捨て活で汚部屋から脱出したと思ったのに、すぐに戻ってしまった。そのような人は、自分の汚部屋レベルに合わない捨て活をしている可能性があります。

お片付け24時では「汚部屋をどうにかしたい」「自分ではもう片付けられない」といったご相談や、汚部屋を自力で片付けた方からの不用品回収や粗大ゴミ処分のご依頼を頂戴してきました。

その経験から、捨て活を成功させるには汚部屋レベルに合わせた対策が必要だとわかりました。今回はあなたの汚部屋レベルをチェックをしながら、それぞれに合わせた捨て活の方法をご紹介します。

汚部屋レベルに合わせた捨て活が成功の鍵！

汚部屋レベルに合わせた対策をしないと、せっかく捨て活をがんばっても挫折してしまったり、リバウンドしてしまったりする可能性があります。それぞれのレベルに合わせて正しい捨て活に取り組みましょう！

そのためにも、まずは自分の汚部屋レベルを知ることが大切です。自分の部屋を冷静にチェックして、レベルを確認してください。

汚部屋レベル1・片付ければ部屋に人を呼べる

かなり散らかっているものの、集中して片付けをすれば部屋に人を招待できる程度の場合です。

• ゴミはゴミ箱に入っている
• 床がある程度は見えていて部屋の中を歩くスペースがある
• なにが散らかっているのか見ればわかる

レベル1の状態ならば、収納すべきものを片付けて、ゴミをまとめて捨てるなどを休日など集中して1日かければある程度キレイな状態の部屋に戻ります。

台所や風呂などの水場に汚れが溜まっていることもありますが、これも掃除すれば元の状態にできるでしょう。

汚部屋レベル1の人におすすめの捨て活

このタイプの人は「あとで片付ければいいか」という具合に、ものを出しっぱなしにしてしまいがちです。そのため、ひどい汚部屋にはならなくとも、常に散らかった状態が平常となってしまうことも。

レベル1の人は「日曜日は捨て活の日」など決めて取り組むとうまくいきます。また、SNSを利用して、捨て活報告をするなどイベント的要素を盛り込んで楽しみながら取り組むと続けやすいでしょう。

汚部屋レベル2・ものが溢れて床が見えない/ものが邪魔でドアや引き出しが開かない

床やベッドの上にものが散乱していたり、床に置いたものをどかさないとドアや引き出しが開かなくなっていたりする場合は、やや心配なレベル2です。

• 冬に夏の服が出しっぱなしになっているなど季節感がない
• ベッドの上のものが邪魔で万年床
• 洗っていない食器が流しに置きっぱなし
• 必要なものがすぐに見つからない
• 前回、部屋の掃除をいつしたのか覚えていない

心あたりがある人は要注意です。

今はまだ、数日集中して片付ければキレイになりますが、油断すると汚部屋まっしぐらになってしまう可能性が大きな状態といえるでしょう。

汚部屋レベル2の人におすすめの捨て活

「今日は水場」「今日はベッドの上」など場所を決めて集中的に捨て活します。

本来は、処分するか残すかを選別する時には、すべてのものを出して見えるようにしてから仕分けていくのが理想です。しかしこの状態の時には、どこになにがあるかわからないため、すべてを集めるのが難しいのです。

例えば、Tシャツを選別しようと思っても、脱衣所やベッドの上、床の上など、どこを探せばすべてのTシャツが集められるのかわからないといった具合でしょう。

そのため、その日の捨て活エリアを決めて、その範囲にあるものを処分するのか残すのかを選別、正しい収納場所へ納めます。収納場所が片付いていない人は、まずはそこから始めるとよいでしょう。

また、このレベルの人に多いのは、つい衝動買いしてしまうタイプ。これでは、一度片付けてもすぐにものが増えてしまいます。洋服や小物など、魅力的に感じるとすぐに買いたくなってしまう人は要注意です。

身に付けた時だけでなく、どこに収納するのかを考えてから購入するようにします。また、ヌイグルミやオブジェなども「かわいい！」とすぐに買うのではなく、部屋にあるものとの相性や飾るスペースを頭の中で想像してから購入するようにしてください。

できるなら、一度帰って部屋の中で欲しいものをどこに収納するかを考えてから購入するか、新しくなにかを買う時は今あるものを一つ捨てるというルールをつくりましょう。

汚部屋レベル3・ゴミと必要なものが一緒に散乱し異臭がする

ゴミ出しをせずにずっと家の中に置きっぱなしにしていたり、飲みかけのペットボトルや食べ終わったお菓子の袋などをそのままにしていたりすると、部屋の中が必要なものとゴミの区別なく散乱してしまいます。

この状態になると、ゴミから異臭がする・カビや害虫が発生するなどにより、健康被害も懸念されます。なるべく早く対処することが大切です。

汚部屋レベル3の人におすすめの捨て活

このレベルまでくると、自分だけで部屋をキレイな状態にするのは難しいでしょう。個人では手に負えなくなった汚部屋は、まずはプロの手を借りて片付けるようにしてください。

清掃後の部屋のクリーニング、ゴミの分別や不用品の回収などにも対応してくれる場合が多く、その日のうちにスッキリとした部屋が手にはいります。その際、処分するかどうか迷うものは保留にし、収納してもらってもよいでしょう。

このキレイな状態をキープしつつ、保留にしたものを捨て活で減らしてゆき、最終的には無駄なもののない片付けしやすい部屋にすると考えてください。

捨て活で汚部屋を卒業するならお片付け24時へ

捨て活は一度やったら終わりではなく、習慣にしてこそ意味があるもの。無駄なものをため込まずにストレスなく暮らしていくためにも、まずは自分が気持ちよく暮らせる部屋の状態をつくることがスタートラインです。

手放すと決めたものをゴミの収集日まで部屋に置いておくと、視界に入ってしまいせっかくのやる気もダウンしてしまいます。捨て活の目的は「自分にとって必要がないもの」を家の外に出し、生活空間にあるものを少なく軽くすることです。

片付けのテンションをキープするためにも、リサイクル業者に持ち込んだり、回収業者に依頼したりなどし、その日のうちに心地よい空間を手に入れるのがオススメです。汚部屋レベルに合わせた捨て活で、スッキリとした毎日に生まれ変わりましょう！

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