お片付け24時片付けコラム

2022.9.1

なぜゴミ屋敷化しやすいの?アスペルガー症候群の特徴とは

お片付け24時は、年間多くのゴミ屋敷の片付けや汚部屋の清掃作業のご依頼を頂戴しております。東京・千葉・神奈川・埼玉周辺エリアを中心に活動するお片付け24時は、溢れかえった大量ゴミ・不用品の処分やどうお部屋を片付けたら良いのか分からない!とお悩みのお客様にも安心していただけるよう、オススメの片付けプランや料金相場をご提案させていただいております。今回はゴミ屋敷化しやすいアスペルガー症候群について解説致します。お片付け24時の豊富な経験とノウハウに基づいてご紹介いたします。

アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群とは、先天的な脳機能障害の一種です。自閉症と総称して「自閉スペクトラム症(ASD)」とも呼ばれます。知能の遅れや落ち着きのなさなどはないものの、周囲の人との交流が難しく日常生活のルーティン化が顕著などの特徴があります。ADHDと並んでゴミ屋敷になりやすいとされる発達障害がアスペルガー症候群なのです。

なぜアスペルガー症候群はゴミ屋敷化しやすいの?

ではなぜアスペルガー症候群は、他の発達障害と比べてもゴミ屋敷になる確率が高いのでしょうか?その理由をご説明致します。

物事の優先順位を決めるのが苦手

アスペルガー症候群は、物事の優先順位を決めるのがとても苦手で。お部屋の掃除をするべき状況に陥っても、全く別の作業を進めて放置しどんどん悪化させてしまうことも少なくありません。まだまだ社会的な認知が低いため、周囲の人々から「だらしがない人」とレッテルを貼られ悩んでいる方も多くいます。脳の機能上の問題から優先順位を決めることができないため、1人暮らしでは誰かの協力なしにゴミ屋敷を解決するのは難しいと言えます。

こだわりが強すぎる・必要な物と不要な物を判断できない

アスペルガー症候群をお持ちの方は、とてもこだわりが強いことが特徴です。たとえゴミだとしても、本人にとって大切な物であれば捨てることができません。物に対して本当に必要か不要かどうかの正しい判断を1人で下すことも難しいため、ゴミ屋敷になるまで不用品やゴミを溜めてしまう傾向にあります。

不器用すぎて複数のことが同時に行えない

アスペルガー症候群は、不器用すぎるあまりお部屋をゴミ屋敷にしてしまう傾向があります。アスペルガー症候群は、複数のことが同時にできません。1つの事柄に対しては集中できるものの、同時に複数の方向に意識が向かないため、お部屋が汚くなっても汚いという自覚そのものがないということが少なくありません。脱いだ服やゴミを床に放置した瞬間どうでもよくなるので、お部屋に物が散らかりやすいのです。

周囲の人と対立しやすいため孤立しがち

アスペルガー症候群は、ゴミ屋敷につながりやすい発達障害です。加えて共感性が低いため、周囲の人が嫌がることを言ってしまっても気が付かないことが多々あります。こだわりが強いため、会社でも変人扱いされてしまうことも珍しくありません。孤立しやすく、お部屋がゴミ屋敷化して悩んでも周囲に相談できる人がいないためどんどん悪化してしまうことが多いのです。

ゴミ屋敷化した時の解決方法は?

では、アスペルガー症候群の方がお部屋をゴミ屋敷化させてしまった時の解決方法にはどんなものがあるのでしょうか?

片付けをルーティン化させる

アスペルガー症候群は、日常生活をルーティン化する傾向があります。パニックを防ぐためにも、少しずつ片付けをルーティンの中に入れることができれば自然とお部屋が汚くなりにくくなるでしょう。片付けをする際は、他のことに気を取られないように整理整頓する場所と時間を限定することがオススメです。片付ける際は、きちんと物を戻す定位置を決めてから片付けていきましょう。

必要か不要の基準を設ける

アスペルガー症候群は、マルチタスクが難しいことに加えて複雑なことをこなすのが苦手です。不用品を捨てる際も、判断することが多いとパニックを起こして掃除を途中で断念する確率が高くなります。ゴミ屋敷を清掃する際、途中で作業を止めてしまうのが一番良くありません。

自信を無くせば、お部屋の片付けに対して消極的になるのでますますゴミ屋敷が悪化してしまうでしょう。物を処分する際、必要か不要かの判断基準を設けると処分が進めやすくなります。例えば、どんなに状態が奇麗でも1年以上使わなかった雑貨や服は処分するなどの判断基準を設ければ、定期的にお部屋の断捨離も可能になります。

家族・友人に協力してもらう

アスペルガー症候群が、お部屋をゴミ屋敷化させてしまう理由は脳の機能障害が原因です。上手にできないことでストレスを感じ、自分を追い詰めすぎて鬱などの精神疾患を発症してしまう方も多くいます。そうならないためにも、理解のある家族や友人に相談してみるのがオススメです。社会的な孤立は、ゴミ屋敷を悪化させるだけです。理解者は、心の支えにもなります。もし頼れる家族や友人がいなければ、行政の相談サービスを利用するのもオススメです。

定期的にプロの清掃業者に依頼する

誰も頼る人がいないとなると、やはり自分でゴミ屋敷を掃除するほかありません。しかし苦手なことを無理にこなそうとすると心身に負担がかかります。費用はかかりますが、定期的にプロの清掃業者に依頼してお部屋の清掃やゴミ回収を行ってもらうのもオススメの解決方法です。

即日でお部屋を奇麗にしてもらえるだけでなく、害虫駆除や特殊清掃、消毒作業も依頼できるため清潔なお部屋を1日で取り戻すことができます。普段はできるだけ自分で片付け、半年や1年に1回などお部屋が汚くなってきたと思う頃に相談・依頼をしましょう。

ゴミ屋敷の片付けなら「お片付け24時」

アスペルガー症候群は、ゴミ屋敷化しやすい発達障害として少しずつ認知され始めています。少しでもアスペルガー症候群によるゴミ屋敷化が少なくなるよう、社会全体で見守ることも大切です。ゴミ屋敷化したお部屋は、近隣住民にまで被害が拡大する恐れがあります。ゴミ・ホコリ・害虫が原因で病気やアレルギー、火災の危険も高まるのでできるだけ早い解決が大切です。

お片付け24時では、アスペルガー症候群が原因でお部屋の片付けができない!とお困りのお客様からのご依頼も頂戴しております。どんな状態のゴミ屋敷や汚部屋でも対応が可能です。ご相談・お見積もり作成・キャンセル料は全て無料ですので、お気軽に弊社までお問い合わせください。心配な費用も弊社独自の分割払い・後払いがご利用いただけます。クレジットカードのご利用限度額がいっぱいでも問題ございません!お片付け24時は、いつでも皆様からのご相談をお待ちしております。

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