部屋の片付けを頼みたいけれど、業者が色々あってどこに依頼すればいいのか分からない、ということはありませんか？一言で片付け代行サービスと言っても、実はいろいろな種類があります。部屋の汚れ具合や片付けの内容によって業者を変えることで、お金も時間も無駄にせずに済みます。
今回は片付け代行の種類とサービスの内容について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

片付け代行サービスの種類

片付け代行サービスには大きく分けて4つの種類があります。どれも業者による片付け代行ですが、それぞれ目的が違うので使い分けが必要になります。

①家事代行サービス
②指導付き整理・収納サービス
③ゴミ屋敷清掃業者
④遺品整理業者

片付け代行のサービスの違いを詳しく解説

ここでは4つの片付け代行サービスの内容について詳しく解説していきます。

①家事代行サービス

家事代行サービスは、いわゆる「家事」と呼ばれるものに柔軟に対応してくれます。片付けだけでなく、掃除や洗濯、そして洗濯物をクローゼットなどにしまうところまで行ってくれるのが一番のメリットです。

家事代行は通常時間単位でサービスが行われます。依頼をした時に時間（1～2時間が多い）と家事の内容を伝え、スタッフは時間内にその内容を終わらせるようなシステムになっています。部屋をきれいな状態に維持することが目的となっていますから、「週に1回」「2週に1回」など定期的に通ってもらうことが一般的です。仕事などで外出している時でも作業は行ってもらえるので、立ち合いは絶対に必要という訳ではありません。

スタッフは一日にいくつかの家を回って家事を行うため、基本的に延長は難しいと考えた方がいいでしょう。また、ゴミ出しなどは行ってくれますが、不用品の回収やゴミ屋敷のような部屋の片付けは受けてもらえません。

②指導付き整理・収納サービス

指導付き整理・収納サービスは、依頼した後は自分できれいな状態を維持していきたいという人向けです。整理・収納に特化したアドバイザーが自宅を訪問し、依頼者と一緒に片付けを行いながら、プロの技を学んでいきます。こちらのサービスも時間単位で依頼することになりますが、場所ごとに行うことが多いため、複数の場所を片付けたい場合には複数回お願いすることになります。

このサービスの一番のメリットは、それぞれの家庭のライフスタイルに合った整理・収納の方法を一緒に考えて指導してくれるところです。物をスッキリと収めることだけでなく、部屋をきれいに飾る「見せる収納」などの相談にも応じてくれるので、相談してみるといいでしょう。ただし、アドバイザーにも得意・不得意の分野がありますし、中には資格を取っただけで経験があまりない人もいます。自分に合った能力のある人を探すことも必要になるかもしれません。

整理・収納アドバイザーは、アドバイザーを専門で派遣する業者と家事代行サービスが派遣する場合の2種類があります。家事代行に近いサービスなので、ゴミ屋敷のような部屋の片付けは依頼できません。

③ゴミ屋敷清掃業者

ゴミ屋敷清掃業者は、ゴミや不用品などが大量にあって自分で片付けるのが難しい状態を一気に解消してくれます。ゴミでいっぱいの家は水回りなどの汚れもひどいことが多く、ハウスクリーニングも追加で受けてくれることが一般的です。不用品回収とハウスクリーニングの両方を依頼できるのがゴミ屋敷清掃業者ということになります。

ただ、ゴミ屋敷清掃といってもテレビやネットなどでよく見かける「ゴミに埋もれるような部屋」だけを片付けているわけではありません。自治体の粗大ゴミ回収は、基本的に家の外まで出さなければ回収してくれませんし、予約制ですぐに持って行ってもらえない場合もあります。その点、ゴミ屋敷清掃業者は依頼者の家の中まで回収に行ってくれるので、住み替えや引っ越しなどで粗大ゴミやその他のゴミが大量に出た場合などにも対応してもらえます。

一方で、片付けて欲しい物を細かく選別することはできません。「家具以外の物はみんな処分してください」ということは可能でも、「もし書類や郵便物を見つけたら、それは捨てないでください」と言った事は難しいでしょう。料金は広さやゴミの量によって大きく変わり、ハウスクリーニングも依頼すればその分高くなります。

④遺品整理業者

亡くなった人の持ち物を整理・処分するのが遺品整理業者です。場所が遠くて遺族が行うのが難しかったり、自分たちでは心の整理がついていなかったりする場合の片付けのため、他の代行サービスとは少し異なります。

遺品には通帳や印鑑などが含まれている可能性もありますし、思い出の詰まった品も少なくないはずです。そのため、片付けと言っても遺品を手荒に扱うことはなく、細かい気配りと丁寧な仕事が遺品整理の特徴になります。亡くなった後だけでなく、生前整理に対応してくれる業者も少なくありません。

業者によっては遺品の供養やお焚き上げ（神社やお寺で供養した後に焼いてもらうこと）なども行ってくれる場合があります。なお、料金は業務の内容から他の片付け代行より高めに設定されていることが多くなっています。

注意したい点は、悪質な業者が少なからずいることです。遺族の立ち合いがない場合、遺品の窃盗や許可なく処分されたというトラブルが絶えないのが現状です。日本独自の「遺品整理士」という認定資格がありますので、この資格を持っているかどうかもひとつの目安となります。

ゴミ屋敷清掃と遺品整理はお片付け24時へ！

お話ししてきたように、片付け代行サービスと言っても「何を求めているか」によってサービスを選ばないと、なかなか自分が思ったような結果に至らない場合があります。正しく選んできれいな部屋でスッキリ快適に暮らしたいですよね。

お片付け24時ではゴミ屋敷清掃と遺品整理を行っています。遺品整理については遺品整理士の資格所有者も在籍しておりますので安心してご依頼ください。ご相談は24時間・365日受け付けておりますので、最短でその日のうちにご自宅にお伺いすることが可能です。

料金は頭金不要で最大60回までの現金分割払いや後払いにも対応しており、まとまったお金がない場合でも安心してご依頼いただけます。

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