お片付け24時片付けコラム

2023.12.29

ゴミ屋敷の生活とは?どうやって暮らしているの?解消できない理由とは?

「ゴミ屋敷で生活している人はトイレやお風呂ってどうしているんだろう」
「ゴミ屋敷を解消しようと思わないのかな?」

YouTubeなどでゴミ屋敷の片付けを観たことがある人なら、その汚さにびっくりすると同時に、「こんなところでどうやって生活していたんだろう?」と思うのではないでしょうか。
今回はゴミ屋敷での良くある暮らしぶりと、なぜ解消しないのかについて紹介していきます。

ゴミ屋敷での生活ってどんなもの?

コンビニ

多くの人が疑問に思うゴミ屋敷の生活
実際に住んでいる人はどんな風に暮らしているのでしょうか。

生活スペースはどうやって確保している?

ゴミ屋敷といっても程度があり、家に溜まったゴミの量によって生活スペースの大きさも異なります。
すべての部屋がゴミで埋まっている場合もあれば、床が見える程度の軽度ゴミ屋敷の場合もあります。

例えば、眠るためにベッドやソファーの上は確保していることもあるでしょう。しかし、ゴミが増えてそれすらも難しい場合、人が座れるくらいの広さだけを確保して、そこで座って眠る人もいるようです。

ゴミが積み重なってどうにもならないような状態であれば、ゴミや不用品の上で生活している方もいます。食事も寝るのもゴミの上。
人によってはゴミをある程度平らに固めて布団を敷いて寝ることもあります。

いずれにしても、生活できるスペースにはかなり限りがあり、何とかその中で暮らしているのです。

食生活はどうなっているの?

ゴミ屋敷の住人は、調理や食事のためのスペースが制限されていることから、簡単に食べられる総菜・コンビニ弁当・カップ麺などがメインとなります。
飲み物は手軽に飲めるペットボトルが多く、アルコール類は缶ビールや缶チューハイなどが多いです。
喫煙者の中には空き缶などを灰皿代わりに使う人もいるので、一石二鳥なのかもしれません。

使用後の容器はそのまま重ねておくかゴミ袋に入れるだけの人が多いようです。

お風呂には入っているの?

もし、どこか1ヶ所でも水が出る場所があれば、その場所を使います。
たとえ汚くてもシャワーが使えればもちろん使用しますが、それ以外であれば洗面所などで水を汲んでタオルなどで体を拭くという方法を取っています。
どの水道も使うことができない(水回りまでたどり着けない・ゴミが堆積して水を出せないなど)場合は、外で済ませる以外ありません。
銭湯に行ったり、フィットネスクラブやジムのお風呂を利用したりする人もいます。

ネットカフェを使うことも少なくないようです。
ネットカフェは個室がありますし、シャワーも使用できる場合が多く、飲み物も飲み放題です。
軽食を取ることもできますし、中にはコインランドリーを併設しているところもあります。

職業によっては、職場の仮眠室やシャワールームを使用している人もいるようです。

トイレはどうしている?

生活に欠かせないのがトイレです。
自宅のトイレが使えない場合、近くのコンビニや公衆トイレを利用する人が多いようです。

そして、もうひとつが「ペットボトルで用を足す」という方法。
ペットボトルをトイレ代わりに使う人は多く、清掃関係者はこの尿が入ったペットボトルを「ションペット」と呼んでいます。
ゴミ屋敷の片付けをしていると、このションペットが大量に出てくることは珍しくないのです。

女性の場合、使用済みのナプキンなどは袋に入れて放置する人が多いのですが、生理は子宮の内膜が剥がれ落ちる現象なので血液だけが出るわけではありません。
そのため、長く放置すると異臭を放ち、ウジ虫が湧くこともあるので気をつけましょう。

洗濯はしているの?

水が出れば手洗いが可能ですが、コインランドリーを利用することが多いです。
ただ、洗濯はしないという人もいるので、その人が働いているかどうかという点も大きいのではないでしょうか。
女性だと、下着の洗濯をせずにナプキンやおりものシートの交換で済ませてしまう人もいます。

ゴミ屋敷を解消しない・できない理由とは

残業する会社員

ゴミ屋敷が解消されない理由は、ゴミ屋敷になってしまう理由と重なる部分が多くあります。
ここでは良くある片付けられない理由をご紹介します。

片付けたくても時間や労力がない

仕事や勉強などで忙しい場合、片付けをする時間が取れない方は多いです
自分で片付けたいと思っても、朝早く出掛けて帰宅するのも夜10時11時となれば、疲れもたまって掃除どころではないでしょう。
休みの日にまとめてやろうと思っていても、別の予定が入ってしまったり寝不足や疲れを解消したくてゴロゴロして過ごしたりするのは仕方がないのではないでしょうか。

片付けが苦手で手を付けられない

元々片付けが苦手な人も、溜まっていくゴミをどこからきれいにすればいいか分からずに放置しがちです。
他にも、分別方法が難解で捨て方が分からなくなってしまうこともあります。

ゴミの分別は市町村が決めていますが、リサイクルに力を入れていたり、使用する焼却炉の性能が高くなかったりすると分別方法がより細かくなります。
これが、片付けが苦手な人に追い打ちをかけている可能性があるのです。

片付けてもゴミが出せない

夜勤などがあり、回収日の決まった時間にゴミを出せないという場合も考えられます。
急にシフトが変わってしまえば、捨てようと思っていたゴミを出せずに部屋に置いておくしかなくなります。
アパートなどで他の人たちが夜中などにゴミを出した結果、管理が厳しくなってしまったということもあるでしょう。

他にも、一度に大量のゴミを出したら近所の人や管理会社から苦情を言われてトラウマになったという人もいます。
ゴミステーションからあふれるほどゴミを出してしまうと、カラスの被害やゴミの持ち去りなどの可能性もあるため、注意が必要です。

虫がいるので掃除ができない

虫と遭遇するのが怖くて掃除できないパターンも少なくありません。
また、見てはいないけれど、実際に見てしまったら生活できないかもしれないという危機感から自分で片付けられない場合もあるでしょう。
実際にはある程度ゴミが溜まると、換気をしても奥の方まで新鮮な空気が届かず、湿度や温度が高くなりがちです。
そうなると、虫が発生していないことの方が珍しいかもしれません。

ゴミがありすぎて諦めている

すでにゴミ屋敷のレベルが高くなりすぎて、自分で片付けるのは無理だと諦めてしまっていることもあります。
確かに、一定のレベルを超えると、自分で片付けるのは不可能といっていいでしょう。
誰か協力してくれる人がいれば何とかなるかもしれませんが、自分の家がゴミ屋敷であることを知られたくない人は多いです。
そうなると、家族や友人に助けを求めることは難しく、諦めてしまうのです。

お金がない

自分では片付けることが難しいと判断し、業者に依頼しようと思ったけれど費用が高くて断念せざるを得なかったという場合も少なくありません
ゴミ屋敷の片付け費用はゴミが多いほど料金が高くなりますので、部屋全体が埋まるほどゴミがたまっている場合、一度に支払いをすることが厳しく、断念する人も。
また、極端に安い場合は作業がいい加減だったり、追加で費用を請求されたりする悪徳な業者の場合もあります。

【関連情報】
お金がないけどゴミ屋敷を片付けたい!とにかく節約したい人の裏技6選

ゴミ屋敷でも問題ないと思っている

中にはそもそも片付ける気がない人もいます。

「誰もこないから大丈夫」
「全部必要な物だから捨てられない」

このように考えている方を説得してゴミ屋敷を綺麗にするのは非常に困難
意識が変わらないと問題がいつまでも解決せず、近隣住民にも迷惑をかけてしまいかねません。

ゴミ屋敷で生活するリスクとは

咳をする女性

ゴミ屋敷で生活することには様々なリスクがあります。
ここでは代表的なものをご紹介します。

アレルギーやぜんそくになりやすくなる

ゴミ屋敷はゴミが積み上がって窓が開けられなかったり、悪臭が外に漏れてゴミ屋敷であることがバレることを恐れて閉め切ったままになったりすることがほとんどです。
そのため、空気がよどみ、湿度が高くなってカビや虫が発生しやすくなっています。
また、ゴミの隙間などにたまった埃も蓄積する一方なので、住人が動くたびに様々なものが舞い上がります。

埃や虫の死骸・カビの胞子などは吸い込むとアレルギーやぜんそくの原因となります
咳が止まらない・鼻詰まりや鼻水が出るといった症状は、ゴミ屋敷が原因かもしれません。

感染症に罹患する確率が高くなる

ゴミ屋敷に発生する害虫や害獣は、感染症を媒介することがあります。
直接触ったりしなくても、糞尿や歩いた場所に触れてしまい、菌が口に入ったり体に付着したりすることによって皮膚炎や食中毒を引き起こすかもしれません
ゴミ屋敷の中でケガをして、細菌感染する可能性もあります。
O-157や日本脳炎など命に関わる病気にかかってしまうかもしれないことは覚えておいた方がいいでしょう。

悪臭がひどく健康を害する

悪臭も健康を害する原因となります。
生ゴミやカビ臭さによって、頭痛が起きたり、気になって眠れなくなったりすることは良くあります
ゴミ屋敷が原因で十分な休息が取れなくなり、さらに体調不良が悪化することも考えられます。

火災が発生する可能性がある

ライターやスプレー缶は悪臭や異臭だけでなく、火事の原因にもなりかねません。
部屋の温度が上がり、発火したり、最悪爆発したりすることもあります。
部屋中に燃えやすいゴミが溢れているため、一度火が付けばあっという間に燃え広がってしまう可能性が高いのがゴミ屋敷なのです。
集合住宅などでは自分の被害だけでは済まないこともあると覚えておきましょう。

近隣とのトラブルが発生することも

悪臭や害虫・害獣の発生は近隣にも迷惑をかけることになります。
壁に囲まれ、窓を閉めていても出入りの際に臭いが漏れることは当然あります。
また、虫やネズミなどは壁の隙間や配管などを通って隣家に出没している可能性は高いです。

悪臭がひどくて洗濯物が干せない・窓が開けられないといった苦情が出たことにより、一軒家なら役所から片付けるように人が来るようになったり、賃貸なら退去命令が出たりすることも十分に考えられます。

分割払い・後払いもOKな「お片付け24時」

お片付け24時 サイト画面

ゴミ屋敷は生活の質を落とすだけでなく、病気や近隣とのトラブルを起こしかねない問題です。
なるべく早く解消することが望ましいと言えます。

お片付け24時なら、ゴミ屋敷の片付けや清掃から不用品の回収だけでなく、ハウスクリーニングや特殊清掃で臭いの除去まですべて一度に依頼できます。
24時間・365日ご依頼を受け付けておりますので、最短でその日のうちにご自宅にお伺いすることが可能です。

また、現金の分割払いや後払い制度を設けていますので、

「一括払いが難しい」
「限度額がいっぱいでクレジットカードが使えない」
「クレジットカードを持っていない」

といった方でも安心してご利用いただけます

見積りやご相談は無料で行っております。
キャンセル料もかかりませんのでぜひお気軽にご相談ください。

お片付け24時の作業実績

お片付け24時 東京都北区 片付け事例写真

【東京都北区】1LDKマンションのゴミ屋敷部屋の片付け・ハウスクリーニング

夜勤などで不規則な勤務のお客様は、片付けやゴミ出しができず、ゴミ屋敷状態に困っているとのこと。
家具や生活用品は残して、ゴミだけを分別して処分して欲しいとのご依頼をいただきました。

お客様はホームページを見て、レビューが良くて料金がリーズナブルで、頭金なしの分割払いができたことからお片付け24時を選んでくださったそうです。

2日かけて、古紙や空き缶・ペットボトルなどのゴミを回収し、ハウスクリーニングも行ったところきれいな状態に。
ゴミがたまり始めてからあまり時間が経っていないことで、作業はとてもスムーズに完了しました。

東京都北区でゴミ屋敷の片付けを依頼したい方にはお片付け24時がおすすめ!

まとめ:ゴミ屋敷での生活は心身ともに負担がかかる

ゴミ屋敷で生活することは、心にも体にも負担がかかります。
お仕事や勉強などで疲れているのに、部屋でゆっくりできないのは辛いですよね。
さらに病気になったり、火事などのリスクが高くなったりするのでは、生活にも支障が出てきます。
ゴミ屋敷がひどくなる前に片付けを行って、健康的でくつろげる日常を取り戻してください。

東京・千葉・神奈川・埼玉周辺エリアでのゴミ屋敷の片付けはお片付け24時!

ゴミ屋敷片付け 分割払い