには、傘の数を制限するのが一番です。
玄関を掃除する際に傘を家族の人数分+ 1〜2本(予備)にまで減らし、そこからは傘を増やさないようにしましょう。
おすすめは家族に折り畳み傘を持たせる方法です。
折り畳み傘があれば、外で急に雨が降ってもビニール傘を買うことがないので、傘も余計に増えません。
万が一増えたら定期的に古いものから捨てるようにすれば、余計な傘を持たずに済むでしょう。
ルール③玄関のたたきを拭くルーティンを取り入れる
玄関のたたきを拭くルーティンを取り入れると、玄関に余計なものを置かなくなります。
掃除する際にものを下駄箱にしまうようになるので、今までのように玄関がごちゃごちゃのまま放置することがなくなるからです。
これが習慣づけば、そもそも玄関に物を置くことなく、すぐに処分するようになってきます。
玄関のたたき掃除を習慣にするには、玄関近くにウェットシートを置くのがおすすめです。
ウェットシートなら気になったときすぐ掃除できますし、雑巾のように濡らしたり、掃除後に洗ったりする手間がありません。
ちなみに玄関のたたき掃除には運気を上げる効果もあるといわれています。
汚部屋は風水的にもよくないので、ぜひ玄関の拭き掃除を取り入れてみてください。
玄関もお部屋も全部片付けたいなら片付け業者への依頼がおすすめ

「玄関掃除はできても部屋まで手が回らない」「玄関も汚すぎて、自分ではキレイにできない」とお悩みなら、プロの片付け業者に部屋中を掃除してもらいましょう。
玄関が汚いとゴミ捨ての動線も悪くなり、それが原因でゴミ屋敷になるかもしれません。
プロの片付け業者は掃除・片付けのノウハウを知り尽くしており、素早く、そして完璧に汚部屋の片付けや掃除をしてくれます。
不用品の仕分けや面倒な粗大ゴミの運び出しもお任せできるので、手間なくキレイなお部屋を手に入れたいならぜひご依頼ください。
また、片付け業者の多くはハウスクリーニングのサービスも提供しているので、プロの技術で汚部屋もリセットしましょう。
お片付け24時の汚部屋片付け事例
多忙により汚部屋化した部屋からのゴミ回収作業【神奈川県横浜市磯子区】
お片付け24時には、ゴミ屋敷だけでなく汚部屋掃除の依頼も多くいただきます。
今回はお片付け24時で対応した片付け案件から、汚部屋をキレイにした事例を紹介します。

こちらの物件は神奈川県の横浜市のお客様がお住まいのお家です。
ご覧の通り玄関にもゴミが溢れてしまっており、「出かけるときはゴミを乗り越えています」というほどの量がありました。
お客様はホテルのフロントスタッフとして多忙な日々を送っているうちに、接客や生活リズムの不安定さからうつ病になり、徐々に部屋が汚部屋から、ゴミ屋敷になっていってしまったそうです。
部屋にはゴキブリが出るようになり、「この部屋にいると自己嫌悪を覚える」と悩み、このたび意を決してお片付け24時へご依頼をいただきました。
「すぐにでも片付けたい」とおっしゃったため、ご依頼の翌日午前中に現地での見積もりを実施し、金額にも納得をいただいて作業を開始しました。
ゴミの量が多いためスタッフは4名、お客様の心身の負担を抑えるために2時間の作業時間を見込んで片付けを始め、まずは大量のゴミの分別をしていきます。

こちらがゴミで溢れていた玄関です。
ゴミを運び出したあとなのでまだ汚れは残っているものの、人がスムーズに通れるようになりました。
このあと、クリーニング作業を実施して作業完了。
お客様からは「気持ちが前向きになりました。治療を受けながら、少しでもこの状態を保てるように頑張ります」と前向きな言葉をいただき、スタッフ一同嬉しい気持ちで帰宅いたしました。
まとめ:汚部屋の掃除はお片付け24時にお任せください!

玄関はその家の顔ともいわれ、キレイにしておけば気持ちもスッキリとするものです。
反対に玄関が汚ければ部屋の汚部屋化し、状況によってはゴミ屋敷になることもあります。
玄関は比較的スペースが狭めなので、掃除をするならまず玄関から始めてみましょう。
記事中で紹介した手順に沿って作業を進めれば、比較的短時間かつ手間なく玄関をキレイにする達成感を味わえます。
しかし、自分で掃除をする時間がなく、玄関を含めて部屋全体が汚いことに悩んでいる人もいるはずです。
そんな方は、お片付け24時へご連絡ください!
お片付け24時は汚部屋の片付けはもちろん、玄関のみなどスポットでのご依頼も可能です。
片付けだけでなくハウスクリーニング、不用品の買取など幅広い範囲でお部屋をキレイにするサポートをいたします。


















