お片付け24時片付けコラム

2022.8.17

なぜADHDは片付けが苦手なの?理由とゴミ屋敷化を防ぐ対処方法とは

お片付け24時では、年間多くの汚部屋の片付けやゴミ屋敷の清掃作業、大量ゴミ・不用品の回収作業などのご依頼を頂戴しております。東京・千葉・神奈川・埼玉の周辺地域で活躍し、お客様にピッタリの片付けプランや料金相場についてご紹介させていただいております。今回は、なぜADHDは片付けが苦手なのかという理由とゴミ屋敷化を防ぐ対処方法をご紹介させていただきます。お片付け24時の豊富な経験に基づいて書かせていただきます。

なぜADHDは片付けられないの?

「注意欠陥・多動性障害」という別名があるADHDは、大人にも多いとされる発達障害の一つです。「衝動性」「多動性」「注意力欠如」の症状があり、お部屋やデスクの整理整頓が苦手という特徴を持っています。では、なぜそもそもADHDの方は片付けが苦手なのでしょうか?

集中力が続かない

ADHDには、集中力を持続させることが難しい傾向があります。せっかくお部屋を掃除し始めても、処分しようとした雑誌や漫画、アルバム、思い出のある写真などが出て来た途端に気を取られて何時間も見返してしまうことが少なくありません。掃除をしていても中断しやすいので、片付けが進みにくいのです。

続けるのが苦手

注意力が散漫になりやすいADHDは掃除を始めても次々と目についた場所の片付けを始めてしまい、結局中途半端な状態で終わってしまうというケースも珍しくありません。もともとADHDには、作業中のタスクでも視界から外れると忘れてしまう傾向があります。常に頭の中は思いついた新しいことをやりたい状態になっているので、やるべきことの優先順位を決めるのが苦手なのです。

こだわりが強い

ADHDは、特定の物に対するこだわりが非常に強い傾向があります。ボロボロになっても買い替えることなく、同じ服やカバンを使い続けることは珍しくありません。お惣菜やお菓子、ジュースやお酒なども一度気に入った商品を何度も購入することが多く、空き缶やお菓子の空箱などのゴミを10年も20年も保管してしまうこともあります。

周囲から見れば明らかなゴミでもADHDの方にとっては「全部ゴミではない」と認識しているため、勝手に捨てることができません。こだわりが強すぎるあまりゴミや不用品を保管するため、ゴミ部屋化しやすいのです。また近年ではゴミを収集し溜めこんでしまう「ためこみ症」などの精神疾患を併発しているケースも社会問題になっています。

衝動的な行動が多い

ADHDには興味を引く物が視界に入った際に迷うことなく飛びついてしまうという特徴があります。そのため衝動買いをすることが非常に多く、金銭管理も苦手なため無計画に買い物をしてしまうことが多いのです。ADHDのお客様のお部屋からは、使わない雑貨や日用品などが山のように出てくることも少なくありません。

面倒なことを先延ばしにしがち

多動性だけでなく衝動性も持っているADHDは、将来計画を立てることも苦手です。興味を引く事柄には驚くほど高い集中力を発揮させる反面、興味がない物には全く関心を示しません。やりたくない面倒事を先延ばしにしてしまいがちなので、お部屋の掃除も中々始められません。

空間認知が苦手

雑誌やテレビなどで紹介されている収納術の中には、見えない場所を活用する整理整頓も多く見られます。しかしADHDの方は視界から外れると忘れやすくなるため、見えない場所での収納が不向きと言えます。またどう片付けて良いのかなどの段取りを考えるのが苦手なのもADHDの特徴の一つです。

ゴミ屋敷化しないための対処方法とは

ADHDは「お部屋の片付けが苦手」という特徴を持ちます。片付けたいと思っていてもどうしてもできないという状況は、とても苦しいものです。では、少しでもゴミ屋敷化しないようにするにはどんな対処方法があるのでしょうか?

物の置き場所を決める

過ごしやすいお部屋にするためには、物の置き場所を決めて出したら必ずそこに戻すことを徹底することが大切です。ADHDは他のことを考えると後回しにしてしまったり忘れがちになったりするので、出して使い終わったらすぐに片付けるというルーティーンを習慣づけることが大切です。

時間と場所を決めて掃除をする

こだわりが強いADHDは、掃除をする時に必ず掃除をする時間と場所を限定して始めることが大切です。また掃除をする際は必ず一度に全てをやろうとはせず、完璧に綺麗にしようとしないことも重要です。どんな人でも無理は長く続きません。片付けられない自分を責めるのも自身を追い詰めるだけなので厳禁です。困ったら、信頼できる周囲の人の手を借りましょう。

洋服の収納にはハンガーを使う

洗濯物は、洋服ダンスなどに仕舞うまでの工程が非常に多く面倒な家事の一つです。乾いた洋服は畳んで仕舞うのではなく、全てハンガーにかけた状態にすると簡単に目的の洋服を見つけることができます。取り込んだらそのままクローゼットに仕舞うだけなので、洗濯物が床に散乱することも少なくなるでしょう。

床に物を置かない

必要な物でも不要な物でも床に物が溢れかえっていたら、すぐに汚部屋状態となります。なるべく収納グッズや棚は増やさず、脱いだ服や日用品を床に置かないように心がけるだけでスッキリとしたお部屋を維持しやすくなるはずです。ゴミも床に放置せず、すぐにゴミ箱に入れることを心掛けましょう。

ADHDによるゴミ部屋にお困りなら「お片付け24時」に依頼するのがオススメ!

一般的にADHDは、ゴミ部屋化しやすい発達障害です。ゴミ部屋を放置しておくと、火災や害虫による被害がどんどん深刻化していきます。カビやホコリによるアレルギーやネズミ・ゴキブリの糞からウイルス性胃腸炎などにかかる恐れもあります。異臭や飛び回っているハエのせいで不眠に悩まされることも多くなるでしょう。

お片付け24時では、年間1,000件以上のゴミ屋敷や汚部屋に関する作業実績があります。どこから手を付けて良いのか全く分からないほど悪化した汚部屋や分別が一切されていないゴミ屋敷のご依頼も頂戴しておりますので、安心してお片付け24時にご相談ください。引っ越しや立ち退きなど急なご依頼でも安心してご利用いただけます。不安に感じるお支払いも弊社独自の分割払い・後払いがご利用可能です。クレジットカードの限度額がいっぱいでもご安心ください!お見積もり・キャンセル料も無料です。たくさんのご相談をお待ちしております。

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