お片付け24時片付けコラム

2023.2.18

ゴミ屋敷は自治体に指摘される前に片付けを!放置するリスクを解説

ゴミ屋敷を放置すると、近隣住民から自治体に通報され、最悪の場合は強制的に片付けが開始されます。そうなると、自分の大切なものまで処分されかねないほか、片付けにかかった費用を負担しなければなりません。

そこで本記事では自治体がどのようにゴミ屋敷の片付けに踏みきるのか、また放置するとどうなるのかを紹介します。思わぬところで多額の出費に悩まされないためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

自治体がゴミ屋敷に対応する手順

自治体がゴミ屋敷に対応するのは以下のとおりです。

  1. 自治体がゴミ屋敷の近隣から相談を受ける
  2. ゴミ屋敷の実態調査を実施
  3. ゴミ屋敷の家主に改善を指示
  4. ゴミ屋敷に戒告文書を送付
  5. 行政代執行によりゴミ屋敷を片付け
  6. 片付けにかかった費用を徴収

なお上記の対応がとられるのは、ゴミ屋敷に対する条例が設定されている場合に限ります。近年では衛生的な住環境や景観への配慮から、ゴミ屋敷に対する条例を設ける市区町村が増えています。お住まいの地域でどのような条例があるかは、市区町村のホームページをご覧ください。

自治体がゴミ屋敷の近隣から相談を受ける

自治体がゴミ屋敷への対応に乗り出すのは、ほとんどの場合が近隣住民から通報された場合です。ゴミが外からも見えるほど多い場合や、異臭を放っている場合は近隣住民から自治体に連絡される可能性が大。ゴミ屋敷の家主とのトラブルを避けるために、本人ではなく自治体に連絡を入れる人も少なくありません。

ゴミ屋敷の実態調査を実施

ゴミ屋敷の連絡を受けた自治体は、実態調査に乗り出します。自治体の職員が直接ゴミ屋敷の状態を見に来るだけでなく、近隣住民への聞き取りも実施。あらゆる状態を加味して、自治体が介入すべきかどうかを調査します。

なお、このときゴミ屋敷の家主の家族関係などもリサーチされます。

ゴミ屋敷の家主に改善を指示

自治体による調査が終わり何らかの対処をすべきだと判断された場合、職員が直接ゴミ屋敷に指導へやって来ます。そして家主に対し、改善を要請。ちなみにこの段階ではまだ注意のレベルです。

「◯月までに」といった具体的な期限は設けられないことが多数。しかし、もし自治体から指導が入ったらこの時点でゴミ屋敷を片付けることをおすすめします。

ゴミ屋敷に戒告文書を送付

指導を無視してゴミ屋敷を放置した場合、次は郵便が届きます。この郵便はいわば最後の警告です。「◯月までにゴミ屋敷を片付けないと、行政代執行により強制的な処分作業を行います。」といった内容が書いてあります。

行政代執行によりゴミ屋敷を片付け

届いた文書を無視すると、ついに自治体による強制的な片付けが開始されます。ここまでくると、拒否することはほぼ不可能です。家主の意思に関係なく作業は進められます。
取っておきたいと思うものもどんどん処分されてしまう可能性があるため、できるだけ行政代執行が行われる前に自分で片付けることをおすすめします。

片付けにかかった費用を徴収

行政代執行による片付けには、税金が使われます。この金額は一時的に自治体が立て替えるものの、最終的には家主に請求されます。支払えない場合は家財や家そのものの差し押さえという形で支払うことになり、逃れることはできません。

自己破産をしても、この支払い義務は免除されないのが特徴です。

ゴミ屋敷の放置は危険

ゴミ屋敷の放置は危険です。これまで解説したように自治体が強制的に片付けをして代金を請求されるだけでなく、以下のようなリスクもあります。

・近隣住民から直接訴えられる場合も
・ゴミ屋敷は火災の原因になる
・自分が健康を害する可能性もある

ゴミ屋敷の放置は何一つメリットがないため、いち早く片付けましょう。

近隣住民から直接訴えられる場合も

悪臭や景観の悪化といった理由で、近隣住民から直接訴えられる可能性もあります。つまり行政の片付け代に加えて慰謝料も請求される可能性があるということ。

慰謝料は百万円単位で請求されることも珍しくありません。その上、慰謝料は自己破産をしても支払いを免れられないのが特徴です。片付け代に加えて慰謝料の支払いにも苦しむことになる可能性があります。

ゴミ屋敷は火災の原因になる

ゴミ屋敷は、火災の原因にもなりかねません。ゴミは可燃物であることがほとんど。実際、ゴミ屋敷が火元となり人が亡くなった事例もあります。

またほこりをかぶった家電やコンセントも、発火の原因になります。自分の身の危険はもちろん、近隣の人まで火災に巻き込む恐れがあるため非常に危険です。万が一火災が起きて自分は無傷でも、周囲に危害を加えてしまった場合は多大な慰謝料を請求されることになるでしょう。

自分が健康を害する可能性もある

ゴミ屋敷は衛生的にもよくありません。ゴミが散乱している環境は、害虫や害獣を呼び寄せてしまいます。またウイルスや菌の温床にもなるため、喘息やさまざまな感染症を引き起こすリスクが増します。

ゴミ屋敷は片付け代行会社の利用がおすすめ

ゴミ屋敷の片付けは自治体の対処を待つのではなく、自分で片付け業者に依頼するのがおすすめです。なぜなら片付け業者に依頼した方が、費用を安く押さえられる可能性があるからです。また片付け業者に依頼すれば、ものの処分だけでなく買い取りやハウスクリーニングも依頼できます。

さらに自分の大切なものをきちんと残せるという点でも、片付け業者の利用がおすすめです。できれば自治体から連絡が来る前に、自らゴミ屋敷は対処しましょう。
家族がゴミ屋敷に住んでいる場合は、家族のサポートが不可欠です。また自分が相続した空き家がゴミ屋敷になっている場合も決して放置せず、早めに片付けましょう。

自治体から指摘される前にゴミ屋敷を片付けよう

ゴミ屋敷の片付けやクリーニングをご希望の場合は、ぜひお片付け24時にご相談ください。お片付け24時はこれまで多くのゴミ屋敷問題を解決してきた、実績のある清掃会社です。

即日または当日のご要望にもお応えします。さらに業界初となる現金分割払いや後払いの制度を採用しており、現時点で支払いに不安がある人でも依頼可能。クレジットカードがない方や、利用枠がない方でも問題なくご利用いただけます。お困りの人は、こちらから気軽にお問い合わせください。

東京・神奈川・埼玉・千葉など、関東地域でゴミ屋敷の片付け業者を探すならお片付け24時
https://okataduke24.com/

ゴミ屋敷片付け 分割払い