「引っ越しが迫ってるのに、家がゴミ屋敷でヤバい！」
「ゴミ屋敷放置して引っ越しても大丈夫？」
このような不安や疑問を抱いている人は、少なくありません。
結論からいうと、ゴミ屋敷をそのままにして引っ越すことは基本的にできません。
引っ越し業者に断られたり、退去後に高額な費用を請求されたり…。
あらゆるトラブルの原因になるため、ゴミ屋敷の放置はやめましょう。
片付け業者に依頼して部屋をきれいにしてから引っ越せば、自分で手間をかけることなく、スピーディーにあらゆるリスクを回避できますよ。
本記事ではこれまで数々のゴミ屋敷を解決してきたお片付け24時が、引っ越し業者の業務範囲や引っ越し前のポイントについて解説！
過去に高額請求された事例もあわせて紹介します。
気持ちよく新居での暮らしをスタートさせるためにも、ぜひご覧ください！
目次
引っ越し業者は基本的にゴミ屋敷に対応していない
引っ越し業者の中には、荷物の梱包から手伝ってくれるところもあります。
しかしそんな引っ越し業者も、ゴミ屋敷の片付けにまで対応しているわけではありません。
荷造り対応の引っ越し業者ができるのは、あくまですでに仕分けされた荷物だけ。
荷物の山の中から必要なものを選り分け、梱包してもらえるわけではありません。
また足の踏み場もないようなゴミ屋敷では、作業自体断られてしまう可能性があります。
引っ越し業者が対応できない作業
ではここから、引っ越し業者が対応できない作業を確認していきましょう。
- ゴミと必要なものの分別
- 不用品の回収・処分
- 不用品の買い取り
- シミやカビ・悪臭などの除去
- 修繕
これらの作業は引っ越し業者でなく、ゴミ屋敷を専門とする片付け業者に依頼すべきです。
お片付け24時では、最短即日駆けつけて荷物の分別や不用品回収が可能です！
同時に買い取りもできるため、「新居には持っていかないけれど、捨てるのももったいない…。」というものの処分にも最適です！
ゴミと必要なものの分別
引っ越し業者ができるのは、基本的に荷造りから。
ゴミとそうでないものの分別には対応していません。
一方、片付け業者はゴミと必要なものの分別をお手伝いできます！
こちらの事例は初めてひとり暮らしをすることになったお客様からのご依頼です。
荷物をまとめる際、学生の頃に使っていた教科書やノート、雑誌に付いてくるおもちゃに無料配分しているチラシなどいつ使うか分からないなど部屋中から出てきて自分では手に負えないと感じたそう。
そこでいるものといらないものと分別が出来なかったお客様は、片付けの専門業者に依頼をしアドバイスをもらおうと思い、お片付け24時にご依頼いただきました。
当日はお客様と一緒にものを分別しながら、整理整頓のアドバイスを実施。
分別して出た不用品も回収し、作業を終えました。
▶【分割払い事例】＜東京都大田区＞引っ越し前の不用品の分別と粗大ゴミ回収作業
【東京都大田区でゴミ屋敷の片付けを依頼したい方にはお片付け24時がおすすめ！】
不用品の回収・処分
引っ越し業者は、以下一部のみ不用品の回収や処分に対応しています。
- サカイ引越センター
- アーク引越センター
- アップル引越社
- アリさんマークの引越社
ただしこれらの業者が引き取れるのは、家電のみという場合もしばしば。
ゴミ屋敷レベルの家で出る不用品やゴミ全ての回収は難しいでしょう。
また引越業者に不用品回収を依頼すると、一点ずつリサイクル法に基づく料金と手数料がかかります。
たとえばテレビと冷蔵庫を回収してもらうだけで、プラス1万円以上かかることも。
片付けの専門業者に依頼するよりも、割高になってしまいがちです。
一方、片付け業者なら大量の不用品を一挙に引き取り、処分可能！
たとえばこちらの事例は、疲れやストレスからパニック障害を発症してしまったお客様からのご依頼です。
現在は症状が落ち着いているそうですが、家に帰るとどっと疲れが出て、何もやる気が起きないとのこと。
しかし急ぎの状況だったため、最短即日対応できて不用品をすべて引き取れるお片付け24時にご依頼いただきました！
そこでお問い合わせの翌日に現場へ急行。
部屋のいたるところに散らかっていたゴミや不用品を、一括で処分したところ見違えるほどきれいな部屋を取り戻せました。
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不用品の買い取り
一部の業者を除き、引っ越し業者は不用品の買い取りに対応していません。
不用品の買い取りに対応している代表的な引越業者は、以下の通りです。
- サカイ引越センター
- アップル引越センター
ただし、買取りできるのは一部の家電や家具のみ。
たとえば時計や服、楽器、ホビーグッズなどの買い取りには対応していません。
シミやカビ・悪臭などの除去
引越業者は本格的なクリーニング、除菌などには原則として対応していません。
一部ハウスクリーニングをオプションでつけられる業者もありますが、水回り限定で3万円といった形で部分的かつ高額になりがち。
またサービスで簡単な拭き掃除や掃き掃除は行なってくれることもあります。
しかし、ゴミ屋敷によくある長年放置されたシミやカビなどに対する念入りな掃除は業務外の場合がほとんどでしょう。
一方お片付け24時では、消臭や特殊清掃にも対応しています。
修繕
ゴミ屋敷ではリフォームが必要になることも多いです。
しかし、これにも引っ越し業者は基本的に対応できません。
ゴミ屋敷は積み重なったゴミで圧迫されたドアや壁が壊れることもしばしば。
こぼれたり踏みつぶされたりして染み出た飲み物や調味料が、床を腐食させてしまうこともあります。
片付け専門業者やハウスクリーニング業者なら、リフォーム会社と提携して清掃と修繕を一括で対応してくれる可能性があります。
ゴミ屋敷からスムーズに引っ越す方法
ゴミ屋敷からスムーズに引っ越したい場合、以下の2パターンを検討しましょう。
- 片付け業者に依頼してから引っ越し業者に依頼する
- 引っ越しサポートにも対応した片付け業者に依頼する
引っ越し業者には、荷造りや運搬、荷下ろしといった引っ越しの業務だけを依頼するのがベスト。
ゴミ屋敷の片付けは、片付け専門の業者に任せた方が手間もコストも抑えられます。
| メリット | デメリット | |
| 片付け業者＋引っ越し業者 | ・片付けと引っ越し、それぞれの専門業者に依頼すると作業の質に信頼がおける
・費用を最低限に抑えられる |
・別々に依頼する分、業者探しや見積もり取得に時間と手間がかかる |
| すべて片付け業者にお任せ | ・全ての作業を一気通貫して依頼できる
・業者探しや見積もりに取得に手間がかからない |
・引っ越し作業に対応できる片付け専門業者が少ない
・オプションで引っ越し作業のサポートをつけると割高になる場合も |
片付け業者に依頼してから引っ越し業者に依頼する
最もおすすめなのは、片付け業者に依頼してから引っ越し業者に依頼する方法です。
これならゴミ屋敷の片付けもスムーズに完了でき、引っ越し業者に作業を断られる心配もありません。
立つ鳥跡を濁さずで、気持ちよく退去できるでしょう。
なおお片付け24時は、最短即日対応可能です。
また夜間や休日のお片付けにも対応。
そのためお急ぎのお客様にも、問題なく利用いただけます。
買い取りにも対応しているため、少しでも不用品をお金に代えて節約したい人にもおすすめです！
引っ越しサポートにも対応した片付け業者に依頼する
片付け業者のなかには、引っ越し作業をサポートしてくれるところもあります。
こうした業者に依頼すれば、ワンストップで片付けから引っ越しまで完了できて便利です。
ただし、引っ越し作業に対応している片付け業者は多くありません。
また春や秋口といった引っ越しの繁忙期には、業者がつかまらない可能性も…。
引っ越しのサポートはオプションで割高になることもあるため、どこに依頼するかは慎重に検討する必要があります。
ゴミ屋敷を片付けずに引っ越すと貸主から費用請求される可能性あり
「片付けるのは面倒だし、そのまま夜逃げしちゃえ！」
「敷金は払ってるし、ゴミ屋敷を放置して退去しても問題ないのでは？」
このように考える人もいるかもしれません。
しかしこの考えは間違いです。
ゴミ屋敷をそのままにして引っ越すと、後から高額な原状回復費用を求められる場合があります。
裁判沙汰になり、新居での生活に支障が出ることも珍しくありません。
そうならないためにも、きちんと片付けてから引っ越すのがベストです。
ちなみに国土交通相では、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を発表。
原則として、経年劣化による劣化や破損に伴う原状回復費用は、貸主負担としています。
出典：原状回復をめぐるトラブルとガイドライン | 国土交通相
つまり普通に生活するうえで発生する色褪せや劣化、建物自体の老朽化などに関しては、借り主が責任を負う必要はありません。
ただし部屋をゴミ屋敷にした場合、借主が部屋の管理義務を怠ったとして費用負担を請求される場合があるのです。
たとえばゴキブリなど害虫の糞尿が染み付いてしまった床や、積み重なったゴミの圧力で壊れたドアなど。
これは普通に住んでいたら、発生し得ない損害です。
事実、タバコの焼け焦げ跡や子供が割った窓などに対し、30万円もの原状回復費用が求められた事例もあります。
出典：消費生活相談事例 賃貸アパート退去時の修繕費 | 岡崎市
ゴミ屋敷をそのまま放置して引っ越した場合、不用品の回収費用なども加算されるため数十万円では済まないかもしれません。
そう考えると、先に自分で安い業者を見つけて片付けてから退去したほうが大幅にコストを抑えられます。
敷金無料の物件は高額請求されやすい
原状回復費用は、基本的に入居時に払う敷金からカバーされます。
そのため敷金無料で入居した物件は、退去時に別途クリーニング費用や修繕費が請求されることも。
またゴミ屋敷の場合、原状回復にかかる費用が敷金を越える場合もあります。
この場合、敷金超過分を追加で請求されるといったことも考えられます。
退去費用の規定については契約書を確認
基本的に、部屋の原状回復にかかるクリーニングや修繕費用は貸主の負担とされています。
ただし、例外的にすべての諸費用が借り主負担になる場合もあるのです。
それが契約書に「特約」が設けられている場合です。
特約とは、特別(例外的)な取り決めのこと。
貸主によってはあらかじめ特約を設け、クリーニング費用や修繕費を借主負担にしている場合があります。
この場合、状態によってはかなり高額な原状回復費用を請求される可能性も…。
不安な人は、退去前に契約書を確認しておきましょう。
ゴミ屋敷は引っ越す前に片付けを！
引っ越しする際、ゴミ屋敷をそのままにしていると引っ越し業者に断られてしまうケースがあります。
また退去後に管理会社や大家とトラブルになる場合も…。
そうならないためにも、ゴミ屋敷化してしまった家はきれいにしてから引っ越しましょう。
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