自分が離れて暮らしている場合、実家の片付けをするタイミングは難しいと感じる人も多いでしょう。親がまだ元気な場合はとくに「片付けた方がいい」とは言いずらいかもしれません。
近くに住んでいれば通いながら一緒に片付けるという方法もありますが、遠方にお住まいの場合は現実的ではありませんよね。その場合、プロの業者に依頼して片付けをしてもらう方法を選択肢に入れてみてはいかがでしょう。プロに依頼することで、高齢の親では運び出しが難しい粗大ゴミや不用品の回収も一度に解決できるというメリットもあります。
この記事では、遠方の実家の片付けを説得する方法と、業者に依頼する時に後悔しないための3つのポイントをご紹介します。
遠方の親を説得する方法
遠方の親に実家を片付けて欲しいと伝えるのが難しい理由のひとつが、自分が住んでいない家だからという点があります。親に「住んでいる自分がこれでいいと思っている」と言われてしまうこともあるでしょう。
同意してもらえるように説得するコツは、片付けた時のメリットを伝えて理解してもらうことです。
「足元の物につまずいて転んでしまうかも」「地震の時に倒れたり崩れたりした物で怪我をしそうで心配」など、親の安全を確保したいと伝えましょう。ただし、元気に暮らしている親は「自分は大丈夫」と言って聞き入れてくれないこともよくあります。その場合は、以下のような説得ポイントも有効です。
緊急時に必要な物の収納場所がわかる
入院することになった・急遽必要な書類ができたといった場合でも、片付けをしてあればスムーズに見つけられます。親が自分で探す場合だけでなく、入院中の親の代わりに子どもが必要なものを用意する時もあるでしょう。
お互いの負担を減らすためにも「いざという時に安心だから」という理由で片付けをすすめると、納得して受け入れてくれたという例も多くあります。
バリアフリー工事が必要になった時でも即対応できる
急に入院することになり、退院後はバリアフリーの家での生活が必要なこともあります。そのような場合、入院先の親と連絡を取り合って要不要を確認しながら片付けをするのは、時間も手間もかかり大変です。元気なうちに片付けをしておけば、もしもバリアフリー工事が必要になった時でもすぐに工事に取りかかれます。
業者に片付けを依頼するタイミング
親を説得できたらすぐに
一度は「片付けてもいい」と言っていた親が、時間が経つとやはり「捨てたくない」「自分で片付けるからいい」と言い出す例は少なくありません。しかし、親が高齢になればなるほと、片付けをする体力や気力がなくなったり、持ち物への執着がでて物が捨てにくくなったりします。
親を説得できたら、その日のうちに片付け業者への見積もりや依頼まで進めておくとよいでしょう。片付けにネガティブなイメージを持たないように、片付いた後のメリットを話し、むしろ片付けが楽しみになるような会話をするのも効果があります。
親が入院する・施設に入るなどのタイミング
親が入院することになった場合、長期にわたって家を留守にすることになります。また、親が施設に入ることになる場合もあるでしょう。
人が住んでいない家というのは、ドアや窓を閉め切ってしまうため空気が流れなくなります。湿気によってカビが生えやすくなり、家の劣化が早くなる可能性も。不要なものはできるだけ片付け、部屋の中の空気の流れをよくしておきましょう。
家族が亡くなったあと
できることなら、実家の片付けは親が元気なうちに一緒に行うのがオススメです。必要な物や不要な物、子どもに残しておきたいと考えている物などを本人に判断してもらえるというメリットもあります。こうすることで、親が亡くなってしまった後に片付けをするる際の負担も大きく減るでしょう。
しかし、どうしても片付けに納得してもらえないまま親が亡くなってしまった場合、大量の家具や遺品が残されている可能性があります。一度に片付けるのは難しいため、何度か通いながら片付けることになるでしょう。もし難しい時には、業者に依頼することで家具や遺品をスムーズに片付けることができます。
見積もりで比較・チェックすべきポイントはココ！
実家の片付けを業者に依頼する際、後悔しないためにチェックするべきポイントを3つ紹介します。
ポイント1・料金とサービス内容を確認する
片付けや不用品の回収は、業者によって料金やサービス内容が異なります。実際の作業内容が求めているものになっているか、料金形態に不明な点はないかを確認してください。業者によっては、出張料金や不用品回収代、部屋のクリーニング代などは別料金という場合もあります。
見積もりが安いからと依頼したら、現場で追加料金がかかって高額になってしまったということにならないためにも、事前にしっかり確認しましょう。見積もりの段階で、自分たちが期待している内容か、どのような場合に追加料金が発生するのか、予算範囲内ですべての作業を依頼できるかをしっかりと確認することが重要です。
ポイント2・支払い方法が選べるかどうか
片付けや不用品回収は、ものによってはまとまった金額が必要になる場合もあります。しかし、業者によっては現金での一括払いしか利用できないことがあるので注意が必要です。
給料日などに合わせて後支払いができたり、分割払いができると安心です。また、現金以外の支払い方法（クレジットカードや電子決済）が可能な業者もあります。トラブル回避のためにも、必ず事前に支払い方法を確認するようにしてください。
※お片付け24時では、後払いの他、業界初の現金分割払い（最大60回分割）も利用可能です。
ポイント3・クリーニングなど不用品回収以外も依頼できるか
親が施設に入るなどで空き家になる場合には、できるだけ不要なものを片付けておくとよいでしょう。部屋の片付けの際に出る粗大ゴミの処分や不用品の回収は必須です。自分で処分することもできますが、実家が遠方の場合など粗大ゴミの回収日に合わせて実家に行かなくてはなりません。交通費やかかる時間を考えて、どちらがよいか判断してください。
実家を売却する予定がある場合には、家具も生活用品もすべて片付けて部屋を空にしておく必要があります。家具を置いたまま売却できる場合もありますが、処分費用がマイナス評価されてしまいます。できるだけ高く売るためにも、部屋のクリーニングもしておきましょう。クリーニングを業者に依頼すれば、個人では掃除が難しい水回りもキレイになります。査定の際は、水回りがキレイかどうかで査定額が変わる可能性も大きいので、予算が許す場合は利用を検討するとよいでしょう。
埼玉県草加市の実家の片付けの実例
認知症を患ってしまったお父様が老人ホームへの入居が決まったため、この機会に実家を徹底的に片付けたいとご依頼を受けました。
遠方に住んでいて頻繁に実家へ通うことができないため業者に依頼することにしたそうです。複数の業者に見積もりを作成してもらった結果、まとまったお金が無い状況でも頭金0円で分割払いが利用できる「お片付け24時」にご依頼くださいました。
弊社スタッフが4人がかりでお部屋に溢れかえった不用品を回収、スッキリとしたお部屋に生まれ変わった様子を見て「依頼してよかった」と大変ご満足いただけました。
埼玉県草加市のご実家が、不用品回収でスピーディにキレイに片付いた様子はこちらからご覧ください。
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