断捨離とは、ヨガに由来する言葉です。
断行・捨行・離行の3つで構成されており、やましたひでこ氏が提唱しました。
その特徴は不用品を捨てるだけではない点にあります。
最終的には物に対する執着心を手放す心境に至ることが目的であり、いわば「気持ちの整理」といえるでしょう。
この記事では、断捨離について解説します。
最後まで読めば、上手く不用品を処分するコツを理解できるようになりますよ。
片付けが苦手な人や、断捨離に失敗した経験がある人はぜひ参考にしてください。
断捨離が上手くいかない3つの理由
不用品を処分したのに気分がスッキリしない。断捨離に挑戦したが中途半端に終わった。
以前に断捨離を試みた人は、誰しもそんな経験をしているのではないでしょうか。
ここでは断捨離が上手くいかない理由を説明します。
断捨離の目的が明確ではない
断捨離の第一歩として、まず目的を定めるところから始めてみてください。
言い換えれば、不用品を処分したくなった理由を明らかにしましょう。
手当たり次第に片付けようとしても、絶対に途中で挫折します。
最終的にどんな状況にしたいか、断捨離を通じて実現したい理想の暮らしを思い浮かべるといいですね。
一気に片付けようとする
前提として、断捨離には時間がかかると心得ておくべきです。
積もり積もったゴミや不用品を片付ける場合、すぐに結果を求めてはいけません。じっくり焦らずに断捨離しましょう。断捨離とは、ただ物を捨てることではないのです。
「急いては事を仕損じる」ということわざがあるように、慌てて断捨離すると後悔するかもしれません。
物を捨てることに対して罪悪感がある
断捨離が苦手な人の多くは物を溜め込みがちです。
「いつか使うかもしれない」という心理が働き、結局は不用品を捨てられない。そんなケースが多いでしょう。
なかなか処分できない物の代表格は、下記の4つです。
・洋服
・クツ
・カバン
・書籍、雑誌
これらはいつの間にか増えて場所を取るため、要注意ですね。
断捨離をやり遂げるには、物に対する愛着心を捨てることも必要でしょう。
断捨離する4つのメリット
不用品がなくなると、物理的にも精神的にもスッキリします。
続いては断捨離のメリットを紹介しましょう。
本当に大切な物だけが手元に残る
断捨離は自分自身と向き合う行為でもあります。
なぜそれを購入したのか、そして手放そうと考えたのか。
この2点を再認識することで、本当に必要な物を見極める判断基準を言語化できるでしょう。
結果として手元に残したいアイテムを厳選できるのです。
精神的にゆとりが生まれる
余計な物を処分すれば探し物をする頻度が減少します。
雑然とした部屋で生活していると「あれがない・これがない」と慌てることが多く、イライラしてしまいます。
また不用品が視界に入ると、片付けなくてはならないプレッシャーにも襲われるでしょう。
断捨離することで、これらのストレスから解放されるはずです。
無駄な出費をしなくなる
身の回りに必要最低限の物のみがある状態にしておけば、想定外の出費を減らせます。
繰り返しになりますが、不用品に囲まれた部屋では物が埋もれて使いたいときに見つからない可能性が高いのです。
「チリも積もれば山となる」というように、小さな支出が積み重なると大きな金額に膨れ上がるでしょう。
部屋がスリムになる
不用品だらけの部屋は、いわば無駄な脂肪が多い体と同じ。
一刻も早くぜい肉をそぎ落とすべきです。
整理整頓された部屋では動線を確保できるため、生活の質が向上します。
視覚が与える効果は想像以上に大きく、見た目がスッキリすると気持ちまで晴れやかになりますよ。
断捨離を行う5つの手順
断捨離のメリットがわかったところで、具体的な方法について解説していきます。
以下の手順を参考に片付けてみてください。
小さなスペースから着手する
たいていの場合、広く大きな空間から片付けようとする人が多いのではないでしょうか。
これは逆効果で、むしろ挫折するリスクを高めてしまいます。
たとえば財布・化粧ポーチ・引き出しなど、小さな場所を取っ掛かりにするのがおすすめですね。
いらないレシートやメイク用品、雑貨の類が溜まっている可能性があります。
断捨離の準備運動になるため、片付けが苦手な人ほどやってみてください。
断捨離する場所を決める
片付けに対するモチベーションを上げたら、断捨離する場所を決めます。
優先的に取り組みたい、あるいは人目につきやすいエリアを選別してください。
とくにこれといった決まりはないため、気になっている箇所から手を着けるといいですね。
アドバイスとしては、広く浅くよりも狭く深く片付けると達成感を得られますよ。
とりあえず物を広げてみる
断捨離するスペースを決めたら、そこにある物をすべて取り出して広げましょう。
何がどれだけあるのかを可視化して、いる物といらない物を選別しやすくするためです。
いかに使わない所持品が多いかがわかると、過去の無駄遣いを反省するきっかけになるはず。
ぜひ挑戦してみるといいですね。
物を3つに分類する
所持品を広げた状態で、物を必要・不用・保留の3種類に分けます。
それぞれの判断基準は以下の通り。
・必要:使用頻度が高い、あまり使わないが確実に出番がある
・不用:存在を忘れている、なくても困らない
・保留:思い入れがある、今では入手できない
保留にした物は、時間を置いて処分すべきか検討しましょう。
間を置きすぎると面倒になるため、少なくとも半月以内には判断してください。
不用品を処分する
ゴミとして出せる物なら通常通り捨てても構いません。
ただ処分するのはもったいないと思う場合は、フリマアプリやリサイクルショップで売ってもいいですね。
無償でそのアイテムを必要としている人に譲る手段もあります。
不用品の回収業者に依頼して買い取ってもらえば、確実に処分できますよ。
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