「汚部屋を片付けたいけど、どこから片付ければいいかわからない…」
「1日でも早く片付けて、きれいな部屋で暮らしたい」

汚部屋を「片付けたい」「片付けないとマズい」と考えているものの、ゴミやものであふれかえっており、どこから手をつければいいかわからないと頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか？

この記事では、自分で汚部屋を片付けるときの片付け方について解説します。
汚部屋の片付け方を6つのステップに分けて詳細に解説していくので、汚部屋をどうにかしたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

汚部屋の片付け方を6ステップで解説

汚部屋の片付けは正しい手順で行うことが大切です。
自分で汚部屋を片付ける際は、以下の手順で片付けましょう。

ステップ1. 片付けをスムーズに進めるための準備をする

汚部屋の片付けをスムーズに進めるためには事前の準備が必要不可欠です。

まずは片付けに必要な以下のアイテムを用意しましょう。

• 自治体指定のゴミ袋
• 大きめのビニール袋
• マスク
• 手袋
• スリッパ
• ビニール紐
• 段ボール
• ガムテープ
• 殺虫剤（スプレー式のものと燻煙式のもの）

片付けの最中に必要なものが出てくると手を止めて買いに行かないといけなくなってしまい、効率的ではないので、事前に用意しておくようにしましょう。

また、分別方法や処分方法をその都度調べているといつまで経っても片付けが終わらないので、お住まいの自治体におけるゴミの分別方法や処分方法についても確認しておいてください。

汚部屋の片付けではハエやゴキブリなどの虫が発生することがよくあるので、片付けの前に燻煙式の殺虫剤での処理もしておくようにしましょう。

ステップ2. 玄関から片付け始めて通路を確保する

準備が整ったら片付けを進めていきますが、足の踏み場がなく移動するのも困難な汚部屋の場合、そのままだと効率的に片付けを進めることができません。

そこでまずやるべきなのが、通路の確保です。
片付けをスムーズに進めるための導線を確保するために、玄関から片付けを始め、歩けるだけの通路を確保していきましょう。

ここではきれいに片付ける必要はありません。
目的はあくまでも通路の確保なので、室内から玄関まで歩いて移動できる分のスペースを確保することに集中して片付けを進めるようにしてください。

ステップ3. ゴミからどんどん処分していく

通路を確保できたら、玄関に近い場所にゴミからどんどん処分していきます。

ここでは、弁当の空箱や飲み干したペットボトル、空き缶、生ゴミなど、明らかに「ゴミ」だと判断できるものだけ処分していきます。
この段階でゴミでないものまで片付けようとすると、時間がかかりすぎてしまい、モチベーションの低下につながりかねません。
完全にきれいにならなくても、ゴミが減り、部屋が片付いているのを実感できるようになるだけでモチベーションは持続するものです。

ゴミではないものの片付けや処分については次の段階で行うので、ゴミと判断できるものからゴミ袋にまとめ、どんどん処分していきましょう。

ステップ4. いるものといらないものを分ける

ゴミをあらかた処分し終わったら、部屋にあるものの分類を行っていきます。
「いる」「いらない」「保留」という3つの袋や段ボールを用意して、部屋にあるものをいずれかに分類していきましょう。

判断基準に決まりはありませんが、半年以上使っていないものは今後も使わない可能性が高いので「いらないもの」として処分することをおすすめします。
ここで悩みすぎてしまうと片付けが滞る可能性があるので、パッと判断できないものについては一旦保留しておいて、なるべく手を止めずに分類を進めるようにしましょう。

ステップ5. 収納スペースを掃除して「いるもの」を収納する

「いるもの」として分類したアイテムは早々に収納するのがおすすめです。
収納することでその分だけスペースを空けられるようになりますし、部屋が片付いているのを実感できるようにもなります。
部屋にあるものの分類が完了したら、「いるもの」に分けたアイテムの収納スペースを確保するために、まずは収納スペースの掃除を行いましょう。

収納スペースの掃除が完了したら、「いるもの」に分けたアイテムを分類していきます。
収納スペースが足りない場合は収納家具を購入して増やすこともできますが、そうなると部屋が狭くなりますし、ものが増えれば増えるほど汚部屋化する可能性が高くなります。
収納スペースが足りないと感じる場合は、「いるもの」として分類したアイテムが本当に必要なものであるかどうかをいま一度検討し直し、処分できそうなものであれば処分するようにしましょう。

ステップ6. 部屋全体を掃除する

収納スペースを掃除しているものの分類が完了したら、最後の仕上げとして部屋全体をきれいに掃除しましょう。

汚部屋の場合、壁や床に汚れがこびり付いていることがあります。
これらはゴミから出た汁や害虫の糞、死骸、皮脂などによる汚れですが、こびり付いた汚れは雑巾による水拭きでは落とせないので、洗剤を使って掃除しましょう。
「軽度な汚れには中性洗剤」「黒ずみにはアルカリ性の洗剤」など、汚れの原因や度合いによって適した洗剤が異なるので、調べながら適切な方法で掃除を行うようにしてください。

掃除まで終わったら、汚部屋の片付けは完了となります。

汚部屋を自力で片付けたいと考えている場合、以下の記事も参考になります。
▶汚部屋の片付けは少しずつが正解？挫折しない3つの方法と成功のコツ

汚部屋を自分で片付けられる自信がないときの対処法

汚部屋のレベルによっては自分一人で片付けるのが難しい場合があるので、以下のような方法を検討してみましょう。

• 家族や友人・知人と一緒に片付ける
• 業者に片付けを依頼する

汚部屋の片付けは想定しているよりもずっと大変です。
一人で対応しようとすると途中で挫折してしまう可能性が高いので、家族や友人・知人が手伝ってくれる場合は、お願いして一緒に片付けてもらいましょう。
一緒に片付けることで、スムーズに片付けられるようになるだけでなく、モチベーションも下がりづらくなります。

家族や友人・知人にサポートしてもらうのが難しい場合は、専門の業者に対応してもらうのがおすすめです。
最近は需要が高まってきていることもあって、ゴミ屋敷や汚部屋の片付けや大量の不用品の処分などを専門的に行う業者が増えてきており、それらの業者に依頼することで確実に汚部屋をきれいにできるようになります。

汚部屋の片付けをプロに依頼するメリット

汚部屋の片付けをプロである業者に依頼するメリットとしては、以下の3点が挙げられます。

自分で片付けたり掃除をしたりする必要がない

汚部屋の片付けを業者に依頼する場合、一切作業せずに済むという大きなメリットがあります。

ゴミの分別や不用品の搬出・処分まで、汚部屋の片付けに関する面倒で手間のかかる作業はすべて業者が対応してくれます。
片付けの最中に出てきたものを処分していいかどうかについて質問されることはありますが、前もって片付けておく必要はありませんし、手袋やゴミ袋などを用意する必要もありません。

ゴミの処分方法のリサーチや粗大ゴミの処分も、すべて業者が代行してくれます。
汚部屋を片付けているときに発生しがちな害虫の対応や掃除までお任せできるので、非常に便利です。

汚部屋をその日のうちに片付けることができる

汚部屋の片付けを行っている業者の中には、即日対応してくれるタイプの業者もあります。
依頼するタイミングや依頼状況などにもよりますが、それらの業者はその日のうちに来て、汚部屋を数時間できれいに片付けてくれるので、「汚部屋を片付けたい！」と思い立ったその日のうちに片付けることができます。

自力で片付ける場合、どれだけスムーズに片付けられたとしても数日はかかりますし、汚部屋のレベルによっては1ヶ月以上かかることも珍しくありません。
費用がかかるとは言え、その大変な作業を数時間で終わらせてくれるわけですし、完了後はきれいに片付いた部屋で過ごせるようになるので、非常に大きなメリットだと言えるでしょう。

不用品の処分や掃除までお願いできる

業者が対応しているのは、汚部屋の片付けだけではありません。
依頼できる内容や料金についてはそれぞれの業者によって異なりますが、汚部屋を片付ける中で発生する不用品や粗大ゴミの処分、ゴミや不用品を片付けた後の部屋の清掃までお願いできる業者もあります。

もちろん「部屋の片付けだけ依頼して、不用品の処分や掃除は自分で」という対応も可能ですが、不用品の処分は分類や処分方法を調べるのに手間がかかりますし、しばらく放置されていた汚部屋の掃除は決して簡単ではありません。
それらの大変で手間のかかる作業を、汚部屋の片付けと合わせてお願いできる点も、業者に依頼する大きなメリットの一つだと言えます。

汚部屋の片付けを業者に依頼するときの費用相場

汚部屋の片付けを専門の業者に依頼する際の費用相場は以下のとおりです。

汚部屋を片付けた後のハウスクリーニングは別料金となっていることが多く、費用相場は以下のとおりです。

ハウスクリーニングまで依頼する場合は、汚部屋の片付け費用に加え、こちらのハウスクリーニング費用もかかることになります。
こちらはあくまでも相場であり、実際の費用はそれぞれのケースで異なるため、正確な金額については見積もりを作成してもらって確認するようにしてください。

汚部屋の片付けを依頼する業者選びのポイント

汚部屋の片付けを行っている業者の中には、質の高い優良業者もいればイマイチな業者もいます。
業者を選ぶ際は、以下のポイントを意識しながら選ぶようにしましょう。

汚部屋の片付けの実績が豊富

良い業者かどうかを判断する上で参考になるのが、汚部屋の片付けに関する実績です。
優良業者は評判がよく、多くのユーザーが利用しているため実績も豊富です。

気になる業者を見つけたら、ホームページにアクセスして、汚部屋の片付けに関する実績を確認しましょう。
実績が豊富な業者のホームページには、これまで対応してきた件数や顧客満足度などの実績が掲載されています。
また、実際の事例を写真付きで公開している業者も多いので、事例もチェックしましょう。

実際に片付けを依頼したユーザーの満足度については、業者の口コミでチェックできます。
「業者名 口コミ」などで検索して、良い口コミと悪い口コミの比率や口コミの内容を確認して、なるべく評判の良い業者を選ぶようにしましょう。

費用の相場や見積もりの内容がわかりやすい

業者を選ぶ上で注意したいのが、費用のわかりやすさについて。
汚部屋の片付けを行っている業者の中には、実際の費用がわかりにくかったり、見積もりの内容が大雑把でどこにいくらかかっているのかがわかりづらい業者もあります。
また、片付けてもらっているときに追加費用が発生し、見積もりで提示された額よりも高い金額を提示されるような業者も。

予算をオーバーしたり、納得のいかない金額を支払ったりしないためにも、なるべく費用の相場や見積もりの内容がわかりやすい、明朗会計の業者を選ぶべきです。
ホームページに記載されている料金の内容がわかりやすく、見積もりも詳細なものを出してくれる業者を選ぶようにしましょう。

サービス内容が充実している

業者を選ぶ際は、汚部屋の片付けの他にどういったサービスが用意されているのかについても確認しながら選ぶようにしましょう。

代表的なサービスとしては、「害虫駆除」や「ハウスクリーニング」「粗大ゴミの回収」などが挙げられますが、サービスが充実している業者であれば汚部屋の片付けとこれらの対応をまとめて依頼できるので余計な手間がかかりません。
一方、サービス内容が充実していない業者を選んでしまうと、複数の業者に依頼したりやりとりしたりすることになり、効率的に進められなくなります。

サービス内容は業者のホームページで確認できるので、依頼したい作業に対応してもらえるかどうかをチェックしながら業者選びを進めるようにしましょう。

きれいになった部屋をまた汚部屋にしないためのコツ

汚部屋をきれいに片付けても、また汚部屋になってしまっては意味がありません。
そうならないためにも、以下のコツを実践し、部屋が汚部屋化するのを防ぎましょう。

• 片付けの習慣を身につける
• ものの定位置を決める
• 購入と処分をセットで考える

どれだけものが少ない部屋でも片付けを怠っていると汚部屋になる可能性があるので、「1日15分、片付けや掃除の時間を設ける」「ゴミが出たらその日のうちにまとめる」などのルールを設け、片付けや掃除をする習慣を身につけましょう。

また、ものの定位置を決めておくことも大切です。
定位置を決め、使った後に元の位置に戻すよう意識すれば、そう簡単に汚部屋になることはありません。

ものが増えれば増えるほど汚部屋になる可能性が高くなるので、何かを購入する際は、「新しいものを購入するのと同時に古いものを処分する」といったルールも決めておくようにしましょう。

汚部屋の片付けはお片付け24時にご相談ください！

軽度な汚部屋であれば自分で片付けられますが、足の踏み場もないようなレベルの汚部屋を自力で片付けるのは困難です。
重度な汚部屋の場合、家族や友人・知人にサポートしてもらったとしても対応するのが難しいので、プロである専門の業者への依頼を検討してみてください。

お片付け24時は汚部屋の片付けに関するエキスパートです。
実績豊富で、即日対応も行っておりますので、汚部屋の片付けでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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