実家の片付けをしていると必ず出るのが古着です。しかし、「流行遅れや年配の人の服では売るのは難しい」けれど、「そのまま捨ててしまうのはもったいない」と考えることはありませんか？
大田区では区内各所でリサイクルを目的に古着の回収を行っています。ゴミを少しでも減らして地球に優しい処分をしたいなら利用してみるのはいかがでしょうか。今回は大田区の「古着の回収サービス」についてご説明します。

大田区の古着の回収サービス

大田区の古着の回収は区の事業として行われているので、そのままゴミとして捨てられてしまうことがありません。いい加減な業者に渡すのが不安という方も安心して利用できるサービスです。

大田区の古着の回収サービスとは

大田区では衣類は燃えるゴミとして出すと決まっています。しかし、この古着の回収を利用するとリユース・リサイクルされるのでゴミを減らすのに大いに役立つと考えられます。

回収された衣類はアジアやアフリカに送られて、現地の人たちの衣類としてリユースされます。衣類として使えないものは、工業用の雑巾（ウエス）などにリサイクル。繊維として最後まで徹底的に使用されるようになっています。

どこで回収してくれるの？

令和5年（2023年）4月現在、下記の12か所で行われています。

回収日は各会場ともに月1回ですが、場所によって回収日が異なりますのでHPなどで確認してください。回収時間は全ての場所で午前9時～正午までとなっています。なお、会場によっては駐車場がないこともありますので、併せて確認をお願いします。

実家の片付けで出た古着の回収方法

ここでは具体的に古着の回収方法をご説明していきます。

回収できるのは古着だけではない

「古着の回収」と名前がついていますが、実は布製の洋服以外にも回収が可能です。革製の衣類、タオル（フェイスタオルも含む）、帽子や左右揃った靴下、ハンカチ・マフラーなど、比較的範囲が広くなっています。

ただし、回収可能なものはあくまで再利用できるものに限られていますので、ボタンが取れていたり汚れが酷かったりするものは受け付けてもらえません。穴の開いた靴下なども当然NGです。

「こんなもの使えないよ…」と思えるものをもらったら誰でも嫌な気持ちになるものでしょう。せっかくなら「送ってくれて嬉しい」と感じてもらえるものを送りたいですね。

回収できないものはあるの？

先ほど言った汚れが酷いもの（泥・油・ペンキなど）や傷みが激しいものは引き取ってもらえません。穴が開いていたり色が褪せてしまったりするものも避けましょう。ファスナーが壊れているといった、洋服としての機能が失われているものはNGです。

その他には、足ふきマットやカーペットなどの敷物類や着物・浴衣も引き取ってもらえません。着物に関しては、外国の人が着るのが難しいからではないでしょうか。それ以外にも靴やカバンなども対象外です。

大田区では一辺の大きさが30cmを超えるものを粗大ゴミとしています。ですので、布製でも敷布団やマットレスは粗大ゴミになります。また、小さくてもシーツや枕、座布団や座布団カバーなども引き取り対象になっていませんので注意が必要です。

回収に出す際の注意点

回収に出せる衣類や布類はクリーニングまでする必要はありませんが、必ず洗ってきれいな状態で出しましょう。「一回使ったけど汚れてないからこのまま出しちゃおう」といったことは衛生上良くありません。

衣類は透明もしくは半透明の袋に入れて持ち込みを行います。市販のゴミ袋などで問題ありませんが、必ず中身がある程度見える状態にしておきましょう。数や量についての決まりはなくとも、事業者の持ち込みが不可であるため、大量にある場合はあらかじめ確認しておくと安心です。

小型家電についてもリサイクル可能

古着以外でも、大田区では区内42か所に小型家電の回収ボックスを設置しています。対象品目は全部で10種類、30×15cm以下の大きさのものが対象です。設置場所については大田区のHPをご確認ください。

携帯電話 携帯音楽プレーヤー 携帯ゲーム機 デジタルカメラ USBメモリ ポータブルカーナビ ACアダプター 電子辞書 電卓 ポータブルビデオカメラ
※画像は大田区HPより引用

粗大ゴミや大量のゴミの片付けは業者に頼むのもアリ小型家電の回収は区のイベントなどでも回収している時がありますので、リサイクルできるものは積極的に利用してくださいね。

粗大ゴミや大量のゴミの片付けは業者に頼むのもアリ

お話ししてきたように、古着や小型家電はきちんとリサイクルしてもらえます。しかし、親が高齢の場合は免許を返納していることも考えられます。粗大ゴミも庭先まで運び出さなくてはなりませんし、それ以外のゴミもきちんと分別して決まった日に出す必要があります。でも、子供たちが遠くから実家の片付けに来たというような場合には、何日も休んでゴミの日を待つというのは現実的ではありませんよね？そのような場合は業者に片付けを依頼することも考えましょう。

お片付け24時は、実家の片付けや清掃、不用品の回収を行っています。必要があればハウスクリーニングも同時に依頼できます。あらかじめ「この日に来て欲しい」と話しておけば、きちんとゴミを回収してくれるのを見届けることが可能です。

ご依頼は24時間・365日受け付けており、最短でその日のうちにご自宅にお伺いすることができます。また、料金は頭金不要で最大60回までの現金分割払いや後払いにも対応しており、まとまったお金がない場合でも安心してご依頼ください。

ご相談や見積りは無料ですので、お気軽にご連絡ください。

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