お片付け24時片付けコラム

2022.9.29

一軒家の片付けはいくらかかる?費用相場と業者選びのポイントを解説

「親が亡くなり、実家を片付けたいけど・・・」
「実家は広いし、片付ける時間も人手もない」
「業者に頼むといくらかかるんだろう?」

このようなお悩みを抱えていませんか?

一軒家を片付けたいけれど、時間も人手もなくて困っているという人は少なくありません。特に、働き盛りで休日も忙しく実家が遠い場合、空き家を放置してしまっているケースも珍しくはないでしょう。

今回は、そんな一軒家の片付けで困っている人に向けて、片付け費用の相場と業者選びのポイントを解説します。

「片付け」には3種類ある

一軒家の片付けは、家の状態と目的によって大きく3種類に分けられます。
家の片付けを請け負っている業者はとても多く、作業範囲もさまざまです。

片付けをどのような目的で行うのかを知っておくことで、サービス内容を確認したりオプションを比較したりしやすくなります。

・遺品整理、生前整理
・不用品回収、処分
・ゴミ屋敷片付け、清掃

それでは、ひとつずつ確認していきましょう。

遺品整理・生前整理

遺品整理とは、亡くなった人が使っていた物やお部屋を整理することです。身内が亡くなった後、遺族がしなければならない仕事は意外と多いことを知っていますか。

葬儀や事務手続きなどたくさんあるなかでも、遺品整理は高齢化と核家族化が進む近年、徐々に注目されてきています。故人が大事にしていた物や思い出を整理することで改めて故人を偲び、別れを告げられるでしょう。

遺品整理に対して、生きている間に自分の身の回りを整理することを生前整理と言います。介護や保険、葬儀やお墓などのことを改めて考え、計画する「終活」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

「子どもに迷惑をかけたくない」「自分が元気なうちに片付けておきたい」といったまだまだアクティブなシニア世代に広まっています。遺品整理も生前整理も、専門業者に依頼する金額に大差はありません。事前に見積もりを取り、じっくり比較検討することが重要です。

不用品回収・処分

「断捨離」や「ミニマリスト」、「シンプルな暮らし」といったワードはSNSやネットでよく見かけますよね。コロナ禍のステイホームも相まって、必要以上に物を持たないことが良しとされる風潮により不用品を処分する人は増えています。

家電の買い替えやお部屋の模様替えによって出た粗大ゴミをはじめ、急な引っ越しで家具をすべて処分したいなど不用品回収は生活のいろいろな場面で必要とされています。身近な回収方法として、自治体やリサイクルショップを利用する方法がありますが早く手軽に済ませたい場合は専門の回収業者に依頼するのが最適です。

煩わしい手続きがなくすべてお任せできる上、不用品の状態によっては買取にも応じてくれるなどメリットもあります。

ゴミ屋敷片付け・清掃

高齢化社会のなかで問題視されているのが、ゴミ屋敷です。さらにここ数年は、コロナ禍の巣ごもりにより高齢者だけでなく若年層が抱えるゴミ屋敷にも注目が集まってきています。

ゴミ屋敷を自力で片付けるのは、簡単ではありません。ゴミの種類と量、お部屋の状態にもよりますがゴミの搬出や処分、お部屋の清掃と消毒などをすべて一人で行うのは不可能に近いといえます。

ゴミ屋敷の片付けは多くの場合、ゴミを処分しただけでは原状回復できません。お部屋が汚れ虫も発生している場合、床・クロスの総張り替えや害虫駆除といった作業が必要となります。すると当然、その分の人員と費用がかかってくるのです。

時間もお金もかかるゴミ屋敷の片付けは、専門業者に依頼するのが最善策です。特に清掃面では臭いや汚れをプロが丁寧に落としてくれるので、まかせてよかったと実感できることでしょう。

費用はお部屋の広さとゴミの量で決まる

「片付けは自分でできる」「時間をかければ片付く」と、お金を払って業者に依頼することをためらう人もいるでしょう。

しかし、粗大ゴミの運搬や処分、汚れたお部屋の清掃など一軒家の片付けは想像以上に重労働です。一人でやるとなると、数日では終わらない場合もあります。また、想定外の出費がかさみ、片付けを断念してしまうケースも珍しくありません。

そんなときは、思い切って専門の業者に依頼したほうが時間もお金もかからずお得です。一軒家の片付けにかかる費用は、お部屋の広さとゴミの量によって変わります。

たとえば同じ3LDKの家でも、粗大ごみだけの回収と床が見えないほどのゴミの処分+清掃では、必要な人員やトラックなどで費用に差が出るのは当然といえるでしょう。

一軒家の片付け費用の相場を一覧にまとめました。

遺品整理・生前整理 不用品回収・処分 ゴミ屋敷片付け・清掃
1K / 1R 30,000円~80,000円 30,000円~50,000円 35,000円~
1DK / 1LDK 50,000円~200,000円 50,000円~100,000円 55,000円~80,000円
2DK / 2LDK 90,000円~250,000円 120,000円~150,000円 100,000円~140,000円
3DK / 3LDK 150,000円~400,000円 170,000円~200,000円 160,000円~200,000円
4LDK以上 200,000円~ 220,000円~ 220,000円~

 

平均的な一軒家で多く見られる間取りは3LDK~4LDKです。料金の幅は広いですが、150,000円~200,000円前後を想定しておくとよいでしょう。処分する物が多い場合は、それ以上かかることもあります。

また、立地や周辺の環境で作業量や必要な人員が変わり、料金に差が出ることもあるため注意しておきましょう。業者によって条件やオプションなど細かい部分に違いがあるので、必ず複数の業者から事前に見積もりを取るのがおすすめです。

業者選びで気をつけたい3つのポイント

一軒家の片付けを業者に依頼するときには、気をつけたいポイントが3つあります。下記3つを意識して複数の業者から見積もりを取り、予算と条件の合った業者を探しましょう。

・「一般廃棄物収集運搬業許可」を持っている
・料金体系と見積書がわかりやすい
・電話やメールの対応、接客態度が丁寧

一般家庭から出た不要家電や粗大ごみの回収には、「一般廃棄物処理業許可」が必要です。なかには無許可で回収を行っている業者もあるため、楽だから簡単に引き取ってもらえるからといって利用しないようにしましょう。

「産業廃棄物処理業許可」や「古物商許可」では、家庭ゴミの回収は認められていないので注意してください。ホームページがなかったり、料金がわかりにくかったりする業者はあまりおすすめできません。想定外の追加料金やオプションが発生してしまう恐れもあるので、料金は念入りに調べることが大切です。

料金に関する水掛け論に備えて、見積書は書面で発行してもらいましょう。電話やメールの返事が極端に遅かったり、接客態度がよくなかったりといった業者も避けたほうが無難です。人柄もしっかりと見ておくことで、後々のトラブル回避にもつながります。

まとめ

一軒家の片付けで困っている人に向けて、片付け費用の相場と業者選びのポイントを解説しました。一軒家の片付けには、遺品整理や不用品回収、ゴミ屋敷清掃などさまざまな種類があります。自分がどのような依頼をしたいのかによって、適した業者は異なります。

片付けるお部屋の広さやゴミの量によって費用は大きく変わるため、必ず複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。業者選びの際には、「一般廃棄物収集運搬業許可」と明確な見積書、接客態度を意識してチェックするとよいでしょう。

東京・神奈川・埼玉・千葉など、関東地域で一軒家の片付けに悩んだら、まずはお片付け24時に相談してみてはいかがでしょうか。

 

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