いざ断捨離をしようと思うのに「どうしても捨てられない…」なんて経験はないでしょうか。実はこの気持ちになるのは、あなたの心と物の関係にあるのです。

断捨離をするのにどうして心が…？と感じる方も多いかと思います。今回はそんな物と心の関係性に触れながら、どうしても捨てられない理由を探っていきましょう。どうしたら断捨離ができるのか、捨てる以外の物を手放す4つの方法も解説していきます。

断捨離、どうしたら捨てられる？

断捨離でどうしても捨てられないとお悩みの方は、まず物を手放すのがつらいのか、作業が億劫なのかを自分に問いかけてみてください。断捨離ができない根本的な悩みにフォーカスした対処法で、作業ははかどるようになります。

【断捨離】物を手放すことがつらい場合は？

物を手放すことがつらいと感じる方は、物に対して大きな気持ちを持っていると考えられます。断捨離の中では執着と表現されるものです。

この場合は、思い出の品を手放す作業と同様、比較的断捨離の作業に慣れてから取り組むのが吉。まずはキッチンや洗面所、お風呂場など使う物がはっきりしている場所から始めましょう。それぞれの場所において、使うか使わないかのみを基準に判断すればよいので気楽に行えますよ。

【断捨離】作業が億劫な場合は？

断捨離自体はできるけれど継続できないとお悩みの方は、時間を決めて作業をすると良いでしょう。例えばリビングで10分間、毎晩寝る前に少し片づける…などのちょっとした隙間時間を活用するだけで、あっという間に部屋がきれいになります。

困ったら断捨離を「保留」する

捨てるか判断に困ったら、使っていない衣装ケースや段ボールを用意して「一時的保留」のBOXをつくるといいですよ。断捨離は、単純に要る物を残す捨て活とは違い、心に向き合う作業になります。物と心の関係に対して判断に疲れてくると、どうしても要不要の仕分けができなくなってしまうのです。

これは致し方ないことなので、無理のない範囲で行うことが継続するためのポイントになります。保留にした物は、いつまで保留にするか期限を決めておくようにしましょう！こまめに保留BOXを見直すことがなければ、それはあなたにとって不要な物である可能性が高いです。その場合は潔く手放すようにしたいですね。

▼断捨離を楽しく行うコツを紹介！気になる方はこちらから
https://okataduke24.com/post_column/1612

断捨離はスキル！

片付けの一環とされる断捨離は、できて当然と思われる方が非常に多いのですが、実際はスキルとテクニックという技術です。できない方がいて当然と言えます。できないことでご自身を責める必要はないのです。

タスカジで人気沸騰中のハウスキーパー、西原三葉さんは著書『「片付けられない……」をあきらめない！（主婦と生活社）』の中でこう仰っています。

「いかにやるか」よりも、「できることだけやればいい」。

引用元：「片付けられない……」をあきらめない！より

 

あなた自身が片付けや断捨離に対してネガティブな気持ちになり、断捨離を嫌いになってしまったら本末転倒です。できることだけでもやるほうが当然部屋はキレイになります。

断捨離の基本スキルは、捨てる基準がある物から

作業をラクにしてくれる基本スキルは、捨てる基準がはっきりしている物からとりかかることです。断捨離は脳と心が疲れにくいことが分かったかと思います。その脳と心に負担がかからないやり方なら、手軽に断捨離ができるのです。

・玄関
・洗面所
・キッチン
・お風呂場

以上の4箇所では、比較的使用用途の明確な物が多いです。場所に合わせ、あなたが使うか使わないかを判断する単純作業から始めてみましょう。断捨離は決して敷居の高いものではないことがおわかりいただけるかと思います。

どうしても捨てられない、思い出の品は？

ただでさえ捨てられない思い出の品の数々。お祝い事の品や卒業アルバム、お子さんのいる家庭なら多くある写真や成長記録といった物をはじめ、頂き物など手放すには軽々しくできない物があるかもしれません。この品々に合わせて思い入れが深い場合は、手放すことが難しいことでしょう。

思い出の品は他の物の断捨離よりも脳と心を使う意味から、難易度が高いとされています。ですが、あなたの中に判断基準を作ってしまえばその難易度はあっという間に低くなりますよ。

例えば卒業写真を例にお話しします。
卒業写真を開くとき、どんなタイミングがありますか？多くの場合は懐かしい旧友が集まった時ではないでしょうか。思い出話に花を咲かせつつ、ページをめくる。同じ時を過ごした仲間とだからこそ、楽しめるのだと感じます。

では、もう1つ質問です。
おひとりのときに卒業アルバムを開くでしょうか？またはこれまで開いてきましたか？おひとりで卒業アルバムを見返す際、断捨離や掃除のタイミングではなかったでしょうか。…このように、どのタイミングで、どのようにして楽しむかを基準にしてみると、思い出の品の断捨離はスムーズに進みます。

「保留」の品が増えたら知っておきたい４つの対処法

判断ができずに保留になっている物が増えてきたら、期限を過ぎたものから手放していきましょう。保留期間中に、保留BOXから物を取り出して使うことがあった場合は、まだ今のあなたに必要な物かもしれません。思い出すこともなかった物は、手放す方向で考えることが理想的です。

物の状態が良い場合や、捨てるには惜しい場合は以下の4つの方法があります。

・フリマアプリ
・ネットオークション
・リサイクルショップ
・知人にゆずる

フリマアプリを使えば、比較的高値で物を売ることができます。ネットオークションも同様です。ネックなことは、梱包し郵送する作業を自分で行わないといけない点になります。この作業が苦手な方は、リサイクルショップに持ち込むほうがスピーディーに売ることができますよ。

思い入れのある物である場合は、大事にしてくれるとわかる方にゆずるのも1つの手です。知っている方にゆずるメリットは、自分の価値観を分かったうえで大切に扱ってくれる点でしょう。副収入は手に入らないかもしれませんが、お金では買えない関係を得ることができますよね。

断捨離で出た不用品の処分なら『お片付け24時』にお任せ！

断捨離であふれ出た不用品処分に困っている方は多いのではないでしょうか。
断捨離をした後は、なるべく早く不用品の処分をしたいと思うもの。事実、せっかく処分しようとまとめたのなら、後ろ髪惹かれる前に処分すると、気持ちも切り替えられてスッキリしますよ。

▼栃木県宇都宮市でお部屋の断捨離・片付けのご依頼レビューはこちら！
https://okataduke24.com/post_jisseki/1456

高校を卒業して社会人になった方が、旧友と招くために部屋を片付けたいとご相談くださったこちらのご依頼。仕事の忙しさから肉体的疲労があり、物の要不要の判断ができる状態ではなかったとのこと。弊社はすぐにご依頼者様の価値観を共有するためのヒアリングを行い断捨離と片付けを行いました。

ご自身の力では「どうにもできない…」そう諦める前に、ぜひご相談ください！片付けの実績を積んだプロのスタッフが在籍しており、女性スタッフの対応も可能です。スッキリ片付いた部屋で、あなたらしい暮らしを再スタートさせるお手伝いをいたします。

東京・千葉・神奈川・埼玉周辺エリアで断捨離の不用品回収をお探しなら、『お片付け24時』へ
https://okataduke24.com/