お片付け24時片付けコラム

2022.11.3

実家はゴミ屋敷になりやすい! その理由と片付けの3つのコツを解説

久しぶりに実家へ帰省したら、いつの間にかゴミで溢れていた。そんな事例は枚挙にいとまがありません。
この記事では実家がゴミ屋敷になる理由を説明しつつ、円滑に片付けを進めるコツを解説しましょう。
失敗しない親の説得方法もあわせて紹介します。
これから実家のゴミを片づける予定がある人実家がゴミ屋敷になった際の対策を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

実家がゴミ屋敷になる3つの理由

まずは実家がゴミ屋敷になる原因について解説しましょう。
親の気持ちを知ると、片付けを進めやすくなります。

気力や体力が低下する

一般的には、年齢を重ねるにつれて体の不調を訴える高齢者が増える傾向にあります。肩や足腰が痛いと、家の中を掃除するだけでも負担がかかりがち。
つまり片づけたい気持ちはあるのに行動が伴いません。「自分にはできない」と諦めて、やる気を失うのです。
結果としてゴミが溜まり、収拾がつかない事態になってしまうケースが多いのではないでしょうか。

認知力が低下する

加齢とともに認知機能の低下は避けられません。程度の差はあるものの、記憶力の衰えを実感する高齢者は多いはずです。
認知症を発症している場合はなおさら判断力が鈍るため、ゴミが溜まる一方になるでしょう。近所付き合いがなかったり、子どもが遠方に住んでいたりすると発見が遅れてしまうことはよくあります。

物を捨てられない心理が働く

昭和の暮らしを知っている世代の共通点として、何でも手元に残しておきたがる習慣が挙げられるでしょう。
「物持ちが良い」といえば聞こえはいいのですが、さすがに生活空間を浸食するほど溜め込むのは困りものです。
気軽に欲しいものが手に入らなかった時代を知っているからこその行動とはいえ、子どもからすると理解に苦しむかもしれません。

ゴミ屋敷に潜む3つのリスク

続いては、ゴミに囲まれた空間で生活するリスクを説明しましょう。
たかがゴミと侮ってはいけません。私たちが考えている以上に深刻な被害をもたらす危険性が隠れているからです。

健康に悪影響を及ぼす

ゴミが室内に蓄積されると、生活の質が格段に下がります。単純に居心地が悪くなるだけでなく、健康にも良くありません。
たとえば、空気中に漂うカビや埃を吸い込んでアレルギー性疾患を発症する可能性が考えられます。部屋に悪臭が充満するにとどまらず、床に置いてあるものにつまずいて骨折することも想定されるでしょう。
さらにはネズミやゴキブリといった害獣・害虫の温床となり、衛生面でも不安がつきまといます。

防災の面で不安がある

家の中にゴミを置き切れなくなると、やがて屋外にゴミが放置されるようになります。そのゴミに放火する人物がいないとも限りません。あるいは自然火災が発生するリスクもあります。
また窃盗犯が侵入しても気づかないおそれがあり、防犯の面から考えても危険です。
それだけでなく、もし地震や床上浸水などに見舞われた場合、ゴミのせいで避難が遅れるかもしれません。命に関わるリスクは身近にあるといえるでしょう。

近隣住民とトラブルになる

ゴミ屋敷の問題点は、近所の住民にも被害が及ぶことです。たとえば悪臭に悩まされていたり、過去にボヤが発生していたりするはずです。
しかし、ゴミ屋敷に住んでいる本人に文句をいって解決するパターンはごく稀でしょう。すると行政機関からその子ども宛に連絡がいき、ゴミの撤去を依頼されるかもしれません。

実家のゴミを片づける3つのコツ

ゴミ屋敷のリスクがおわかりいただけたところで、実家の荷物を片づけるコツについて解説します。
今まさに悩んでいる人は、ぜひ目を通してみてください。

親を説得する

説得というよりは、自発的にゴミを片づけたい気持ちになるよう誘導すると表現するのが正しいかもしれません。
その際に否定的な言葉を使わないようにしてください。「親に言ってはいけないNGワード」を知っておくと役立ちます。

【NGワードの例】
・どうして片づけられないの?
・こんなもの取っておいてどうするの?
・後で処分するのは私なんだから
・残されても迷惑なだけ

先ほど紹介した3つのリスクを伝えたうえで、それらを回避するために荷物を整理する必要があると言ってみてはどうでしょうか。
日頃から定期的に交流し、良好な関係を築いているご家庭だと納得してもらえる確率が高まります。

実家を整理するきっかけを作る

実家に私物を保管している人も多いはずです。それらを整理する体で実家を訪れ、作業中にさりげなく荷物の撤去を提案すると受け入れてくれるかもしれません。
たとえ実家でも、親には親の生活があります。まして別々に暮らしているなら、勝手にゴミを処分すべきではありません子どもからするとゴミやガラクタにしか見えなくても、親にとっては大事なものかもしれないからです。

自力で片づけられるか見極める

ゴミの撤去は、想像以上に体力や気力を必要とする作業です。素人の手に負えないケースもあるでしょう。
家全体にゴミが広がって足の踏み場もない状態なら、専門業者の協力を仰ぐべきですね。あるいは時間の猶予がない場合も同様です。
屋内の一室のみといったケースなら、とりあえず自分たちで整理してみて判断しましょう。

実家のゴミを片づけるのに必要な費用

結論としては各ご家庭の状況によるため、ケースバイケースです。複数の業者に見積もりを依頼して比較してください。

「お片付け24時」では、33,000円〜220,000円と金額に幅があります。なぜなら、部屋の広さや荷物の量に加え、作業に必要な人数を加味しているから。
したがって一概にいくらと断言できません。料金の目安を知りたい人は、こちらから料金表をご覧ください。

生前整理もかねて実家のゴミを片付けよう

実家の片付けは、親が元気なうちにやっておくと後が楽になります。
認知症になったり、その他の病気にかかったりして話し合いができなくなるかもしれません。生前整理を兼ねて、今のうちに進めておきましょう。

お片付け24時は、ゴミ屋敷に特化した清掃会社です。他社に相談して断られてしまった経験がある人でもご安心ください。即日または当日に粗大ゴミを処分したいといったご要望にもお応えします。
さらに業界初となる現金分割払いや後払いの制度を採用しており、現時点で支払いに不安がある人でも依頼可能。クレジットカードがなくても大丈夫ですよ。
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