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2025.6.27

生前整理とは?終活との違いや進め方、業者の選び方までわかりやすく解説

「生前整理や終活ってどんなことをすればいいの?」
「早めに生前整理を終わらせて老後を思いっきり楽しみたい」

近年認知度と注目度が高まり、取り組む人も増えてきている生前整理や終活。
万が一の場合に備えて、早めに進めておきたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、生前整理の概要や終活との違いに触れながら、進め方や業者選びのポイントまで幅広く解説します。

身のまわりや財産の整理など手間のかかることを早めに終わらせて老後を思いっきり楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

生前整理とは

生前整理とは

生前整理とは、死後に備えて身のまわりのものや財産などを整理することです。

どれだけ愛着のあるものや貴重な財産であっても、死後の世界に持っていくことはできません。
貴重なものや財産となるものは残された家族や親族で分配できますが、そうでないものは処分に手間がかかります。
また、残された財産をどう分配するのかを決めておかないと、身内で揉めてしまうことになります。

必要のないものを処分してスッキリしつつ、残された家族や親族に余計な手間をかけたり、トラブルを発生させたりしないためにも、元気なうちに身のまわりのものや財産の整理を行う生前整理が必要になるわけです。

生前整理と終活、老前整理の違い

生前整理と終活、老前整理の違い

生前整理と混同されがちなものに「終活」と「老前整理」がありますが、これらには以下のような違いがあります。

生前整理 終活 老前整理
目的 死後に備えて身のまわりを整理する 人生の終わりに向けて行う活動全般 老後の生活を快適にするために身のまわりを整理する
タイミング いつでも いつでも 高齢になる前
対象者 本人 本人 本人・家族

生前整理が死後に備えて身のまわりのものや財産を整理する行為であるのに対し、終活は、人生の終わりに向けて行う活動全般を指します。
身のまわりの整理や財産の整理だけでなく、やり残したことの実践も終活の一つです。
このように、終活の方がより広義であり、生前整理は終活の一部ということになります。

老前整理は老後に備えて行う整理全般で、老後を快適に過ごすために行うものであり、終活や生前整理とは目的が異なります。

生前整理のメリット

生前整理のメリット

生前整理をしておく主なメリットとしては、以下の6点があげられます。

  • 家の中がスッキリする
  • 気持ちがスッキリする
  • 相続の準備を進められる
  • 残された家族の負担を軽減できる
  • これまでの人生を振り返ることができる
  • 万が一のときでも安心

生前整理によって不用品を処分すると、家の中がスッキリしてより広々と使えるようになり、心にもゆとりが生まれます。
相続の準備や不用品の処分によって残された家族の負担を軽減できる点も、生前整理によってもたらされるメリットです。

また、身のまわりのものや財産、身辺整理を進める中でこれまでの人生を振り返り、これからの人生をより良いものにしていけるメリットもあります。

生前整理のデメリット

生前整理のデメリット

生前整理には以下のデメリットもあるため注意が必要です。

  • 時間と手間がかかる
  • お金もかかる
  • 家族や親族との話し合いが必要になる

生前整理はやることが多く、時間と手間がかかります。
すべて自分で進める場合、身のまわりのアイテムの整理や不用品の処分だけで数ヶ月かかることも珍しくありません。

また、自分で進めるにしても業者に依頼するにしても、それなりの費用がかかります。

財産整理では家族や親族との話し合いが必要になることもありますが、この際、揉めることも多々あります。
ただし、生前に話し合いをしないまま本人が亡くなった場合、本人の意思が不明なため、より深刻なトラブルに発展する可能性があります。
そのため、多少揉めたとしても、生前に話し合って問題を解決しておくことが大切です。

生前整理はいつから始める?

生前整理はいつから始める?

生前整理を始める時期に決まりはありませんが、時間のかかる作業であることを考えるとなるべく早いタイミングで始めるべきです。
手間がかかり体力・気力が必要になる作業でもあるので、老後を迎えてから始めるのはおすすめできません。
可能であれば40代、遅くても50代のうちに始めるようにしましょう。

親と同居していたり子どもと同居していたりする場合など、生前整理を進めづらいケースもありますが、そのようなケースでもできることはあるので、少しずつでも取り組んでおくことをおすすめします。

生前整理の進め方

生前整理の進め方

生前整理には、大きく分けて6つの工程があります。
それぞれの工程を詳しく解説していきます。

1. 身のまわりのアイテムの整理と不用品の処分

まず、取り組みやすい身のまわりのアイテムの整理と不用品の処分から始めていきます。
身のまわりのものを「必要なもの」と「不要なもの」に分け、不要なものは積極的に処分しましょう。

必要なものと必要でないものを分ける際は、以下のようにルールを決めておくと進めやすくなります。

必要なものの例 必要でないものの例
  • 日常的に使っているもの
  • 1年以内に使ったことがあるもの
  • 思い入れのある品物
  • 誰かに譲りたいもの
  • 1年以上使用していないもの
  • 汚れがひどいもの・壊れているもの
  • 思い入れがなく譲る予定もないもの

思い入れのある品や趣味のアイテムなど、本人にしか価値がわかりにくいものを優先的に処分しておくと、家族や親族が遺品整理をスムーズに進められるようになるのでおすすめです。

不用品の処分方法には、ゴミとして処分する方法と売却する方法があります。
生前整理にはお金がかかりますし、今後の生活を考えると蓄えが多いに越したことはないので、売れそうなものは売却して処分するのがおすすめです。

2. デジタルデータやアカウントの整理

近年はパソコンやスマートフォンなどデジタル機器が生活の一部となってきているため、デジタルデータやアカウントの整理も欠かせません。

整理が必要なデジタルデータやアカウントとしては、以下のようなものがあげられます。

  • パソコンのデータ
  • スマートフォンやタブレットのデータ
  • クラウドに保存されているデータ
  • サービスサイトや通販サイト、SNS、メールなどのアカウント情報

パソコンやスマートフォン、タブレットなどに入っているデータには個人情報がつまっているため放置するのはNGです。
使用する予定がない場合は初期化して売却するか、専門の業者にデータの削除も含めて処分を依頼しましょう。
使用する予定がある場合は、亡くなった後でも対処できるよう、ログイン情報をまとめて家族や親族に渡しておきましょう。

サブスクリプションサービスなどのサービスサイトや通販サイト、SNS、メールなどのアカウント情報についても、事前に退会して削除しておくか、アカウント情報をまとめて家族や親族に共有しておいてください。

3. 財産の整理

現金や高価な物品、不動産などの財産は、死後、家族・親族間でのトラブルの元になりやすいので、財産の整理もしっかりと行っておくようにしましょう。
まずは、どういった財産が残されているかが一目でわかるよう、財産目録を作成します。

財産目録に記入する主な項目としては、以下のようなものがあげられます。

  • 現金
  • 株の有価証券
  • 車や貴金属などの動産類
  • 建物や土地などの不動産

財産をリストアップしたら、相続させたいものと贈与したいもの、売却したいものに分類していきます。
相続させるものには相続税、贈与するものには贈与税がかかることがあるので、税理士に相談しながら進めることをおすすめします。

また、不要な銀行口座や証券口座などはなるべく解約し、通帳や印鑑、ログイン情報などをまとめておくようにしましょう。

4. 身辺整理

不用品の処分や財産の整理が完了したら、人間関係の整理も行っていきます。
今後も仲良くしていきたい友人や知人をリストアップするのはもちろん、あまり付き合いのない人や義理で付き合っている人など、今後の限られた時間の中で付き合っていく重要性が高くないと思われる人との関係を見直すことも大切です。

終活に有意義にお金を使ったり家族や知人に財産を残したりするためにも、付き合いで送っているお中元や年賀状を見直し、今後は送らないと決断するのも大事な生前整理のステップの一つになります。

5. エンディングノートの作成

人間関係の整理まで完了したら、エンディングノートを作成しましょう。

エンディングノートとは、自分が死亡した場合に備えて、家族や友人など、大切な人に伝えたいことや重要なことを記しておく終活用のノートです。
遺言書のように法的効力を持っているわけではありませんが、その分、思っていることを自分の言葉でなんでも書き記せるというメリットがあります。

エンディングノートに書く内容に決まりはありませんが、以下の内容を記しておくのが一般的です。

  • 財産情報
  • 医療や介護に関する希望
  • 葬儀やお墓に関する希望
  • 大切な人へのメッセージ

大きな決断を迫られるような病気をしたときにどう対応してほしいかや葬儀に呼んでほしい人など、家族が悩みそうなことを中心に書き記すようにしましょう。

6. 遺言書の作成・整理

エンディングノートは何でも書けて便利な反面、法的効力がありません。
そのため、遺言書を作成し、整理しておくことも重要になります。

家族や親族に残したい財産がある場合は、遺言書を作成し、何を誰に譲りたいかを記しておきましょう。
遺言書を作成していない場合、想定しない人が法定相続人となり、分配が決まるなど、自分の意思と異なる形での財産分与になる可能性があります。

弁護士や行政書士などの専門家に相談することもできるので、書き方がわからない場合や不安な場合は、相談しながら進めるようにしてください。

生前整理でやるべきことや進め方については、以下の記事もおすすめです!
生前整理でやることリストを公開!年代別のポイントや業者依頼のメリット

生前整理はプロにサポートしてもらいながら進めるのがおすすめ

生前整理はプロにサポートしてもらいながら進めるのがおすすめ

生前整理はやることが多く、デジタルデータの整理や遺言書の作成など専門的な知識を必要とする場面も多いので、プロにサポートしてもらいながら取り組むのがおすすめです。
生前整理のプロである生前整理業者の概要と、生前整理業者にサポートを依頼する場合の費用相場を紹介します。

生前整理業者とは

生前整理業者とは、時間と手間のかかる生前整理をサポートしてくれる生前整理のエキスパートです。

生前整理は工程が多く、財産の整理や遺言書の作成など複雑な作業もあるため、自分で始めたはいいものの挫折してしまう人も少なくありません。
高齢の方の場合、身のまわりのものをまとめるだけでもひと苦労です。

そのような手間のかかる作業をサポートしてくれるのが生前整理業者ですが、サポートしてもらえる主な作業としては以下のようなものがあげられます。

  • 身のまわりの整理
  • 不用品の処分
  • デジタルデータやアカウントの整理
  • 遺言書の作成

サポートしてもらえる内容は業者や選ぶプランなどによって異なりますが、財産の整理やエンディングノートの作成以外の作業は基本的にサポートしてもらえるようになっています。

生前整理を業者に依頼する場合の費用相場

生前整理の費用は、サポートしてもらう内容や範囲によって異なります。
例えば、生前整理のプロである生前整理アドバイザーに相談する場合の費用は、1時間あたり3,000〜5,000円が相場となっています。

また、生前整理では不用品の処分や回収も必要になりますが、不用品回収を依頼する際の作業人数と間取り別の費用相場は以下のとおりです。

間取り 作業人数 金額
1K 1人 33,000円~
1DK  2人 53,000円~
1LDK  3人 68,000円~
2DK  3人 100,000円~
2LDK  4人 120,000円~
3DK  5人 150,000円~
3LDK  5人 170,000円~
4DK  6人 200,000円~
4LDK  6人 220,000円~

こちらの金額はあくまでも相場なので、正確な金額が知りたい場合は業者に見積もりの作成を依頼するようにしてください。

生前整理業者の選び方

生前整理業者の選び方

近年、生前整理や終活への需要が高まってきているということもあって、生前整理業者の数が増えてきています。
ただし、丁寧にサポートしてくれる優良業者もあれば、あまり評判のよくない業者もあるため、業者選びは慎重に行わなくてはいけません。

生前整理業者を選ぶ際に知っておきたい選び方のポイントを紹介します。

生前整理の実績が豊富

生前整理業者を選ぶ上でまずチェックしておきたいのが、生前整理の実績です。
生前整理業者の中には、実績が豊富で頼れる業者もあれば、しっかりとした実績のない業者もあります。

実績のない業者にサポートを依頼してしまうと、回収してもらった不用品を不法投棄されたり、間違った方法で生前整理をサポートされたりなどトラブルに発展してしまいかねません。
また、相場よりもずっと高い金額を請求されるような悪質なケースも考えられるので、実績はきちんと確認しておくべきです。

きちんとしたホームページが用意されていて、実績や事例が掲載されているのかをチェックしながら選ぶようにしましょう。

生前整理に関する資格を持った担当者が在籍している

安心してサポートしてもらえる業者かどうかを判断する上で参考になるのが、生前整理に関する資格を持った担当者の存在です。
生前整理に関する資格には「生前整理アドバイザー」や「遺品整理士」などがありますが、優良業者には、いずれかの資格保有者が在籍している傾向があります。

生前整理アドバイザーや遺品整理士は、生前整理のエキスパートで、わからないことがあれば何でも相談できますし、アドバイスしてくれます。

これらの資格を持っている担当者が在籍していない生前整理業者の場合、適切にサポートしてもらえなかったりアドバイスの内容が間違っていたりする可能性があるので、生前整理アドバイザーや遺品整理士が在籍している業者を選ぶようにしましょう。

口コミでの評価が高い

気になっている業者が良い生前整理業者かどうかを判断する上で重要になるのが、ユーザーの口コミです。
実際にその業者に生前整理について相談した・サポートしてもらったユーザーの意見は、良い意見にしても悪い意見にしても非常に参考になります。

検索ブラウザやSNS,Googleマップなどで「〇〇(業者名)口コミ」や「〇〇(業者名)生前整理 口コミ」などで検索してみて、良い口コミと悪い口コミの割合や、口コミの内容をチェックしましょう。
良い口コミが多い業者を選ぶのが一番ですが、悪い口コミがあっても、内容が極端だったり容認できるものであったりする場合は、その業者の利用を検討するべきです。

口コミの内容と、実際に問い合わせたり相談したりしたときの対応の両方を加味しながら、サポートしてもらう業者を決めるようにしましょう。

生前整理で失敗しないためのコツ

生前整理で失敗しないためのコツ

生前整理で失敗しないためには、業者選びの他にもいくつか押さえておくべきポイントがあります。
生前整理失敗しないための3つのコツを紹介します。

少しずつ進める

自分で生前整理を進める場合は、一気に終わらせようとせずに少しずつ進めることが大切です。

生前整理は工程が多く、とにかく時間と手間がかかります。
自分で進める場合、身のまわりの整理と不用品処分だけで相当な時間がかかるはずです。
想定していたよりも進みが遅く、終わりが見えないと、モチベーションが低下し、挫折してしまいかねません。
また、スピードを重視するあまり、見落としやミスが発生する可能性もあるので、毎日時間を設けて少しずつ取り組むようにしましょう。

スピーディーに進めて短期間で終わらせたい場合は、生前整理業者にサポートしてもらいながら進めるようにしましょう。

家族や親族とも相談しながら進める

生前整理は、家族や親族などの大切な人と相談しながら進めることが大切です。

例えば、在宅での介護を希望していたとしても、家族や親族の生活に影響が出るほど負担が大きくなるのであれば施設への入居を検討するべきです。
また、本人が永代供養や納骨堂の利用を希望していたとしても、家族としては「きちんとお墓を用意してあげたい」と考えているかもしれません。

家族や親族の希望を必ずしも聞き入れる必要はありませんが、意見を聞いて考えが変わることもあるので、なるべく相談しながら進めるようにしてください。

定期的に見直す

生前整理で残しておく情報は、定期的に見直して最新のものに更新するようにしましょう。

例えば、Webサービスの利用状況やアカウント情報は変わる可能性があります。
最新の情報に更新されていないと、家族や親族が解約し忘れたりアカウントにログインできなくなったりするので、定期的に見直して最新の情報に更新しておくべきです。

財産の相続に関しても同様で、相続させたい人や分配比率が変わる場合は、エンディングノートの内容や遺言書の内容を更新しておかなくてはいけません。
更新しておかないと、希望通りに財産を残せなかったりトラブルを誘発したりする可能性があるので、定期的に見直すようにしてください。

生前整理のサポートはお片付け24時にお任せください!

生前整理のサポートはお片付け24時にお任せください!

やることが多く手間のかかる生前整理は、プロにサポートしてもらいながら進めるのが一番です。
プロにサポートしてもらえば、スピーディーに進められるようになるだけでなく、トラブルも防ぎやすくなります。
不用品の整理や処分では、片付けの最中に怪我をすることも少なくないので、危ない作業も面倒な作業も全部業者に任せるのが一番。

お片付け24時では、不用品回収や片付けなどを含めた生前整理や老前整理、終活のサポートを承っております
生前整理のエキスパートである「生前整理士認定アドバイザー」も在籍しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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