お片付け24時片付けコラム

2024.1.26

【必見!】生活保護世帯のゴミ屋敷|片付け費用と家財処分料が出る条件とは

「家をゴミ屋敷にしてしまったけれど、体調が悪くて生活保護を受けているから片付けられない」
「生活保護を受けている人が入院する時、補助が出るって聞いたけどどうすればいいの?」
厚生労働省によると、令和5年4月時点で生活保護を受けているのは164万世帯に上ります。
財産などはなくても生活をしている限りゴミは出ますから、高齢者や病気などの人には片付けも一苦労ということもあるでしょう。
今回は生活保護の受給者が家をゴミ屋敷にしてしまった場合、片付け費用はいくらくらいかかるのかご説明します。
また、生活保護世帯で受けられる補助金についても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ゴミ屋敷の片付け費用はいくらかかる?

費用のイメージ

ここでは一般的なゴミ屋敷の片付け費用についてご説明します。

ゴミ屋敷の片付け費用の相場

業者に依頼した場合の費用の相場は以下の表のようになっています(お片付け24時の料金表より抜粋)。

部屋の広さ 作業員数 費用の目安
1K・1R 1名 33,000円~
1DK 2名 53,000円~
1LDK 3名 68,000円~
2DK 3名 100,000円~
2LDK 4名 120,000円~

片付け費用は、部屋の広さ・ゴミの量・部屋数・作業員数などで決まってきます。
ゴミが多ければ料金も上がりますし、トイレや風呂場などの清掃などは別料金になるのが一般的です。
依頼する業者によっても料金に差がありますので、上記の費用はあくまで目安と考えてください。

ゴミ屋敷の片付け費用が高くなる場合

上の表で費用の目安をご紹介しましたが、これ以上に料金が高くなることも当然あります。
例えば以下のような場合が挙げられます。

  • 壁や床にカビやシミが広がっている
  • ゴキブリなどの害虫が住み着いている
  • 臭いが染みついている

このような状態では、通常の片付け以外に「ハウスクリーニング」「害虫駆除」「臭い除去のための特殊清掃」などが必要になります。
これらは全て別料金になるため、費用が高くなってしまうのです。

片付け費用が払えない場合はどうしたらいいか

生活保護を受給している人にとって、片付け費用は決して安いものではありません。
その場合、業者に交渉して分割払いにしてもらうか、最初から分割払いが可能な業者に依頼するといいでしょう。
ただし、条件に当てはまれば「一時扶助」が受けられることがあります。

生活保護世帯のゴミ屋敷の片付けに補助は出る?

補助金のイメージ

生活保護を受けている人が家をゴミ屋敷にしてしまった場合、補助は出るのでしょうか?
引越しをする場合の退去費用についても解説します。

ゴミ屋敷の片付けに生活保護からの補助は出ない

生活保護は「必要最低限度の生活を保障」するために支給されるものです。
住居に関するものは「住宅扶助(じゅうたくふじょ)」という名前で支給されていますが、それは家賃や敷金・礼金、更新料に充てられるべきものです。

家をゴミ屋敷にしてしまったことは、受給者の「故意・過失・注意違反」によるものであるため、生活保護の理念からは外れていると考えられます。
そのため、基本的にゴミ屋敷の片付けに生活保護制度からの補助は出ません

しかし例外として、本人が認知症などのため自分で片付けができない場合は「住環境の改善」という名目で補助が出ることがあります。
また、ゴミ屋敷条例がある自治体ではサポートが受けられる場合がありますので、詳しくは自治体のホームページを確認するかケースワーカーに相談してみてください。

家を退去するときの原状回復費用はどうするのか

生活保護を受けている人がゴミ屋敷を退去する時には一時扶助として補助が出ることがあります
ただし、一定の条件を満たす場合に限られます(内容は次章で詳しく解説します)。
補助が受けられない場合は、部屋を家主がゴミ屋敷を片付けることになると、その費用は基本的に敷金から差し引かれます。

もし、敷金以上に費用がかかった場合は、家族や親族・連帯保証人に支払いをしてもらうことになります。
中には家族がおらず、連帯保証人が亡くなっている場合などもありますが、その場合は大家や管理会社が肩代わりすることになっています。

生活保護制度でのゴミ屋敷の片付け補助

不用品の回収

生活保護法には一時扶助に関して具体的な記載はありませんが、国の指針により支給の可否を自治体が決定しています。
この一時扶助のうち、ゴミ屋敷の片付けに関する補助は「家財処分料」です。
また、関連して「家財保管料」が支給されることもあります。

家財処分料

家財処分料は、住んでいる家を入院や施設への入居などで長期間(6ヶ月以上)空けることになった時、家財を処分するために支給されるものです。
支給には以下のすべてに該当する必要があります。

  • 単身者であり、賃貸物件で生活している
  • 病院・介護老人保健施設・職業能力開発校・社会福祉施設などに6ヶ月以上入院・入所している、もしくはする見込みがある
  • 入院・入所のために賃貸物件を退去する

この条件には例外があり、以下のような場合にも支給されることがあります。

  • 夫婦で一緒に病院・施設等に入院・入所する場合
  • 母子家庭で母親が入院し、子供が児童保護施設に入所する場合

生活保護の住宅扶助は、住居を6ヶ月以上空ける場合には支給されない仕組みになっています。
ですので、例えば3ヵ月の予定で入院したのに、入院が長引いて6ヶ月を超えてしまった場合などは住宅扶助が打ち切られて、代わりに家財処分料が支払われます。
家財処分料は住宅扶助が受けられなくなると支給される補助金です

家財保管料

家財保管料は、入院や入所のため家を退去する時、一時的に家財を預けるために支給されます。
これは親族など、家財を預かってくれる人が誰もいないことが条件になります。
支給期間は1年間です。

例えば、10ヶ月の予定で入院することになった時、6ヶ月を超えるため借りていた部屋は退去しなければなりません。
しかし、10か月後にはまた違う部屋を借りることになりますから、使っていた家財を預けておけば新たに買わなくて済みます。
家財保管料は、所有している家財をそのまま使ってもらうための制度なのです。

家財保管料は入院や入所が6ヶ月を超えてしまい、家を退去しなければならなくなった場合でも、1年以内であれば支給されます。
また、入院・入所後に生活保護を受けることになった場合にも適用されます。
他にも、入院や入所が1年を超える場合や、入所を伴う職業訓練などを複数年にわたって行う場合には期間が延長されることもあります。

家財処分料を受けるには

家財処分申請書

ここでは実際に家財処分料を受けるための申請の流れをご説明します。

①申請書を入手する

最初に、家財処分の申請書を入手しておきます。
申請書は自治体の役所や福祉事務所に置いてあります。
自分で取りに行けない・よくわからないという場合はケースワーカーに依頼するといいでしょう。
ケースワーカーは手続きのすべてを代理で行うことができます

②業者から見積もりを取る

申請書には業者の見積もりを添付する必要があります。
この時、原則として3社以上から見積もりを取らなければなりません
業者に見積もりを出してもらう時は「生活保護の家財処分のため」と伝えた方がいいでしょう。
中には家財処分による片付けの経験がない業者もいるからです。

③申請書を自治体に提出する

業者から取った見積もりをすべて添付して、申請書を提出します。
自治体は申請に基づき、家財処分料を出すかどうか判断します。
場合によっては申請が通らないこともあるので、その点だけは注意が必要です。

④片付け作業と費用の支払い

申請が通ると、申請者に対して承認通知が届きますので、業者に依頼して片付けを行ってもらいます。
基本的には最も費用の安い業者に依頼されることになります。
自治体によって異なりますが、片付け費用は業者に直接支払われることが多いようです。
これは本人に渡してしまうと別の目的で使われてしまうことがあるからです。

生活保護受給者が死亡した場合の家財処分料

空のベッド

もし、生活保護を受けている人が亡くなってしまった場合、部屋の片付けはどうすればいいのでしょうか。

生活保護受給者が死亡すると家財処分料は支給されない

生活保護は「最低限の生活を営むため」に支給されるものです。
ですので、生活保護を受けている人が死亡した場合や遺品整理にも家財処分料は支給されないと考えた方がいいでしょう
ですので、少々不謹慎ではありますが、その人が病院などで亡くなりそうになったとき、急いで家財処分料を請求する場合もあるようです。

受給者が自宅で亡くなった場合は親族・連帯保証人・大家や管理会社が片付け費用を負担することになります。
しかし、中には死亡した場合も家財処分料を申請できると規定している自治体も存在します。
例えば東京都練馬区の「練馬区被保護者等に対する家財処分費給付要綱」にはその旨の記載があります。
お住いの自治体で支給されるかどうかはケースワーカーに確認してみてください。

生活保護受給者の遺産は相続の対象になる

生活保護を受けていた人が亡くなった場合、その遺産(負の遺産も含む)は相続の対象になります。
亡くなった人に家賃の滞納・借金・多額の原状回復費用などがあった場合、相続放棄をしないと支払いの義務を負うことになってしまいます

相続放棄の期限は「相続の開始を知った日から3ヵ月以内」と決まっています。
ですので、「その人が亡くなったことを知らなかった」「自分が相続人であることを知らなかった」「亡くなった人に相続する財産(負の財産も含む)があることを知らなかった」という場合は、知った日から3ヵ月以内に手続きを行いましょう。
それが10年後であっても相続放棄は可能です。

ゴミ屋敷の片付け費用を安くするには

ケースワーカー

家財処分料の支給に該当しない場合は、自分で片付けをしなければなりません。
ここでは片付け費用を安くする方法をご紹介します。

事前にできる範囲で片付けを行う

業者に依頼する前に、できる範囲で不用品を処分しておくという方法があります。
生活保護を受けている場合、粗大ゴミの回収が無料になります。

ゴミ屋敷条例で補助が出るか確認する

自治体にゴミ屋敷条例がある場合、補助金が出たりボランティアが片付けを手伝ってくれたりする場合があります。
使えるものがないか、ケースワーカーに相談してみてください。

複数社から見積もりを取る

ゴミ屋敷の片付け費用は、業者によって大きく差があります。
費用を抑えたい場合は、複数の業者から見積もりを取って比較・検討することが大切です。
特に、「何にいくらかかっているのか」「必要なサービスが含まれているか」「後から追加料金を取られることがないか」と行ったことをしっかり確認して下さい。
見積もりを出さない・「作業一式」などと詳細がない業者は避けた方がいいでしょう。

より詳しい方法についてはこちらも参考にしてください。
ゴミ屋敷の片付け費用ガイド|アパート・マンション・一軒家の料金を一挙紹介!

頭金なしの分割払いが可能な「お片付け24時」に無料相談してみよう

お片付け24時

お片付け24時なら、年中無休・24時間対応で思い立ったらすぐに依頼できます。
お問い合わせいただいたその日に片付けを行うことも可能です。

一括払いが厳しいという方は、現金の分割払いや後払い制度をご利用ください
クレジットカードがなくてもお支払いが可能で頭金も不要です。

見積りやご相談は無料で行っております。キャンセル料もかかりませんのでぜひお気軽にご相談ください。

作業実績:施設入居にともなうアパートの片付け

ご依頼いただいたお客様にはアパートで一人暮らしをしている叔父様がおり、認知症がひどくなったため施設への入居が決まったそうです。
アパートを退去するために家財道具を全て片付ける必要がありましたが、認知症で部屋はゴミ屋敷状態。
初めて見たゴミ屋敷に大変困惑したとのことでした。
できるだけ短時間で片付けをしてもらいたかったため、お片付け24時にご依頼くださったそうです。

問い合わせのあったその日の夕方に伺って見積もりを提示。
料金は頭金なしの後払いでのお支払いとなりました。

詳しくはこちらからご覧ください。
【千葉県市川市】高齢者一人暮らしの2DKアパートでのゴミ屋敷清掃・片付け

まとめ:生活保護世帯のゴミ屋敷は酷くなる前に片付けを

生活保護を受けている世帯では、ゴミ屋敷の片付けを依頼することも大変です。
条件に当てはまらなくて補助が出ないことも考えられますので、ひどい状態になる前にケースワーカーなどに相談しましょう。
ゴミ屋敷条例があれば、補助金が出ることもありますが、出なくてもボランティアが手伝ってくれることもあります。
また、条例がなくても何かしらのサポートがある場合もあるかもしれません。

ゴミの量が増えるほど片付け費用は高くなりますし、ゴミ屋敷で暮らすことによるデメリットも増えてきます。
なるべく早く解決することを考えることが大切です。

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