お片付け24時片付けコラム

2022.10.28

捨てたいのに捨てられない! 断捨離初心者のための「取捨選択」の心得

そもそも片付けは苦手。忙しいからとつい後回しにするうちに、気づけば物が山積みになった汚部屋で暮らしていた!お片付け24時は、そんな「どうにかしなきゃ」というリアルな悩みにこたえるべく、その方の状況に合ったお片付けプランや費用見積りを提案してきました。

今回は服飾品、趣味のグッズ、書籍、DVD……等々、とにかく持ち物が多い方からよく聞かれる「断捨離したい!」という願望について考えてみます。ただし、言葉は知っていても、方法などはよくわからない……。
片付けを避けてきた方には、そんな断捨離初心者が多いようです。まずは初心者にありがちなNG例から、断捨離がうまくいく秘訣を探ってみましょう。

いざと意気込んで、挫折する初心者は少なくない

断捨離は一般的に「ため込んだ物を思いきって捨てること」と考えられ、「断捨離する」といった片付け行動としてもおなじみになっています。

捨てて、捨てまくって、空間も気分もスッキリ爽快!!

そんな激変をイメージして、特に年末の大掃除や引っ越し前など、心機一転といったタイミングで、いざと意気込む人が多いようです。

せっかくなら、とことん身の回りを整えて、ライフスタイルから変えたい!

断捨離願望とは、そうした決意の表れかもしれません。

 

ところが、片付けを避けてきた人にほど、断捨離はハードルが高め。

物が多いうえに雑然としていて、取捨選択に時間と手間、つまり根気がいるのです。

結局、大して捨てられずに諦めたという話もよく聞きます。

特にこんな口ぐせが多い人は用心を。

物を捨てられないタイプといえます。

捨てられないワード① 「もったいない」

物を捨てる=粗末にしているようで、気がとがめるパターン。

あるいは、実際に価格が高かったので捨てるのが惜しい。

捨てられないワード② 「いざというときに困る」「持っていて損はない」

わかりやすくいえば、日用品の買い置きやスペアを切らさないタイプ。

持たない不安や心配から、場所を取ってもとりあえず持っていたいと考える。

「余分」=「余裕」生活の豊かさに結び付けやすいことも、捨てられない要因に。

捨てられないワード③ 「いつか使う」「痩せたら着る」

過去の経験を重視し、見たくない現実はちゃっかりスルー。

現実的な要不要よりも、過去の思い出や武勇伝などを大切にするロマンチストでも。

 

断捨離願望はあるのに、いざとなると捨てられないジレンマ……。

心当たりがありませんか?

 

捨てるのが難しいからこそ「取捨選択」のルールが必要に

では「捨てられない人」は、断捨離には向かない?

そんなことはありません。

むしろ、断捨離のブームは、そうした人たちから火が付いたといえるでしょう。

断捨離で肝心なのは「もったいない」などの“捨てられない気持ち”を打ち消すことではありません。

初心者でも迷わず、ブレずに、必要な物を取捨選択できることが大切です。

始める前に知っておきたい、3つのコツをご紹介します。

 

取捨選択のコツ① 「今」を基準に選ぶ

過去や未来よりも、大切なのは「今」

今の自分に本当に必要? 今も似合う? 今も手元に置きたいほど好き?

「今」に意識を集中させ、自分に問いかけながら持ち物を絞り込む。

 

取捨選択のコツ② 不用なら「手放す(離す)」 

断捨離では物を処分することを「捨てる」ではなく「手放す(離す)」と表現する。

思い出深い物、人からの贈り物などは「ありがとう、さようなら」と感謝を口にしながら手放すもよし。

もったいないなら、昨今増えたリユースの場を利用しても。

 

取捨選択のコツ③ 「自分」を軸に考える

人がどう思うか、常識的にどうかなど、周囲を気にして葛藤しないこと。

自分自身と向き合って、要不要、好き嫌いをジャッジする(家族共用などは別)。

 

例えば、衣装持ちの人が断捨離をして、今の自分に似合うスタイルを追求するうちに、ギュウギュウだったクローゼットが、半分どころかガラガラになっていたというストイックな事例も。

知らないうちに、不用な物、好きとはいえない物に、貴重なプライベート空間を占領されているかもしれません。

断捨離のルールは、冷静になってそう気づくきっかけにもなるはずです。

 

まずは小さな範囲で自主トレーニングを

片付けが苦手な人のなかには、片付けらない自分を責めたり、汚部屋を隠そうと無意識に人付き合いを避けてしまうケースも少なくありません。

そうした人の断捨離願望は、まさしく自分自身の変化の兆し

物をため込むほどハードルは高くなりますが、それでも挑戦してみる価値はあるはずです。

願望のスケールは大きくても、まずは小さな範囲で“自主トレ”してみるのがおすすめです。

例えば、クローゼットでも、もっといえば、引き出しひとつでもOK。

取捨選択のコツを踏まえ、まずは持ち物を減らす大変さと快感を経験してみましょう。

空間がスッキリ片付くだけではありません。

経験者から聞かれる思いがけないメリットも、断捨離ならではの特長でしょう。

 

意外なメリット①

物を捨てることは、体力的にもしんどい。

身をもって知ると、気安く物を買わなくなり、ムダ使いが減った

意外なメリット②

取捨選択をくり返し、日用品ひとつも好きな物だけを残した。

結果、いつもお気に入りに囲まれ、日常生活の充実感が増した

 

意外なメリット③

物を持たないことで、選ぶ自由が増えて解放的な気分に。

 

意外なメリット④

何より、物が少ないと片付けも掃除もラク

動線も確保しやすくて、家事効率がぐんとよくなった。

 

意外なメリット⑤

結果的に自分がどう暮らしたかったのか、何が大事なのかなど、忘れていたいわゆる“自分探し”もできた。

断捨離のお手伝いならお片付け24時へ

もちろん、こうした声に「なるほど」と納得できるのは、やはり片付け後のスッキリとした空間を目の当たりにしてからでしょう。

例えば、自力では無理のある状況や範囲であれば、先に断捨離したい物のリストをご自身で作り、実作業は私たちのような片付けのプロの手を借りても。

当日は迷う間もなく終わってしまうため、かえって潔く捨てられるという声もよく耳にします。

片付けが苦手な人こそ「断捨離したい!」と思い立ったら、片付けのチャンス到来です。

願望が消えないうちに、行動に移しましょう!

お片付け24時では、これまでに多くの不用品回収、ゴミ屋敷や汚部屋の清掃など、片付けについてのご相談やご依頼を頂いております。東京・千葉・埼玉・神奈川周辺で片付けについてお困り、お悩みの際は、お気軽にご相談ください。

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