お片付け24時片付けコラム

2024.1.26

片付けに100万円!?一軒家のゴミ屋敷清掃を業者に依頼した場合の費用相場

「実家の片付けを依頼したいけど、家が遠くてどうしようかと困っている」
「一軒家のゴミ屋敷の片付けを依頼すると100万円かかると聞いて考えてしまった」
一軒家はアパートやマンションに比べて部屋数が多く、2~3階建てがほとんどという特徴があります。
また、離れた場所の実家の片付けとなると、子世帯が片付けをするのも容易ではありません。
今回は、一軒家の自宅や実家がゴミ屋敷になってしまったら、片付けにかかる費用はどのくらいかかるのかを解説していきます。
ぜひ参考にしてください。

一軒家のゴミ屋敷の片付け費用相場

片付け費用の相場

ここでは、一軒家のゴミ屋敷の片付けを業者に依頼した場合の費用の相場と、一軒家の料金が高くなる理由について見て行きましょう。

広さごとの料金の相場

業者に依頼した場合の費用の相場は以下の表のようになっています(お片付け24時の料金表より抜粋)。

部屋の広さ 作業員数 費用の目安
2DK 3名 100,000円~
2LDK 4名 120,000円~
3DK 5名 150,000円~
3LDK 5名 170,000円~
4DK 6名 200,000円~
4LDK 6名 220,000円~

ゴミ屋敷の片付け費用は「部屋の広さ」「ゴミの量」「作業員数」で決まることが多いです。
そのため、部屋数の多い一軒家は全体的に費用が高くなる傾向があります
こちらの表はあくまで目安と考えてくださいね。

追加料金がかかる可能性がある条件

一軒家では、立地や住宅の状況によって追加料金がかかる場合があります。
例えば、路地が入り組んだ場所の場合、道幅が狭くてトラックが通らなかったり、停められなかったりすることが考えられます。
このような場合は手でゴミを運ばなければならなくなりますので費用が高くなる可能性があります。
駐車場を借りなければならない状態だと、別途駐車料金を請求されることもあるでしょう。

また、庭のゴミの片付けを依頼する場合は別料金になることがほとんどです。
害虫駆除や臭いの除去、ハウスクリーニングなども別途費用がかかります

一軒家の片付け費用は高くなりやすい

先ほども少し触れましたが、一軒家はどうしても部屋数が多くなりがちです。
さらに、都心部では2階建てだけでなく3階建ての家も多いので、全ての部屋の片付けをするためには何度も階段を往復する必要があり、どうしても時間がかかってしまいます。

また、都心から離れた場所で昔ながらの建物に住んでいる場合も、階段が狭い・角度がきついといったことがあります。
このような状態の家は作業がしにくいことから、慣れていても手間取ることが少なくありません。
また、まわりに自然が多いと虫や動物が多いこともゴミ屋敷化した時には問題になりやすいのです。

なお、借家の場合は退去時に次に入る人のために原状回復が必要になりますので、その点は覚えておきましょう。
原状回復費用についての詳しい説明はこちらを参考にしてください。
ゴミ屋敷から再生!原状回復にかかる費用相場を徹底解説!

ゴミ屋敷で暮らすデメリット

火事イメージ

ゴミ屋敷を放置することによって様々な問題が発生することが分かっています。
健康被害だけではないリスクも考えておく必要があります。

害虫・害獣が発生する

害虫や害獣が住み着くことの中で、最も危険なことは感染症に罹患する可能性が高まることです
例えばハエはO-157、蚊は日本脳炎などを媒介することでも知られています。
また、ネズミは多くの病原菌を持っており、噛まれたりしなくても糞尿を触ることでも感染することがあります。

自然が多い場所は虫が多く、暖かい家の中に集まって来がちです。
住宅街であっても、害虫や害獣がより住みやすいゴミ屋敷に寄ってくることもあるでしょう。
そしてその虫を捕食する別の虫や動物がさらに寄ってくるという悪循環に陥ってしまうかもしれません。

害虫の影響についてはこちらも参考にしてください。
ゴミ屋敷で虫発見!虫の種類と放置するのが危険な理由

アレルギーのリスクが高まる

ゴミ屋敷はゴミとゴミの間に埃などがたまりやすくなります。
また、部屋の窓を開けないことで、空気がよどんでカビが生えることも少なくありません。
粉々になった害虫の死骸や埃・カビの胞子などが人の動きやエアコンの風などによって舞い上がって、気が付かないうちに吸い込んでしまうことが良くあります。
このような物質が体内に入ることにより、喘息などのアレルギー疾患にかかりやすくなってしまうのです。
赤ちゃんや小さな子供は自分で防ぐことはできませんので注意が必要です。
乾いた咳が長く続くような場合は、病院で簡単に原因を特定することができますので必ず受診するようにしましょう。

火災発生のリスクが高まる

ゴミ屋敷はゴミによって足元が良く見えないことが多くあります。
そのため、ライターやカセットボンベなどの危険物が落ちていても気付きにくくなります。
これらはゴミに押しつぶされてガスや液が漏れて熱で発火したり、爆発したりする恐れが高く、火災が起きやすい状況を作り出してしまいます。

カセットボンベのガスは85~90度になると破裂するという特性があります。
夏の暑い時期に放置されたり、ガラスなどの屈折によって局部的に熱せられたりすることもあるかもしれません。
マンションなどに比べ、一軒家は木造が多く燃えやすいので注意が必要です。

近隣とのトラブル

どれだけ気密性が高い家であっても、人が出入りする限り臭いなどが漏れてしまいます。
「洗濯物が干せない」「窓が開けられない」といった不満が近隣で大きくなると、直接苦情を言いに来る人が出てくる可能性があります。
また、最近では自治体がゴミ屋敷条例を制定していることが多く、役所から何度も人が訪ねてくることにもなりかねません。
ゴミ屋敷条例がある自治体で、役所の指導に従わない場合は自治体による行政代執行が行われることも。
行政代執行とは、自治体が強制的にゴミを撤去することで、かかった費用は家主に請求されます。

こちらは八王子の例ですが、行政代執行の流れは大体同じです。
八王子市でゴミ屋敷に困ったら?ゴミ屋敷条例を詳しく解説します!

他にも、庭にゴミが山積みになっていると知らないうちにゴミが増えていたり(不法投棄される)、見物人やユーチューバーなどの野次馬が集まってきたりして騒音や周囲の環境がさらに悪化する可能性もあります。

一軒家のゴミ屋敷の片付けを業者に依頼すべき理由とは?

業者のイメージ

一軒家が丸ごとゴミ屋敷となってしまった場合、自分で片付けるのはまず不可能です。
ここでは、片付けを業者に依頼するメリットについてご紹介しましょう。

手間や時間をかける必要がない

一軒家は部屋数が多く、2階建て・3階建ての家も珍しくありません。
自分で片付けようと思っても、ゴミの量が多く途中で挫折する人が多いのが現実です。
また、粗大ゴミを自治体の回収に出すときは玄関先まで運び出さなければならず、高齢者や女性には難しいでしょう。

業者に依頼してしまえば「何を残すか」だけ指示を出すだけで、あとはきれいになるのを待つだけです。
重たいものを運ぶことも、ゴミ袋を持って階段を上り下りする必要もありません。

ゴミの分別の必要がない

ゴミの片付けで面倒なのは分別ではないでしょうか。
ゴミの分別は自治体ごとに異なるため、間違った出し方をすると回収してもらえないこともあります。
ゴミ出しのルールが守られないことから、ゴミは各戸の入り口に出すという方法を取っている自治体もあるほどです。

しかし、業者は片付けの際にざっと仕分けをしながら回収し、持ち帰ったゴミを業者の集積場などできちんと分別して処分することが一般的です。
一ヶ所に集めて決まった地区の焼却場やリサイクルセンターなどに出すため、自治体ごとに分別方法が異なっても問題がありません。
特に、自分の住んでいる場所と違う場所にある実家の片付けなどでは、自分で分別する必要がないのはとても楽ですよね。

まわりの人に知られずに片付けをしてくれる

業者に依頼すれば、まわりの人に知られずに清掃作業を行ってもらうことができます。
自分の部屋がゴミで溢れてしまったことを、友人や家族に知られたくないという方も少なくないでしょう。
ゴミ屋敷清掃業者は、深夜や早朝などの時間帯でも作業を行ってくれるケースが少なくありません
また、最近では女性からの依頼も増えており、作業時間やその他の要件についても柔軟に対応してくれることが多いです。
時間やプライバシーについて気になる方は、まず相談してみることをおすすめします。

害虫駆除や消臭作業も一緒に依頼できる

汚れが酷い・害虫が出没している・消臭が難しいという状況では、特殊清掃や害虫駆除・ハウスクリーニングなどの別途作業が必要になることが一般的です。
これらの課題はゴミ屋敷の片付けにおいてよく見られるものであり、業者に一括で依頼することができます
部屋を一気にピカピカにするために、ゴミ屋敷清掃業者に依頼することは大きなメリットと言えます。

対応も作業時間も短くて済む

多くの業者は、依頼があれば迅速に対応してくれます
中には、依頼した当日に清掃を行ってくれる業者も存在します。
また、業者は片付けや清掃に慣れており、効率的に作業を進められるため、作業時間も短くて済む場合が多いです。
例えば、実家に帰省している最中に片付けを依頼し、短時間で作業を終えることも可能です。
その迅速さと効率性は、ゴミ屋敷清掃業者を利用する際の大きな魅力と言えるでしょう。

実家の片付けを依頼する際の注意点

実家イメージ

自宅から離れている実家の片付けを業者に依頼する際はいくつか注意が必要です。
ここではどのような点に注意すればいいかご説明します。

親の了解を取る

いきなり業者が片付けに来たら、実家の親もびっくりしてしまいます。
親が認知症などの状態である場合、突然の片付け作業は彼らを混乱させたりパニックに陥らせたりすることがあるかもしれません。
そのため、事前にしっかりと説明をし、親の了解を得ることが重要です。
彼らが理解し、納得した上で片付けが行われることで、混乱や不安を最小限に抑えられるでしょう。

可能な限り立ち会いをする

親世帯は業者についてよくわからない部分も多い可能性があります。
ですので、可能な限り依頼者である子世帯の誰かが立ち合いをすることをおすすめします。
そのことにより、業者との意思疎通がスムーズに行われ、結果として作業が早く進むでしょう。

数日間実家に滞在する予定であれば、その間に打ち合わせから片付けまで行ってもらえるので、あらかじめ日にちだけ決めておくという方法もおすすめです。

要るものと要らないものの確認をしっかり行う

親にも思い出の品など処分して欲しくないものがあります。
子の判断で勝手に業者に処分を指示しないように注意してください。
作業中でも必要に応じて親に確認を取ることも大切です。
ただし、何でもかんでも取っておこうとする場合は、ある程度説得することも必要になります。

私道を通らなければならない場合は許可を取る

自宅の場所によっては私道を通らなければならない可能性が出てきます。
私道は家を建てるためなどに個人が所有する土地に作った道路のことです。
場合によっては、所有者の好意で複数の世帯が使用させてもらっていることがあります。
その時は、片付けのためにトラックが通ることと時間について所有者に連絡し、必ず許可を取るようにしてください。

ゴミ屋敷の片付け費用を安く上げるコツ

費用が安くなって喜ぶ女性

高額になりがちな片付け費用ですが、少しでも安く上げるために考えられる方法についてご紹介しましょう。

相見積もりを取る

ゴミ屋敷の片付け費用は業者によって大きく異なります。
そのため、どのサービスがいくらで提供されるのかを把握するために、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
見積もりを比較することで、サービス内容と価格がバランスの取れた業者を選ぶことができます
同時に、怪しい業者を避ける手助けにもなります。

見積もりをなかなか出さない・詳細のない「費用一式」といった見積もりを出す業者は注意が必要です。
信頼できる業者は、詳細な見積もりを用意し、追加料金などの明確な情報も提供してくれます。
費用に関する不明瞭な点や追加料金についても、事前にしっかりと確認することが重要です。
また、業者の対応もしっかりチェックしておきましょう。

片付けられるものは処分しておく

片付けを依頼する前に、自分でできる範囲で片付けておくといいでしょう。
事前に物を減らしておくことで、費用を節約できる可能性があります
例えば、ペットボトルやかさばるものなど、片付けられるものはあらかじめ処分しておくのが効果的です。
地域によっては、自分で粗大ゴミを集積場へ持っていくことで費用が削減される場合もあります。

また、売れそうなものはリサイクルショップや買取専門店に持ち込むことも考えましょう。
これによって、高く買い取ってもらえれば片付け費用の足しになることもあるでしょう。
要らないものを整理することで、業者に依頼する際の作業量を減らし、結果として費用を抑えることができます。

買い取りをしてくれる業者に依頼する

不用品を買い取ってくれる業者に依頼するという方法もあります。
一部のゴミ屋敷清掃業者は、不用品の買い取りサービスを提供しており、買い取りによって費用を削減することができる可能性が出てきます。

ただし、業者によって買い取りの対象や条件は異なります。
また、汚れ具合や状態によっては買い取ってもらえない場合もあります。
買い取りを希望する際は、事前に業者のホームページなどで対象品目や条件を確認し、見積もりを依頼する際に相談してみてください。

ゴミ屋敷条例がある場合は該当するかどうかを確認する

自治体にゴミ屋敷条例がある場合、何かしらの補助が受けられることがあります
高齢者・障がい者・生活困窮者などは該当する可能性が高いでしょう。

対象者や内容もさまざまですが、以下のような例があるので詳しくはお住いの自治体に問い合わせてみてください。

  • 業者に片付けを依頼すると、費用の一部として補助金が出る
  • 粗大ゴミを部屋から無料で運び出してくれる(料金はかかるが事前に物を減らすことができる)
  • ボランティアが片付けの手伝いをしてくれる

また、生活保護を受けている世帯では別途補助が出る場合がありますので、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
【必見!】生活保護世帯のゴミ屋敷|片付け費用と家財処分料が出る条件とは

一軒家の片付けなら分割払い・後払いもOKな「お片付け24時」へ

お片付け24時

お片付け24時なら、年中無休・24時間対応で思い立ったらすぐに依頼できます。
お問い合わせいただいたその日に片付けを行うことも可能です。

一括払いが厳しいという方は、現金の分割払いや後払い制度をご利用ください
クレジットカードがなくてもお支払いが可能で頭金も不要です。

見積りやご相談は無料で行っております。
キャンセル料もかかりませんのでぜひお気軽にご相談ください。

作業実績:久しぶりに帰ったら実家がゴミ屋敷に!

千葉県松戸市の片付け

コロナ禍が明けて久しぶりに実家に帰省したところ、実家がゴミ屋敷になってしまっていたので急いで片付けて欲しいと公式LINEからお問い合わせをいただきました。
ご両親は健在だったものの、どうすることもできずゴミ屋敷で生活していたそうです。
自分では片付けるのは無理だと判断し、手元にまとまったお金がなくても頭金不要で分割払いが利用できる「お片付け24時」にご依頼くださいました

ご連絡いただいたその日の午後にお伺いし、6時間かけて部屋の片付けと清掃を実施。
ゴミの片付けとともに水回りを重点的に掃除した結果、部屋は見違えるほどきれいになり、お客様にもご両親にもとても喜んでいただけました。

詳しくはこちらをご覧ください。
千葉県松戸市のゴミ屋敷の片付けと清掃

まとめ:料金に見合ったサービスが受けられるか確認しよう

一軒家の片付けは広いこともあり、料金が高額になりがちです。
ですから、「サービス内容が十分か」「料金は妥当か」「対応は丁寧か」などをしっかり確認する必要があります
相見積もりを取って、内容をきちんと確認し、納得いく業者に依頼することが大切です。
安さにばかり目を向けていると、いい加減な業者を選んでしまい、思ったようにきれいにならなかったり追加で料金を請求されたりすることも少なくありません。
慌てて依頼をすることがないように注意してくださいね。

さまざまなお部屋の片付けについて、こちらの記事にまとめていますのでぜひ参考にしてください。
ゴミ屋敷の片付け費用ガイド|アパート・マンション・一軒家の料金を一挙紹介!

東京・千葉・神奈川・埼玉周辺エリアでのゴミ屋敷の片付けはお片付け24時!

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