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2022.6.5

家族が病気で片付け困難な場合の対処法

お片付け24時では年間多くの不用品回収、ゴミ屋敷の片付けや汚部屋の清掃などのお部屋の片付けについてのご相談やご依頼を頂戴しております。東京・千葉・神奈川・埼玉周辺地域で活動するお片付け24時では、どんな状態のお部屋の片付けやゴミ屋敷や汚部屋の片付け・清掃、電化製品の処分などのご相談を受け付けております。

家族で暮していると、いくら自分が片付けを頑張ってもほかの家族が片付けてくれなくてイライラすることはありませんか?

何度、注意しても片付けないのは、その家族が病気であることが考えられます。

そのような場合、一人で片付けるのは困難ですよね。

この記事では、家族に病気の方がいて片付けが困難な場合のお片付け対処法を考えてみました。

家族が片付けない理由

あなたが片付け好きでも、一緒に暮らす家族が片付け嫌いだと部屋が片付かなくてストレスが溜まってしまいますよね。

小さな子どもならともかく、大の大人が片付けできないなんて理解できません。

なぜ、家族は片付けてくれないのでしょう。

性格的に気にならない

別に部屋が散らかっていても、汚くても気にならない性格なので片付けは積極的にやらないでしょう。

そんな家族はズボラな性格かもしれません。

もしこれがカップルなら、パートナーの性格を最初から見抜くべきでしたね。

忙しくて時間がない

男性、女性にかかわらず仕事で忙しく、掃除をする時間がつくれないこともあるでしょう。

仕事から帰ってきても、やらなければならない家事がたくさんあるので片付けや掃除まで手が回らないのです。

ストレスがある

職場や学校でストレスがあると、身体も精神も疲弊していて片付けに意欲がわきません。

専業主婦でも、家族の協力がないとストレスとなり片付けられなくなることもありますよね。

病気である

片付けができない理由として何かしらの精神疾患を患っていることもあります。

日常生活では気がつかなくても、あまりにも片付けに無関心なようなら精神的な病気を疑ってみる必要がありそうです。

片付けができない精神的な病気と対処法

片付けができない理由の1つに精神的な病気であることが考えられます。

いったい、どんな病気があるのでしょう。

1.発達障害(ADHD)

近年、よく聞くようになった発達障害ですが

発達障害の中にもいくつかの障害があって、片付けられないという症状の原因はADHDという障害であることが多いようです。

ADHDの症状は不注意で落ち着きがない、また、衝動性や多動性などが特徴的。

この特徴からもわかるように、ADHDの人は何かを計画的に取り組んだり、1つのことに集中しづらいのです。

部屋を片付けようという気持ちはあるのに、計画したり集中することが難しいため、結局は片付きません。

対処法としては、あらかじめ片付けやすい環境を整えてあげることで取り組みやすくなります。

何をどこに置くのか、何をどう分類するのか片付け方をゆっくりと時間をかけて教えてあげることで改善できそうです。

2.うつ病

もっとも身近な精神疾患の1つにうつ病があります。

現代の日本では約100万人もの人がうつ病に罹っているとも言われています。

うつ病の症状は、訳もなく憂鬱な気分になり、食欲や性欲など意欲全体の低下、睡眠不足などが特徴です。

人によっては自殺願望を抱くこともあるので見守りが必要です。

そんな状態のうつ病患者は日常生活も思うようになりません。

自分の身の周りのことすらできないのに、部屋の片づけなんて無理というものではありませんか?

意思とは関係なく片付けができないのですから、決して責めたり急かしたりしないようにしましょう。

うつ病の方への対処法は、「できる時に、できるだけでいいからね」と完璧を求めずにできる範囲で片付けてもらうことです。

3.統合失調症

幻覚や妄想などの症状が特徴の統合失調症の人も片付けることが難しい精神疾患です。

健常な人は思考や感情、行動などを1つの目的に沿ってまとめ、日常生活を送っています。

しかし、統合失調症の人は考え方や気持ちがまとまらなくなる状態が長期間続いてしまうのです。

そのため、片付けるという考えもない、また、意欲やエネルギーの欠如で片付けなどできません。

統合失調症の人には部屋の片付けを求めるよりも、病気の改善を目指してもらいましょう。

4.認知症

認知症は物事の判断ができなくなるという症状(失認)が特徴的な精神疾患です。

このような失認でゴミをゴミだと認識できなかったり、ゴミ出しを忘れてしまうことが重なり部屋が汚くなってしまいます。

この場合の対処法としては、認知症の方にゴミは不潔であること、危険であることを理解してもらうことから始めます。

そして、実際にあなたがゴミ出ししているところや片付けているところを見てもらい

ゴミを出して片付けることで、不潔で危険なゴミから解放される喜びを実感してもらいましょう。

5.強迫性障害

極端な強迫的観念のため、手を何回も洗ったり、出かける時に鍵を閉めたか何度も確かめなくては気が済まない症状が特徴的な強迫性障害。

きっとあなたの身近にもいるのではないでしょうか?

自分では自分のやっていることが不合理だとわかっていてもやらないと落ち着きません。

潔癖そうな強迫性障害の人も、ゴミが出せず部屋が片付かないということがあります。

出してしまったゴミの中に大切な物が入っていたのではないか、必要な物が紛れていたのではないかと不安になってしまい中々出せないのです。

強迫性障害の人の対処法は、不安の解消です。

ゴミを捨てる場合にも、まずは捨てても安心なゴミを捨てることから始めましょう。

少しずつ慣れていくことで普通にゴミ出しができるようになり、やがて自信へとつながっていきます。

6.セルフネグレクト

セルフネグレクトを簡単に言うと「病的に生活が荒んでいる状態」。

つまり、自分自身への関心がなくなってしまうのが特徴的な精神疾患です。

食事もとらず、身体を清潔に保つこともせず、ましてや片付けなんかできません。

セルフネグレクトになってしまう原因としてうつ病や認知症、統合失調症などの精神疾患が合併していることも考えられます。

セルフネグレクトの場合は、自身で片付けることは難しいケースとなるので、専門の清掃業者に依頼することをおすすめします。

7.ためこみ症

ためこみ症とは、いわゆるゴミ屋敷のようになるまで物を大量にためこんでしまう症状が特徴の精神疾患です。

収集する趣味の範囲を超え、物を集めるものの整理整頓ができない、捨てられないで日常生活に支障を来してしまいます。

ためこみ症の対処法は、ためこんでしまう理由から聞いてみて共感することから始めましょう。

何か寂しさを感じているのかもしれません。

その際に、昔の友達や知り合いと会いたいという話が出たら「それなら部屋を片付けないといけないね」

と、共感を示せば片付けてくれるのではないでしょうか?

今回は家族が病気で片付け困難な場合の対処法を紹介してきましたが、根本的には家族の方の精神疾患が改善しなければ解決しません。

まだ、受診してない家族の方には少しでも早く病院での治療をおすすめします。

家族が精神疾患で部屋が片付かない場合は、専門業者に助けてもらうのも1つの対処法ではないでしょうか。

家族が病気で片付けができない場合は、お片付け24時に相談しよう!

お片付け24時ではお客様のゴミ屋敷や汚部屋、片付けられないお悩みについてのご相談やサポートなどをさせていただいております。また、お問合せ当日のゴミ屋敷の片付け・清掃や即日での対応も可能ですので、いつでもお気軽にご相談ください!たくさんのご相談お待ちしております。

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