お片付け24時片付けコラム

2024.1.26

ゴミ屋敷の片付け費用100万円の謎|実際に業者に依頼するならいくら必要?

「ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼すると100万円もかかるって本当?」
「片付けに100万円もかかるなら、業者に依頼するのは無理なのでは…。」

ゴミ屋敷の片付けを検索してみると「100万」というキーワードが出てきてドキドキしてしまったという人もいるのではないでしょうか。
しかし、本当に100万円もかかるのであれば、こんなにたくさんのゴミ屋敷清掃業者が存在することはありません。
今回は、ゴミ屋敷の片付け費用の相場や料金が決まる要素についてご説明します
実際に100万円近くかかった事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

片付け費用100万円のゴミ屋敷とは

まず最初に、片付け費用が77万円かかったゴミ屋敷がどのような部屋だったのかをご覧いただきましょう。

実録-ワンルームで片付け費用が77万円の部屋-

【見積もり内容】
作業員数:5名
・作業時間:6時間
費用:77万円(15回の分割払い)

お客様は川崎市にお住いの飲食店で働く30代の女性。
数年前に精神的な病を患ってから片付けができなくなり、ゴミが溜まっていったそうです。
もともとは片付けや掃除は得意だったので自分を責めてしまい、さらに病状が悪化していったとのことでした。

頼れる家族や友人もおらず、クレジットカードも使えず、まとまったお金もない状態でしたが、勇気を出してお片付け24時にお問い合わせくださいました。

お部屋は3階建てアパートの2階にあり、間取りはワンルーム。
玄関までびっしりとゴミがたまっている状態でした。
山積みのゴミは高いところで120cmを超えています。
分別もされていないゴミは悪臭を放っていました。

当日は朝8時半から作業を開始しました。
玄関からどんどんゴミを搬出していくと、場所も分からなくなっていたキッチンがようやく顔を出しました。

トイレや浴室もゴミで埋まっています。
浴室はゴミで扉が開かない状態でした。

部屋が片付いたら、次はトイレや浴室などの水回りのゴミを全て撤去していきます。
最後に薬品を使ってのハウスクリーニングと臭いの除去を行って、予定を1時間オーバーしたものの、無事に片付けが完了しました。

あんなに汚れていた洗面所と浴室もスッキリと物がなくなり、この後で床の黒カビもきれいに清掃しました。

詳しくはこちらからご覧いただけます。
精神的な病気が原因で片付けられなくなってしまったゴミ屋敷の片付け【神奈川県川崎市幸区】

費用が100万円を超えることはめったにない

備え付けのキッチンが見えなくなるほどゴミがあふれた部屋でも、費用は100万円に届きません。
実際、作業を行った事例でもよほど特殊な条件がない限り、100万円を超えるようなことはめったにないものです。
まずは業者のホームページなどの事例を参考にして、自分の部屋ならいくらくらいかかるのか調べてみるといいでしょう。

ゴミ屋敷の片付け費用の相場と料金100万円の謎

ゴミ清掃予算イメージ

ここでは、ゴミ屋敷の片付けを依頼した場合の費用の相場をご紹介します。

ゴミ屋敷の片付け費用の相場

業者に依頼した場合の費用の相場は以下の表のようになっています(お片付け24時の料金表より抜粋)。

部屋の広さ 作業員数 費用の目安
1K・1R 1名 33,000円~
1DK 2名 53,000円~
1LDK 3名 68,000円~
2DK 3名 100,000円~
2LDK 4名 120,000円~
3DK 5名 150,000円~
3LDK 5名 170,000円~
4DK 6名 200,000円~
4LDK 6名 220,000円~

ゴミ屋敷の片付け料金が決まる要素はいくつもあります。
詳しい要素については次章で解説しますので、こちらの表はあくまで目安と考えてください。

ゴミ屋敷によって別途かかる費用とは

先ほどの例にもありましたが、ゴミ屋敷の片付けはゴミを運び出せば終わるというものではありません。
汚れや臭いがこびりついていればハウスクリーニングや特殊清掃が必要になってきます。
それ以外にも害虫駆除や殺菌・消毒などを追加した方がいい場合もあるでしょう。
こういった作業は片付けには含まれないため、別料金になるのが一般的です。

他にも、「住んでいる部屋が2階以上でエレベーターがない」「トラックを停める場所がなく駐車場を借りなければならない」といった場合などには追加料金がかかることがあります。

なぜ「片付け費用は100万円」になったのか

「ゴミ屋敷の片付けには100万円かかる」という話がどこから出たのかはよく分かっていません。
しかし、家が広く、すべての部屋がゴミに埋まり、ハウスクリーニング・害虫駆除・特殊清掃を行ったとすればおそらく100万円を超えるでしょう。
そういった事例を経験した人の話のインパクトが強く印象に残り、「片付けに100万円」という部分だけがひとり歩きしている可能性は十分考えられます。
他にも値段が高いことの例えとして、キリのいい100万という数字が出てきたのかもしれません。

ゴミ屋敷の片付け費用が決まる要素とは?

汚れた部屋

ゴミ屋敷の片付け費用は主に以下の5つの要素で決まってきます。
それぞれの要素の基本的な料金を超える部分があれば、それが上乗せされていくというイメージです。

①ゴミの量
②片付け範囲・広さ
③作業員数
④作業トラックの台数
⑤特殊なゴミの有無

それでは、ひとつずつ詳しく見て行きましょう。

ゴミの量

その家にどのくらいゴミがあるかは、最も料金に関係する部分です。
ゴミがひざ下くらいの場合と天井近くまである場合では、同じ広さであってもゴミの量はかなり違います。
全体として、搬出されるゴミの量が多ければ多いほど費用は高くなります

事例でご覧いただいたように、一人暮らしのマンションでもゴミの量が多ければ、相場を大きく超える金額が請求されることになるのです。

片付け範囲・広さ

片付ける家の広さや範囲もゴミの量に大きくかかわってきます。
というのも、1部屋(1ヶ所)ごとのゴミが多くなくても、部屋数が多ければ全体としてゴミの量が増えるからです。

ゴミが置かれる場所は部屋だけではなく、廊下・階段・トイレ・浴室・ベランダ・庭などがあり、小さい場所ほどゴミを詰め込んだり、大きな不用品を置いたりしやすくなります。

作業員数

ゴミの量や時間・作業の内容によって、作業員の数も変わります。
ゴミの量が非常に多い、ハウスクリーニングなどの作業も行う必要があるといった場合には人数が多くなければこなせません。
また、とにかく短時間で片付けて欲しいというような場合にも、作業時間を短縮するために人数を増やすことになります。

料金は「作業員1人当たり〇〇円」というように設定されていることが多いので、作業員数が増えれば料金も高くなっていきます。

作業トラックの台数

ゴミを運ぶトラックも1台ごとに料金がかかってきます。
使用するトラックは単身者の引越しなどに使われる2tトラックが基本で、ゴミが多ければもっと大きなものを使うか台数を増やします。

1台で何往復もすれば安くなるのではないかと考える人もいるかもしれませんが、業者の作業所と片付けの現場が離れていれば作業が押してしまい、予定通りに終わらないかもしれません。
一般の人が2tトラックにどの程度のゴミが載せられるか目算を立てるのは難しいため、業者の見積りに従うのが無難です。

特殊なゴミの有無

一般的に自治体で処分が難しい危険物や土・石などは、別途料金がかかると考えておいた方がいいでしょう。
また、ピアノや分解できないダブルベッド・大型の金庫など、重量があるものも料金が上乗せされる可能性があります。
どのような物に特別料金がかかるのかは業者によって異なりますので、詳しくはホームページで確認するか直接問い合わせるようにしてください。

ゴミ屋敷の片付け費用を安くするには

相見積もりイメージ

片付け料金をできるだけ抑えたいという場合にはいくつか方法があります。
ここでは4つの方法をご紹介しましょう。

複数社から見積もりを取る

時間的に多少余裕がある場合は、複数の業者に問い合わせて見積もりを取るのがおすすめです。
ゴミ屋敷の片付けは業者ごとに料金が大きく異なるため、比較して安い業者に依頼することで費用を抑えることができます。

この時、見積もりの内容をしっかり確認し、不明な点があれば納得いくまで確認しましょう。
もし、見積もりを出さない、見積もりに作業の詳細が記載されていないという場合は、後になって追加で費用を請求するなどのトラブルが起きることも考えられます。
このような業者は避けた方が安心です。

買い取りを行っている業者に依頼する

業者の中には不用品の買取を行っている場合もあります。
再利用できるものが多い場合には、このような業者に依頼するのもおすすめです。
ただし、業者ごとに買取品目が異なりますので、事前に必ず確認をしてください。

ゴミが多くても、不用品処分の方がメインだという場合は、ゴミ屋敷の片付けも行っている不用品回収業者に依頼するという方法もあります。

事前にできる範囲で片付けを行う

少し手間はかかりますが、自分でできる範囲で片付けを行い、ゴミを減らしておくのもいいでしょう。
軽くてかさばる衣類やカバン・靴などを片付けるだけでかなり量が減ります。
ゴミを分別するのが面倒でも、段ボール・ペットボトル・空き缶など、1つの品目を集中的に拾い集めて通常の回収に出すだけでもかなり違うという場合も少なくありません。

衣類やファッション小物・本などはリサイクルショップに持って行けば買い取ってもらえる可能性もあります。
高額にはならないかもしれませんが、片付け費用の足しにはなるはずです。

自治体の補助を受ける

お住いの自治体に「ゴミ屋敷条例」があり、条件に該当すれば業者に依頼する費用の補助が出る場合があります。
ただ、補助金を出している自治体は少ないうえ、対象者が高齢者や障がい者・生活困窮者に限られているので、利用できる人は限られています。
しかし、中には片付けのボランティアを紹介してくれることもありますので、ホームページで確認するか、自治体の窓口までお問い合わせください。

100万円が手元になくても「お片付け24時」なら依頼が可能!

お片付け24時

片付けに100万円かからなくても、それなりに費用は必要です。
手元にまとまったお金がないという場合でも、「お片付け24時」なら頭金0円の現金の分割払いや後払いが可能です
クレジットカードがない、カードの限度額がいっぱいだという人もぜひご相談ください。
相談・見積もりは無料でキャンセル料もかかりません。

お問い合わせは年中無休・24時間対応ですので、思い立ったらすぐに依頼できます。
お問い合わせいただいたその日に片付けを行うことも可能です。
ぜひ、お気軽にお問合せくださいね。

【実績紹介】10万円でここまできれいになる!

ここでは費用が10万円のゴミ屋敷の片付けをご紹介しましょう。

お客様は東京都江東区にお住いの20代の女性。
部屋を引越ししたものの、元の部屋がゴミ屋敷になっており片付けて欲しいとのことでした。
片付け費用をどう捻出するか悩んでいたところ、知人の知り合いでお片付け24時を知り、頭金0円で分割払いが可能なことからお申し込みをいただきました

お客様の部屋はアパートの1階の1LDKで、ベランダには不用品がいくつも放置されていました。
また、犬と猫を多頭飼いしており、エサやフンが散らばっていてよごれと臭いもかなりひどい状態です。
さらに服や雑貨などが入った段ボールがいくつ置かれ、ペットの毛や埃・ゴミが目立っていました。

ご連絡当日の夕方5時以降から作業を行い、3人で6時間かけて不用品の回収とゴミの撤去、部屋の清掃を行ったところ、見違えるほどきれいになりました!

詳しい作業内容についてはこちらをご覧ください。
ペットと暮らしていた20代女性の汚部屋の片付け事例【東京都江東区】

まとめ:見積もりを取って納得してから契約を!

ゴミ屋敷の片付けにはそれなりにまとまったお金が必要ですが、さすがに100万円かかることは稀です。
まずは自宅の状況を確認し、情報を集めましょう。

なお、ゴミ屋敷は部屋ごとに状況が異なります。
とある業者のサイトの事例に似ているからといって、記載されている費用と同額だとは限らないことにも注意が必要です。

まずは見積もりを取って、実際にいくらくらいかかるのか把握することが大切です。
その上で、費用や作業内容をしっかりと精査し、納得してから作業を依頼するようにしてくださいね。

東京・千葉・神奈川・埼玉周辺エリアでのゴミ屋敷の片付けはお片付け24時!

ゴミ屋敷片付け 分割払い